五六七の世

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

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五六七の世(みろくのよ)とは、

概要

  • 表記ゆれ:ミロクの世、みろくの世、弥勒の世、など。[1]
  • 類似の言葉に「松の世(まつのよ)」がある。

予言

  • 五六七の世には、日本人が5670万人になる。[2]
  • 五六七の世には、世界の人口は56億7千万人になる。[3]
  • 五六七の世には、善いことも悪いことも一度に出てくる。[4]
  • ミロク様が世を治めるようになったことを五六七の世と呼ぶ。[5]
  • 五六七の世には、労働時間は1~3時間になる。[6]
  • 五六七の世には飛行機よりももっと良いものが出来る。[7]
  • 五六七の世には宗教は不要になる。[8]
  • 五六七の世には、文明の利器がますます発達し、世界の隅々までも居ながらにして談話できるようになる。ただし五六七の世において採用してはいけない利器は、電鉄・飛行機・飛行船等である。[9]
  • 五六七の世では、人の住宅は高原地帯になる。大都市の人口は10万人。家屋は位(職業)に応じて定める。[10]
  • 五六七の世には、刑務所は無い。法を破った者は罰として耳飾りを付ける。[10]
  • 五六七の世になると、天皇が次に総理大臣として生まれ変わる。次には総理大臣が天皇に生まれ変わって来て政治を行う。[11]
  • 五六七の世の暦法は「十ヶ月暦」である。1年は10ヶ月で、1ヶ月は5週で35日または36日ある。残り5日間は祭日で言論自由の日である。[12] [13]
  • 五六七の世にも通貨はあるが、一人10万円だけしか持つことは出来ない。[14]
  • 五六七の世の暦法は「恒天暦」である。[15]
  • 五六七の世は、金銀為本ではなく米本位になる。ただし金を無視するのではなく小判も用いる。[16]
  • 五六七の世は181階級になる。一階級異なると結婚も出来ない。お金を奉納すると一階級上がる。名位寿富のうち名位が一番重いので一生懸命働く。服装も家も階級によって決まる。政府から札を付ける。旅行は用のある者だけ許される。物価は米を標準として安定する。[17]
  • 五六七の世の工業は、大量生産ではなく、手で役に立つものを作るようになる。[18]
  • 五六七の世は質素になる。[19]
  • 五六七の世の人の寿命は、120歳が最低で、200~500歳となる。[20]
  • 五六七の世の人々の家はみな杉である。[21]

脚注

  1. 霊界物語における使用回数は、 五六七の世48回、 ミロクの世29回、 みろくの世5回、 弥勒の世4回、 弥勒の代2回、 松の世73回、 松の代15回、 五六七の神世21回、 至治太平の世2回、 仁愛神政の世1回、 五六七の代8回、 ミロクの代6回、 みろくの代0回、 三六の代0回、 三六の世0回、 五六七神政65回、 五六七の神政13回、 ミロクの神政3回、 ミロク神政14回、 弥勒神政5回、 弥勒の神政2回、 仁愛神政2回、 仁愛の神政0回、
  2. 伊都能売神諭 大正7年12月23日#:「火水地(神国)が五六七である五六七の世となる時は、神国に住む日本の人民が五千六百七十万人となる」
  3. 出口京太郎・編著『出口王仁三郎の示した未来へ』p188「祖父は地球上の適正人口は五十六億七千万人である、というひとつの例えを示していますね」、p254「祖父は、世界が統一されて政治や流通が良くなればという前提で、世界の適正人口は五十六億七千万人だといいました。これはひとつの例えと言うかシンボリツクな数字です。皆が過不足なく食べて平和に生きていくことと、地球での生産能力などのバランスの上から、そのような表現をしたのだと思います」
  4. 伊都能売神諭 大正7年12月23日#:「五六七の世には、善き事も悪き事も一度に出現るぞよ」
  5. 伊都能売神諭 大正7年12月23日#:「撞の大神様ミロク様が、肝心の世を治め遊ばす経綸となりたのを、五六七の世と申すのであるぞよ」
  6. 出口京太郎・編著『出口王仁三郎の示した未来へ』p101「王仁三郎翁は〝ミロクの世(地上天国)が来たら、労働時間は、一日一時間から三時間で足りる〟とおっしゃっています」
  7. 出口王仁三郎全集 第二巻』「神霊問答#」(座談会):G『みろくの世には、飛行機は要らないとありますが』 王仁『みろくの世には飛行機より、もつと良いものが出来るからだ。今の飛行機みたいにあんな事をしないでも、よいやうになる』
  8. 出口王仁三郎著作集 第二巻』「宗教不要の理想へ#」(『神の国』大正13年1月号):「宗教はみろくの世になれば無用のものであって、宗教が世界から全廃される時が来なければ駄目なのである。主義・精神が第一であって、大本であろうと何であろうと、名は少しも必要ではないのである」
  9. 大本史料集成 Ⅱ』「随筆#」(『神霊界』大正8年11月1日号掲載):「五六七の神世には、文明の利器益々発達して海水を減じ、坤輿を縮少し、世界の隅々まで、親く坐ながら談話を交換し、一切万事鏡の如く、明かなる時世となるのである。今日の発達したる交通の機関や、通信機関の利用も皆弥勒出現の先駆であります。只弥勒の世に於て採用すべ可らざる文明利器は、電鉄及び飛行機、飛行船等である。然るに頑迷なる信者の中には、一切の文明利器は、五六七の神世には用られ無いで、太古の不便利な社会に逆戻りする事を以て、神代復古の目的の様に考えて居られる方もあるやうですから、誤解されない様に老婆心ながら注意して置きます」
  10. 10.0 10.1 新月の光』0003「みろくの世態」
  11. 新月の光』0004「みろくの政治」
  12. 玉鏡「十ケ月暦」#
  13. 『新月の光』0549「恒天暦(みろくの世の暦)」
  14. 『新月の光』0703「みろくの世の通貨」
  15. 『新月の光』0755「みろくの世の暦法」
  16. 『新月の光』0758「米本位の価格」
  17. 『新月の光』0760「みろくの世の制度、名位寿富、衣食住、物価」
  18. 『新月の光』0766「みろくの世の工業家」
  19. 『新月の光』1035「空襲の夢」:「みろくの世は質素になる。執着とは必要なもの以外を欲しがる事である」
  20. 『新月の光』1213「みろくの世界の寿命」
  21. 『新月の光』1248「瑞祥館(亀岡天恩郷)」

関連項目