「霊界物語」の版間の差分

編集の要約なし
 
(同じ利用者による、間の10版が非表示)
17行目: 17行目:
* 霊界物語の「霊界」とは「霊妙な世界」の意味であり、顕界(現界)・幽界(地獄界)・神界(天界)の三界の総称である<ref>『水鏡』所収「霊界と神霊界」</ref>。
* 霊界物語の「霊界」とは「霊妙な世界」の意味であり、顕界(現界)・幽界(地獄界)・神界(天界)の三界の総称である<ref>『水鏡』所収「霊界と神霊界」</ref>。
* 「ただ私は神示のまま、工作して口述するばかりであります」〔{{rm09|5|0001|序文}}〕
* 「ただ私は神示のまま、工作して口述するばかりであります」〔{{rm09|5|0001|序文}}〕
* [[第一次大本事件]]によって大本自体が立て替えられた。霊界物語は大本の立て直しのため、[[大本神諭]]に代わる教典として作られた。大正10年10月5日に第一審で王仁三郎は不敬罪で懲役5年の判決を受ける(直ちに控訴)。その3日後(10月8日)に王仁三郎に「霊界の消息を発表せよ」と神命が下り、その10日後(10月18日)から口述を開始した。→「[[#著述の動機]]」
* 霊界物語口述開始の時期と、[[本宮山神殿]]取毀工事は、ほぼ同じ時期であった。本宮山の東麓に建つ松雲閣で10月18日に口述が開始されたが、工事は20日から始まった。王仁三郎は神殿取毀工事の音を聞きながら、口述を進めて行った。→「[[本宮山神殿#取毀]]」


== 巻数 ==
== 巻数 ==
22行目: 24行目:
* 霊界物語は全部で120巻になる予定だった。<ref>{{rm09|1|9901|附記}}:「霊界物語は総計壱百二十巻をもつて完成する予定になつてをります」:この附記は初版(大正10年12月刊)には記されていない。第六版(大正14年2月刊)にはある。</ref> <ref>{{rm09|73|0001|序文}}:「予定の百二十巻を」</ref> <ref>機関誌・機関紙や霊界物語巻末に掲載されている霊界物語の広告にも「全百二十巻」と記されている。(たとえば『真如能光』大正14年(1925年)11月15日号裏表紙の広告)</ref>
* 霊界物語は全部で120巻になる予定だった。<ref>{{rm09|1|9901|附記}}:「霊界物語は総計壱百二十巻をもつて完成する予定になつてをります」:この附記は初版(大正10年12月刊)には記されていない。第六版(大正14年2月刊)にはある。</ref> <ref>{{rm09|73|0001|序文}}:「予定の百二十巻を」</ref> <ref>機関誌・機関紙や霊界物語巻末に掲載されている霊界物語の広告にも「全百二十巻」と記されている。(たとえば『真如能光』大正14年(1925年)11月15日号裏表紙の広告)</ref>
** 最初は神に、360字詰め原稿用紙400枚を1巻とし、36巻を1集として48集、つまり1728巻口述せよと命じられたが、それでは1年に1集ずつ口述したとしても48年間を要するので、神界にお願いして120巻にしてもらった<ref>{{rm09|37|0001|序}}(大正11年10月著)</ref>。
** 最初は神に、360字詰め原稿用紙400枚を1巻とし、36巻を1集として48集、つまり1728巻口述せよと命じられたが、それでは1年に1集ずつ口述したとしても48年間を要するので、神界にお願いして120巻にしてもらった<ref>{{rm09|37|0001|序}}(大正11年10月著)</ref>。
** 第5巻には、全5巻で終わる予定だったと記されている。<ref>{{rm09|5|0001|序文}}(大正11年1月著):「この霊界物語は、全部五巻にて述べ終る予定でありました。しかしなるべく細かくやつてくれとの筆録者の希望でありますから、第四巻あたりからややその方針をかへて、なるべく詳細に物語ることとしました。 それがため予定の第五巻にて、神界、幽界の物語を終ることは、到底出来なくなつてきました」</ref>
** 第5巻には、全5巻で終わる予定だったと記されている。<ref name="rm050001">{{rm09|5|0001|序文}}(大正11年1月著):「この霊界物語は、全部五巻にて述べ終る予定でありました。しかしなるべく細かくやつてくれとの筆録者の希望でありますから、第四巻あたりからややその方針をかへて、なるべく詳細に物語ることとしました。 それがため予定の第五巻にて、神界、幽界の物語を終ることは、到底出来なくなつてきました」</ref>
** 第8巻には、全12冊で終わる予定だったと記されている。<ref>{{rm09|8|1|序文}}(大正11年2月著):「総じてこの霊界物語は、口述の最初に当り五百六十七節にて完成する考へを以て、一冊を五十節に刻み全十二冊の予定のところ、到底是にてはその一部分をも講了すべからざるを覚り、本巻よりは一冊五十章組の規定を破り、口の車の行き突きばつたりに歩を進むる事と致しました」</ref>
** 第8巻には、全12冊で終わる予定だったと記されている。<ref>{{rm09|8|1|序文}}(大正11年2月著):「総じてこの霊界物語は、口述の最初に当り五百六十七節にて完成する考へを以て、一冊を五十節に刻み全十二冊の予定のところ、到底是にてはその一部分をも講了すべからざるを覚り、本巻よりは一冊五十章組の規定を破り、口の車の行き突きばつたりに歩を進むる事と致しました」</ref>
** [[第二次大本事件]]で投獄されていた王仁三郎は側近に手紙を出し(時期不明)、タイプライターを習っておくようにと命じた。出獄後、霊界物語の残り39巻を口述するつもりだったようである。<ref>王仁三郎の側近・[[三浦玖仁子]]の回想記『[[花いろいろ]]』p41-42:「ある日のことです。聖師さまからお便りを通し、「わしはタイプが必要だからタイプを習っておいてくれ」とのお指図を頂戴したのです。私は、さっそく藪内家(編注・この当時、三浦は京都の藪内家に住んでいた)から市内のYMCAへタイプを習いに通いました。あとで伺ったことですが、聖師さまは─刑務所から出てから、あと四十巻ほど物語を出す─ご予定だったのです。その内容は─刑務所の中のことを面白く風刺して書く─はずであったのです。そのためにタイプを勉強しておくようにお命じになったのですが、結局、そのご計画も、ご無理がたたり実現するにいたりませんでした」。このエピソードの直後に昭和15年(1940年)2月29日の第一審判決のことが記されているので、昭和11~14年の間のエピソードか?</ref> <ref>和文タイプライターは大正4年(1915年)に商品化されている。</ref>
** [[第二次大本事件]]で投獄されていた王仁三郎は側近に手紙を出し(時期不明)、タイプライターを習っておくようにと命じた。出獄後、霊界物語の残り39巻を口述するつもりだったようである。<ref>王仁三郎の側近・[[三浦玖仁子]]の回想記『[[花いろいろ]]』p41-42:「ある日のことです。聖師さまからお便りを通し、「わしはタイプが必要だからタイプを習っておいてくれ」とのお指図を頂戴したのです。私は、さっそく藪内家(編注・この当時、三浦は京都の藪内家に住んでいた)から市内のYMCAへタイプを習いに通いました。あとで伺ったことですが、聖師さまは─刑務所から出てから、あと四十巻ほど物語を出す─ご予定だったのです。その内容は─刑務所の中のことを面白く風刺して書く─はずであったのです。そのためにタイプを勉強しておくようにお命じになったのですが、結局、そのご計画も、ご無理がたたり実現するにいたりませんでした」。このエピソードの直後に昭和15年(1940年)2月29日の第一審判決のことが記されているので、昭和11~14年の間のエピソードか?</ref> <ref>和文タイプライターは大正4年(1915年)に商品化されている。</ref>
180行目: 182行目:


== 物語の内容 ==
== 物語の内容 ==
* 第3巻まではセリフが少なく、あらすじのような感じで書かれている。それは、当初は全5巻で終了する予定だったからである。しかし筆録者から、なるべく細かく物語って欲しいと言われたため、第4巻から詳細に物語るようになった。<ref name="rm050001" />
=== あらすじ ===
=== あらすじ ===
 '''→詳細は'''「[[霊界物語のあらすじ]]」
 '''→詳細は'''「[[霊界物語のあらすじ]]」
=== 登場人物 ===
<書きかけ>
[[:カテゴリ:霊界物語の人物]]
=== 舞台 ===
<書きかけ>
[[:カテゴリ:霊界物語の地名]]


=== 物語の年代 ===
=== 物語の年代 ===
369行目: 383行目:
 全81巻83冊という他に類例を見ない長大な教典であり、宇宙の剖判から50世紀の未来に至る大宇宙の実相が物語の形式で開示されています。
 全81巻83冊という他に類例を見ない長大な教典であり、宇宙の剖判から50世紀の未来に至る大宇宙の実相が物語の形式で開示されています。


 霊界物語はみろくの大神の啓示のまにまに出口王仁三郎聖師が口述したもので、大正10年から昭和初期にかけて天声社から発刊されました。(以下省略)|[[愛善世界社]]の[http://www.omt.gr.jp/ 霊界物語販売ページ](2022年1月30日閲覧)<ref>http://www.omt.gr.jp/modules/pico/index.php?content_id=101</ref>}}
 霊界物語はみろくの大神の啓示のまにまに出口王仁三郎聖師が口述したもので、大正10年から昭和初期にかけて天声社から発刊されました。(以下省略)|[[愛善世界社]]の[https://www.omt.gr.jp/o101 霊界物語販売ページ]<ref>2026年3月4日閲覧</ref>}}


== 霊界物語の入門書・参考書 ==
== 霊界物語の入門書・参考書 ==
381行目: 395行目:
* [[:カテゴリ:霊界物語]]
* [[:カテゴリ:霊界物語]]
* [[回顧録]]
* [[回顧録]]
* [[出口王仁三郎の自叙伝が記されている霊界物語の巻章]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* {{wp|霊界物語}}
* [https://note.com/onido/n/n329273831fb6 霊界物語とは?] - Onido note
* 『[[大本七十年史]] 上巻』「{{obc|B195401c4111|物語の発表}}」 - 霊界物語ネット
* 『[[大本七十年史]] 上巻』「{{obc|B195401c4111|物語の発表}}」 - 霊界物語ネット
* 『[[大本七十年史]] 上巻』「{{obc|B195401c4112|口述の由来}}」 - 霊界物語ネット
* 『[[大本七十年史]] 上巻』「{{obc|B195401c4112|口述の由来}}」 - 霊界物語ネット
* {{wp|霊界物語}}


== 脚注 ==
== 脚注 ==