「高姫」の版間の差分
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=== 八衢修業時代 === | === 八衢修業時代 === | ||
第52巻から第70巻の間に、[[八衢]](中有界)における高姫の活動が記されている。次の5ヶ所に高姫が登場する。 | |||
(1) 【[[第52巻]]】 | |||
空から落ちて死んだ高姫の精霊は[[八衢]]にやって来た。しかし高姫は自分が死んだということに気がつかず、まだ現界にいると思っている。高姫は八衢の関所の前で精霊たちを集めて街頭宣伝を始め、[[ウラナイ教]]の支離滅裂な教えを広め出した。〔{{rm|52|23|盲動}}~{{rms|52|26|姑根性}}〕 | |||
[[杢助]](妖幻坊が化けた偽の杢助ではなく、本物の杢助)が関所に現れ、八衢の審判神である[[気吹戸主神]]に「高姫が現界で妄言を吐いて人々を迷わすので今後しばらく現界に戻さないでくれ」と、[[神素盞嗚大神]]の命令を伝える。しかし気吹戸主神が生死簿を見ると高姫の寿命はまだ28年間残っていた。そのためどうしても現界へ帰さなくてはならない。そこで3年間だけ高姫を八衢に置いて修業させ、3年後に死ぬ予定の女性([[千草姫]])の肉体に高姫の精霊を宿らせるという形で現界に帰し、その後28年間現界で生かす、ということに決まった。〔{{rm|52|27|胎蔵}}〕 | |||
(2) 【[[第56巻]]】 | |||
高姫は[[六造]](六公)、[[ヘル]]、[[シャル]]、[[ケリナ姫]]の4人<ref>[[ベル]]、[[ヘル]]、[[シャル]]、[[ケリナ姫]]の4人は{{rm|56|2|恋淵}}で谷底に落ち、{{rms|56|3|仇花}}で八衢に現れた。六造は{{rms|56|4|盗歌}}でヘル、シャル、ケリナ姫の3人と出会った。</ref>を自分の館に半ば強引に引き入れ、説教を始める。そこへ[[ベル]]もやって来た<ref>{{rm|56|7|高鳴}}</ref>。高姫は5人に屁理屈をこねて自分の子分にしようとする。そこへ[[求道居士]]が現れ、まだ寿命が残っているベル、ヘル、シャル、ケリナ姫の4人を現界に迎えに来たのだと説明して連れて行く。しかしシャルだけは高姫に信従してしまい、高姫のもとに残った。[[中間天国]]のエンゼル・[[文治別命]](文助)が高姫を改心させるために現れた。だが高姫とシャルは全く耳を貸さなかった。高姫の家の周りに百人のエンゼルが隊をなして取り巻いた。エンゼルたちは高姫を救うために[[天津祝詞]]を奏上し[[数歌]]を歌う。高姫は悶え苦しみ逃げ出した。文治別命が数百人のエンゼルを従えてやって来るが、高姫の目には悪魔に見えた。高姫はシャルを連れて逃げて行く。〔{{rm|56|5|鷹魅}}~{{rms|56|9|我執}}〕 | |||
(3) 【[[第57巻]]】 | |||
[[シャル]]は高姫への不平不満をつぶやきながら、四辻に立って信者になりそうな人を探していた。[[鰐口曲冬]]という男を高姫の館に引っ張り込む。高姫はウラナイ教の説教を始めるが、曲冬は裏口から逃げて行った。高姫をその後を追いかける。すると[[三千彦]]と出会った。シャルは三千彦について行ってしまう。八衢の関所で高姫はシャルに追いついた。[[赤白の守衛]]は高姫の屁理屈に辟易して、高姫とシャル<ref name="deshi">シャルは{{rm|57|12|三狂}}を最後に、以後は霊界物語には登場しない。どうしたのかは不明。第63巻では弟子(子分)を連れておらず、第70巻では[[トンボ]]という弟子を連れている。</ref>を追い出した。〔{{rm|57|9|婆娑}}~{{rms|57|12|三狂}}〕 | |||
(4) 【[[第63巻]]】 | |||
高姫は、[[カークス]]、[[ベース]]、[[伊太彦]]、[[アスマガルダ]]、[[ブラヷーダ]]の5人に、館の門口でウラナイ教の説法を始めた。しかし高姫の言動が高慢なため喧嘩になってしまう。高姫は憎まれ口を叩いて逃げ去った。〔{{rm|63|12|五託宣}}~{{rms|63|13|蚊燻}}〕 | |||
(5) 【[[第70巻]]】 | |||
高姫は新弟子の[[トンボ]]<ref name="deshi" />と一緒に、道行く人をウラナイ教に引っ張り込もうと待ち構えていた。そこへ[[キューバー]]がやって来た<ref>[[キューバー]]は{{rm|70|4|共倒れ}}で[[千草姫]]と共に気絶した。</ref>。キューバーの目には高姫が[[千草姫]]にように見えて来た。高姫には、キューバーが[[杢助]]のように見えて来た。[[赤の守衛]]が「高姫の宿る肉体は千草姫の肉体だ。キューバーはまだ寿命が残っている。早く現界に帰らないと肉体が死んでしまうぞ」と言い渡した。途端に二人は気がつくと[[トルマン城]]の千草姫の部屋で倒れていた。高姫の精霊は千草姫の肉体に納まることで現界に甦った。〔{{rm|70|6|鬼遊婆}}~{{rms|70|7|妻生}}〕 | |||
=== 千草の高姫時代 === | === 千草の高姫時代 === | ||