建国別

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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建国別(たけくにわけ)は、霊界物語に登場する人物。熊襲の国の「建日の館[1]」の神司。高姫が捨てた子。幼名は金太郎

概要

  • 初出:第33巻第21章峯の雲#
  • 第33巻~第35巻だけに登場する。(第33巻・第35巻は名前だけの登場)
  • 建国別は35年前、幼児の時に四つ辻に捨てられ、拾われて育った。生みの父母は誰だか分からないが、身に付けていた守り刀に「東」と「高」という印が刻まれ、守り袋に「金太郎」と名が書いてあった。15~6歳頃から生みの両親を探すために、フサの国から自転倒島へ、さらに筑紫島へと渡った。筑紫島で高山彦(高国別)の弟子となり、三五教の宣伝使となる。熊襲の国の神司・建日別の娘である建能姫と結婚し(婿養子)、跡を継いで神司となる[2][3] [4]

家族

  • 東助:実父。
  • 高姫:実母。
  • 建能姫:妻。絶世の美人[5]建日別命(熊襲の国の神司)の一人娘[6]。(建日別夫婦は第34巻のエピソードの2年前に帰幽している[7]

主なエピソード

(第34巻・第35巻は黒姫の筑紫島におけるエピソードであり、第33巻は自転倒島に帰国した後のエピソードとなる)

熊襲の国建野ケ原に建つ建日の館で、建国別が高山彦(高国別)の媒酌で[8]建能姫と結婚してから満一年が経った。それを記念して祝宴が開かれた。建国別は神前で祈願中にふと、今日は両親に会うような気がした。そこへ黒姫がやって来た。35年前に捨てた子が建国別ではないかと思い、建日の館にやって来たのだ。しかし事情を聞くと建国別の実母は黒姫ではなかった(黒姫が捨てた子は富士咲→玉治別)。〔第34巻第10~11章〕

脚注

  1. 熊襲の国の神司の神館
  2. 第34巻第10章空縁#建国別のセリフ「今は建日別命様の後をつぎ、建国別と云ふ立派な名を頂き、尊き神様にお仕へをして居りますが」
  3. 第33巻第22章高宮姫#高姫の歌「後に残つた一振の 守り刀に「東」の字 「高」の印を刻みたる 剣を記念と残しおき 雲を霞と消え失せし 男の無情を歎ちつつ 幼児抱へし女の身 いかに詮術なき儘に 守刀に綾錦 守袋に金太郎と 名をば書き添へ四辻に 不憫乍らも捨子して」
  4. 第34巻第11章富士咲#建国別のセリフ「私が捨てられた時には、一つの守刀が添へてあり、其守刀に真珠を以て十の字がハツキリと記して御座いました。その守刀は今に所持して居ります。さうして刀の根尻に「東」といふ字と「高」といふ字が幽かに現はれて居ります。之を証拠に両親を探ねむと、十五六才の頃よりそこら中を駆け巡り、フサの国から自転倒島へ渡り、遂には此筑紫島へ参りまして、高山彦様の弟子となり宣伝使に仕立上げられ、昨年の今日此館の養子となつたもので御座います」
  5. 第34巻第10章空縁#:「湯を盆にもつて淑やかに入つて来た絶世の美人は建能姫であつた」
  6. 第34巻第9章玉の黒点#:丙のセリフ「建能姫さまは建日の岩窟に館を構へて御座つた建日別命の一人娘で」
  7. 第34巻第10章空縁#建能姫のセリフ「妾も一昨年両親に別れ力と頼むは唯吾背の命ばかり」
  8. 第34巻第9章玉の黒点#虎公のセリフ「今から丁度一年前だつた。火の国の館の高山彦様が御媒酌で建能姫様の御養子婿になられ」