舎身活躍

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

舎身活躍(しゃしんかつやく)は、

  1. 霊界物語第18巻第4篇の篇題。第11~13章の3章が所属している。黒姫の3人の部下(寅若富彦菊若)が玉照姫を奪い取ろうとするが失敗する。
  2. 霊界物語第4輯の輯題。第37巻から第48巻までの12巻ある。最初の2巻(第37・38巻)は出口王仁三郎の青年時代の自叙伝であり、それ以降は、イソ館から出発した5組の宣伝使を中心とした大黒主調伏の物語が始まる。

「舎身」は一般には「捨身」(身を捨てる=犠牲にすること)と書く。「舎身」は王仁三郎の造語である。それについて王仁三郎は〈舎は家であつて、衣食住の完備して一家の斉ふたる意義〉であり〈舎身活躍とは、他の厄介にならず独立独歩して活動すると云ふ事であつて、身を捨てて活躍するといふ意味ではない〉と教えている〔月鏡「舎身活躍」#〕。