「木花姫命」の版間の差分

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「木花姫命様は三十三相に身を現じ盗人を改心させようと思へば自分から盗人になつて、一緒に働いて見て「オイ、盗人と云ふものは随分世間の狭いものの怖ろしいものだ。斯んな詮らない事は止めて天下晴れての正業に就かうぢやないか」と云つて、盗人を改心させなさると云ふことだ。酒飲みを改心させるには、自分も一緒に酒を飲み、賭博打を改心させるには自分も賭博打ちになつて、さうして改心させるのが神様の御経綸だ」〔{{rm|21|4|砂利喰}}の[[玉治別]]のセリフ〕
「木花姫命様は三十三相に身を現じ盗人を改心させようと思へば自分から盗人になつて、一緒に働いて見て「オイ、盗人と云ふものは随分世間の狭いものの怖ろしいものだ。斯んな詮らない事は止めて天下晴れての正業に就かうぢやないか」と云つて、盗人を改心させなさると云ふことだ。酒飲みを改心させるには、自分も一緒に酒を飲み、賭博打を改心させるには自分も賭博打ちになつて、さうして改心させるのが神様の御経綸だ」〔{{rm|21|4|砂利喰}}の[[玉治別]]のセリフ〕


「三十三相」とは、仏教の「三十二相」<ref>仏教で「三十二相」とは、仏が備えている32種類の外見的特徴のこと。{{kb|三十二相}}、<wp>三十二相八十種好</wp></ref>や「三十三観音」<ref>仏教で、観世音菩薩(観音)は衆生を救うため33種類の姿に変じて現れる。その姿を「三十三観音」と呼ぶ。{{kb|三十三観音}}、<wp>観音菩薩</wp></ref>から発想した造語だと思われる<ref>{{rm|6|47|仁王と観音}}:「今度は三十三相揃うた大慈大悲の観世音菩薩だ」</ref>。[[33]]は[[瑞の身魂]]を現す数字である。
「三十三相」とは、仏教の「三十二相」<ref>仏教で「三十二相」とは、仏が備えている32種類の外見的特徴のこと。{{kb|三十二相}}、{{wp|三十二相八十種好}}</ref>や「三十三観音」<ref>仏教で、観世音菩薩(観音)は衆生を救うため33種類の姿に変じて現れる。その姿を「三十三観音」と呼ぶ。{{kb|三十三観音}}、{{wp|観音菩薩}}</ref>から発想した造語だと思われる<ref>{{rm|6|47|仁王と観音}}:「今度は三十三相揃うた大慈大悲の観世音菩薩だ」</ref>。[[33]]は[[瑞の身魂]]を現す数字である。


「三十二相」<ref>{{rm|64b|12|開狂式}}:「三十二相又三相 具備し給へる木の花の」</ref>や「三十四相」<ref>{{rm09|15|0003|総説歌}}:「妙音菩薩の神力と 並びて尊き観自在 三十三相また四相」、{{rm09|19|0003|総説 三十三魂}}:「三十三相の木花の 咲耶の姫の三十四相 具足し玉ふ妙音菩薩」、{{rm|19|17|言霊車}}:「月照彦の肉の宮 言霊開く観自在 三十三相また四相 妙音菩薩の神力を」</ref>と表現されている場合もある。
「三十二相」<ref>{{rm|64b|12|開狂式}}:「三十二相又三相 具備し給へる木の花の」</ref>や「三十四相」<ref>{{rm09|15|0003|総説歌}}:「妙音菩薩の神力と 並びて尊き観自在 三十三相また四相」、{{rm09|19|0003|総説 三十三魂}}:「三十三相の木花の 咲耶の姫の三十四相 具足し玉ふ妙音菩薩」、{{rm|19|17|言霊車}}:「月照彦の肉の宮 言霊開く観自在 三十三相また四相 妙音菩薩の神力を」</ref>と表現されている場合もある。
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* {{os|155|大正7年旧10月29日}}:「出口直の御魂は木花咲耶姫殿の宿りた身魂の三代直霊に憑りて」
* {{os|155|大正7年旧10月29日}}:「出口直の御魂は木花咲耶姫殿の宿りた身魂の三代直霊に憑りて」


[[彦火々出見命]]が木花咲耶姫と共に活動するとされる。霊界物語には彦火々出見命は登場しない。<ref>彦火々出見命は日本神話では、天孫ニニギの二番目の子で、山幸・ホオリのことである。また、神武天皇の諡でもある。{{kb|彦火火出見尊}}、<wp>ホオリ</wp><wp>神武天皇</wp></ref>
[[彦火々出見命]]が木花咲耶姫と共に活動するとされる。霊界物語には彦火々出見命は登場しない。<ref>彦火々出見命は日本神話では、天孫ニニギの二番目の子で、山幸・ホオリのことである。また、神武天皇の諡でもある。{{kb|彦火火出見尊}}、{{wp|ホオリ}}{{wp|神武天皇}}</ref>
* {{is|30|大正8年4月13日}}:「木花咲耶姫命の御魂は日出乃神と現はれて立派な神代を建る御役なり、彦火々出見命は木花咲耶姫命に引添ふて日出の神の御手伝を成さるので在るぞよ」
* {{is|30|大正8年4月13日}}:「木花咲耶姫命の御魂は日出乃神と現はれて立派な神代を建る御役なり、彦火々出見命は木花咲耶姫命に引添ふて日出の神の御手伝を成さるので在るぞよ」


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* [http://www.fuji-hongu.or.jp/sengen/history/index.html 富士山本宮浅間大社の公式サイト内にある「御由緒」]
* [http://www.fuji-hongu.or.jp/sengen/history/index.html 富士山本宮浅間大社の公式サイト内にある「御由緒」]
* {{kb|木花開耶姫}}
* {{kb|木花開耶姫}}
* <wp>コノハナノサクヤビメ</wp>
* {{wp|コノハナノサクヤビメ}}
* {{kbwp|浅間神社}}
* {{kbwp|浅間神社}}
* <wp>富士信仰</wp>
* {{wp|富士信仰}}


== 脚注 ==
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