高砂島

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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高砂島(たかさごじま)は、霊界物語に登場する島。複数ある。

  1. 太古の台湾のこと。 →「台湾島」を見よ
  2. 太古の南米大陸のこと。(本項で解説)
  3. 太古の日本のこと。特に第64巻上第1~10章で日本が高砂島と呼ばれている[1]。【用例】「何処ともなしに凛々しい東洋人らしき宣伝使は、高砂島から派遣されて数十日間の海洋を渡り(略)ブラバーサと云ふ紳士なり」[2]

本項では南米大陸としての高砂島について解説する。


概要

高砂島にある国

この他に、高砂島と常世国の間に「間の国」(パナマに相応)がある。[4]

国名の表記について

高砂島にある各国の国名及び首都名は、漢字表記とカタカナ表記に大別されるが、その使用回数などを考慮して、代表表記を次のように、巴留だけ漢字で、それ以外はカタカナ表記とする。

代表表記 使用回数
巴留の国 巴留の国38回、ハルの国18回
ウヅの国 ウヅの国39回、珍の国95回、宇都の国10回、うづの国1回
ヒルの国 ヒルの国61回、秘露の国12回
テルの国 テルの国52回、智利の国29回、照の国2回
カルの国 カルの国20回
代表表記 使用回数
巴留の都 巴留の都25回、ハルの都0回
ウヅの都 ウヅの都56回、珍の都102回、貴の都12回、宇都の都1回、宇津の都0回、珍の国の都1回
ヒルの都 ヒルの都67回、秘露の都9回、ヒルの国の都1回
テルの都 テルの都9回、智利の都13回
カルの都 カルの都2回

ウヅは国名・首都名とも漢字表記の方がカタカナ表記よりはるかに多いが、珍の国珍の都には別の意味(貴く尊厳な国・都という意味)もあるため、カタカナ表記のウヅの国・ウヅの都を採用する。

テルは、国名はカタカナ、首都名は漢字の方が多いが、トータルではカタカナ61回、漢字41回でカタカナの方が多い。国名をカタカナ表記、首都名を漢字表記にすると混乱するため、カタカナ表記に統一する。

主なエピソード

高砂島は次の3ヶ所で舞台となる。

  • (1) 第8~9巻
  • (2) 第29~32巻
  • (3) 第69巻

(1) 第8~9巻

第8巻第5~10章、第13~38章、第9巻第6章末~第26章で舞台となる。

(2) 第29~32巻

第28巻第22章(最終章)から第33巻第16章まで、高砂島が舞台となる。

次の4つのグループが高砂島に上陸し、ドラマを展開して行く。最終的にはアマゾンの森で魔神モールバンドエルバンドを言向け和して、高砂島の御神業が終了する。

第28巻第22章
高姫は高砂島に上陸する。 →詳細は「第28巻」を見よ
第29巻
鷹依姫と高姫が改心し、アマゾンの大森林へ向かう。 →詳細は「第29巻」を見よ
第30巻
末子姫がウヅの国の女王となる。また言依別命と国依別が、日暮シ山ウラル教を言向け和しに向かう。 →詳細は「第30巻」を見よ
第31巻
国依別がヒルの都で大地震を鎮める。また日暮シ山のウラル教の教主ブールを言向け和す。 →詳細は「第31巻」を見よ
第32巻
アマゾンの森に18人の宣伝使が集まり、魔神モールバンドとエルバンドを言向け和す。 →詳細は「第32巻」を見よ
第33巻第1~16章
ウヅの都で、神素盞嗚大神が臨席し、国依別と末子姫の結婚式が行われる。 →詳細は「第33巻」を見よ

(第33巻第17章で高姫・鷹依姫たちは日本に帰国する)

(3) 第69巻

ウヅの国ヒルの国で若者が立ち上がり政治改革が行われる。 →詳細は「第69巻」を見よ

脚注

  1. 第64巻上第11章以降、及び第64巻下では高砂島という言葉は使われておらず、日本は「日出島」と呼ばれている。
  2. 第64巻上第2章宣伝使#
  3. 使用回数は、高砂島229回、高砂の島20回(島と嶋を問わず)、高砂洲1回、高砂の洲0回
  4. 第9巻第27章月光照梅#:「高砂島と常世国 陸地と陸地、海と海 つなぐはざまの地峡国」
  5. 第8巻第13章修羅場#に「仮の日の出神」「仮日の出神」という表現が出る。

関連項目

  • 高砂:高砂がつく項目一覧。

外部リンク