ウラル教
ウラル教(うらるきょう)は、霊界物語に登場する宗教。教祖はウラル彦。奉斎神は盤古神王。旧称・大中教(だいちゅうきょう)。
概要
- 初出:第6巻第31章「襤褸の錦」#(大中教)、第7巻第45章「酒魂」#(ウラル教)
- 霊界物語には主要な宗教が四つ登場するが、その一つである。他は三五教、バラモン教、ウラナイ教で、三五教以外は邪教と位置づけられる。
- ウラル教の拠点はウラル山、アーメニヤ、コーカス山の三ヶ所にある。最初はウラル山に盤古大神の宮殿を建て[1]、聖地エルサレムからアーメニヤに神都を遷し[2]、この二ヶ所に根拠を構えたが、後にコーカス山に宮殿・都を造り第二の策源地とした[3]。この三ヶ所はそれぞれ近い場所にある[4]。三五教やバラモン教の勢いに負けてこの三ヶ所から逃げ去った後は、常世の国のロッキー山に根拠を構えた[5]。
開教
大洪水後、ウラル彦はアーメニヤに神都を開き、大中教を創始した。大中教は極端な個人主義の教理であり、己一人を中心とする主義である。「大」は「一人」と書く。大中とは一人を中心とするという意味である。盤古神王(ただし偽の盤古神王=ウラル彦のこと)ただ一人だけがこの世界の神であり、王者であり、最大権威者とする。この一人を中心として、総ての命令に服従せよという教えである(つまりウラル彦を個人崇拝する宗教)。しかし大中教の宣伝使たちは立教の意義を誤解して、己一人(自分一人)を中心とすること(つまり利己主義)が大中教の主義だと誤解した。この大中教が地球上に広がり、体主霊従的神々が地上各所に出現した。〔第6巻第31章「襤褸の錦」#〕
名称
初めは「大中教」と呼ばれ、後に「ウラル教」と呼ばれるが、改称したと霊界物語にはっきり書いてあるわけではない。
「大中教」という言葉が最初に出るのは第6巻第31章「襤褸の錦」#で、最後に出るのは第8巻第9章「鏡の池」#である。それと並行して「ウラル彦の教(おしえ)」「ウラル彦の宣伝歌」というような表現も使われている。「ウラル教」という言葉が最初に出るのは第7巻第45章「酒魂」#である。
ウラル教の「ウラル」は教祖ウラル彦の名に由来するが、もともとは常世彦という名前だった。第5巻第17章「勢力二分」#で大自在天大国彦が「常世神王」に改称したため、似た名前の常世彦は改名せざるを得なくなり、ウラル彦に改名した。なぜ「ウラル」彦なのか理由は書いていないが、おそらくその直前の第5巻第15章「石搗歌」#で常世彦はウラル山に宮殿を建ててそこを拠点にしていたためだと思われる[1]。
奉斎神と教祖
ウラル教の教祖はウラル彦で、奉斎している神は盤古神王である。
ウラル彦の旧名は常世彦(常世彦二世)という。第七代天使長であり、国祖を隠退に追い込んだ張本人である。
父の常世彦(常世彦一世)は盤古大神塩長彦の水火(いき)から生まれた神で[6]、盤古大神の番頭格の神であった[7]。
常世彦二世もまた盤古大神を奉戴し、その番頭神として政治を司っていたが、盤古大神は温厚な性格で、実質的には常世彦二世が実権を握り、盤古大神は上位の神であるため表面的に奉戴しているだけであった。[8] [9] [10]
盤古大神(塩長彦)は盤古神王に、常世彦(常世彦二世)はウラル彦に改名するが、その後、ウラル彦は塩長彦を追放し、自らが偽の盤古神王になってしまう。[11]
したがってウラル教が奉斎している盤古神王とは、実は教祖のウラル彦自身のことである。
しかし奉斎神については、盤古神王はウラル彦だと明示されている箇所もあるが、塩長彦だと明示されている箇所も多数ある。おおむね最初の方の巻ではウラル彦だとされ、後の方の巻では塩長彦だとされているようである。
【ウラル彦だと明示されている例】
- 「オイ俺達もアーメニヤのウラル彦の盤古神王から命令を受けて」〔第11巻第13章「転腹」#:ウラル教の捕手・甲のセリフ〕
- 「アーメニヤヘ一体帰つた所で、盤古神王のウラル彦が居られるか居られぬか」〔第13巻第5章「同志打」#:ウラル教の宣伝使(半ダース宣伝使)鷹彦のセリフ〕
【塩長彦だと明示されている例】
- 「塩長彦の大神の 守り玉へるウラル教」〔第36巻第8章「悪現霊」#:ケールス姫の歌〕
- 「ウラルの彦やウラル姫 開き給ひしウラル教 塩長彦の大神を 盤古神王と称へつつ 教を四方に伝へ行く」〔第44巻第13章「山口の別」#:晴公の歌〕
- 「掛巻も畏き大宮山の上つ岩根に宮柱太敷き立てて永久に鎮まります盤古神王塩長彦命の大前に」〔第68巻第11章「宮山嵐」#:ガンヂーが唱えた祝詞〕
教祖・教主に関して見解や表現に多少の揺れがある。たとえば第30巻第17章「出陣」#でウラル教の宣伝使ブールが「教祖常世彦命に対し奉り、又ウラル彦の教主に対し」と言っているが、ウラル教を創始したのは常世彦一世で、二代目教主がウラル彦(常世彦二世)だということになる。またこのブールは日暮シ山のウラル教のリーダーであり「教主」と呼ばれている[12]。
特徴
- 三五教が霊主体従の教えなのに対して、ウラル教は体主霊従の教えである。[13] [14]
- 三五教の「三千世界一度に開く梅の花~」という宣伝歌に対して、ウラル教には「呑めよ騒げよ一寸先や暗(やみ)よ~」という退廃的な宣伝歌がある。天教山から言触神たちが世界各地に派遣された時に「三千世界一度に開く梅の花、月日と土の恩を知れ、心一つの救ひの神ぞ、天教山に現はれる」〔第5巻第18章「宣伝使」#〕という予言警告を宣伝していたが、ウラル彦はその言触神たちを捕まえて牢獄に投じてしまった。そしてウラル彦は言触神たちの歌を聞いた神人らの迷いを解くために「呑めよ騒げよ一寸先や暗よ 暗の後には月が出る 時鳥(ほととぎす)声は聞けども姿は見えぬ 見えぬ姿は魔か鬼か」〔第5巻第19章「旭日出暗」#〕という歌を作り、四方に宣伝させた。この酒に溺れたような宣伝歌がウラル教の性質をよく現している。
- ウラル教は極端な個人主義、自分一人を中心とする利己主義である。[15] [16]
- ウラル彦の妻・ウラル姫が「大気津姫」と名乗り、コーカス山に豪華な宮殿・屋敷を建て、家来たちと共に贅沢三昧な生活を送る[17]。このように衣食住に贅沢を尽くす物質に溺れたような体主霊従的生活がウラル教の性質である。
- ウラル教は神秘を否定し科学を重視する。[18]
- ウラル教は無神論である。[19]
- ウラル教は理智を主とし、バラモン教は理性を主とし、三五教は感情を主とする教え。[20]
- ウラル教は「軽生重死」(生を軽んじ死を重んじる)だとか「霊を偏重」すると書いてある箇所があるが、これはどちらかと言うとバラモン教の特質である。[21] [22]
- ウラル教のシンボルマークは三ツ葉葵の紋である。[23]
歴史
ウラル教の教祖・ウラル彦の旧名は常世彦(常世彦二世)である。
八王大神常世彦は第七代天使長に就任[26]した後、謀略により国祖を地上神界の主宰神の地位から追放し、代わりに盤古大神塩長彦を奉戴し、自分はその下で宰相格として政治の実権を握り、世界を支配した。
常世彦の神政は、律法を無視し、神を冒瀆し、放縦不軌(気儘で法を守らないこと)な政治だった[27]。常世彦は表面的には盤古大神塩長彦を奉戴していたが、気兼ねがして敬遠するようになり、盤古大神をエデンの園に転居させた[28]。
常世の国を治める大自在天大国彦が常世彦に反抗し、常世彦に類似した「常世神王」に改称したため、常世彦はやむを得ず「ウラル彦」に改名し、盤古大神塩長彦は「盤古神王」に改称した[29]。
地上神界を掌握したウラル彦は、ついに盤古神王塩長彦を追放して、自らが盤古神王と名乗り、偽の盤古神王となる[11]。(後に創始されるウラル教の奉斎神は盤古神王だが、その正体は塩長彦ではなくウラル彦である)
大洪水の前には、「呑めよ騒げよ一寸先や暗(やみ)よ」という宣伝歌を作り、正神の言触神たちに対抗した(→「#宣伝歌」)。ウラル教の源流はこの辺りに発している。
大洪水後、ウラル彦はアーメニヤで個人主義・利己主義の「大中教」を創始した(→「#開教」)。これが後に「ウラル教」と呼ばれるようになる。
ウラル教の活動は、まず大中教時代の第7巻で描かれる。二つあり、まず一つは月氏国の白雪郷で、大中教の宣伝使・健寅彦が、酋長夫婦(面那芸司・面那美司)や三五教の宣伝使(祝姫)を虐待しているところを、三五教の日の出神によって救われるというエピソードである。〔第7巻第9~12章〕
もう一つは、筑紫島の筑紫の都の町外れで、酔っ払っている大中教の宣伝使・蚊取別を、日の出神一行が言向け和すというエピソードである。〔第7巻第43~45章〕
第8巻・第9巻には、ハルの国や間の国はウラル教を奉じる鷹取別(常世神王大国彦の宰相)が支配していることが記されている。[30]
第9巻では、間の国を訪れた三五教の月雪花の宣伝使を、常世神王の命令でウラル教の捕手が捕まえようとするが、それを酋長・春山彦(表面はウラル教を奉じているが実は三五教に改宗していた)が匿って助けるエピソードが描かれる。〔第9巻第27~37章〕
第10巻は黄泉比良坂の戦いであるが、これはウラル教を奉じる常世神王大国彦の邪神軍と、三五教の正神軍との戦いである。常世神王大国彦はウラル教を国是として常世の国を統治していた[31]。最後に大国彦は言向け和され改心する。
黄泉比良坂の戦いは正神軍の勝利で終わった。大蛇・悪狐・邪鬼の邪霊らは、ウラル山に駆け集まり、ウラル彦らに憑依して体主霊従的行動を盛んに行わせる。ウラル彦はウラル山・コーカス山・アーメニヤの三ヶ所に本城を構えた[32]。
第11巻では、ウラル彦の妻・ウラル姫が「大気津姫」と名乗り、コーカス山に豪華な宮殿・屋敷を建て、家来たち(ヤッコス)と共に贅沢三昧な生活を送る。そこへ三五教の宣伝使たちが現れると、大気津姫らは逃げ出した。
この時ウラル彦はアーメニヤの神都に居り、もし三五教の日の出神がやって来て場合にはアーメニヤからコーカス山に逃れるつもりで、ここに秘密の都を作っていたのである[33]。
ウラル彦夫婦は三五教の宣伝使の活動に押され、ウラル山・コーカス山・アーメニヤを捨てて常世の国に渡った。邪霊は大国別(大国彦の子)に憑依して、イホの都でバラモン教を開教した。バラモン教はもともとウラル教を基盤にして作られた宗教なので「第二のウラル教」と呼ばれる。[34] [35] [36] [37]
ウラル彦夫婦の活動は、ウラル教の歴史そのものであるが、常世の国に渡った後のウラル彦夫婦の消息は不明である。死んだのか生きているのかすら分からない(霊界物語に書いていない)。ウラル教の本山は常世の国のロッキー山に移ったようである[5]。
第12巻ではイホの都が舞台になる。イホの都の住民は8割方がウラル教である[38]。そこへ三五教の宣伝使(三光の宣伝使、蚊取別)がやって来て、三五教を広める。
第13巻では、ウラル教の6人の宣伝使(半ダース宣伝使)が登場する。竜宮島からアーメニヤへ帰る途中、日の出別神に遭遇し、感化されて改心し、三五教の宣伝使となる[39]。
第15巻以降「ウラル教と三五教を合併した変則的神教」[40]であるウラナイ教が登場する。このウラナイ教とバラモン教の活動が増えるため、ウラル教の活動は少なくなる。
第19巻では、常世の国から自転倒島にやって来たウラル教の宣伝使のテルヂーとコロンボが登場し、玉照彦を三五教から奪い取るため活動する。〔第19巻第13~14章〕
第30巻・第31巻では、高砂島の日暮シ山の岩窟に拠点を構えるウラル教の一派が登場する。ブールが教主となり、ハルの国からヒルの国へ勢力を広げていた。しかし三五教の国依別の活躍によって、ブールは改心し、日暮シ山の霊場は三五教となる[41]。
第36巻では、シロの島が舞台となる。国王のサガレン王(その正体は国別彦=バラモン教の大国別の子)はバラモン教を奉じていたが、妃のケールス姫はウラル教を奉じていた。ウラル教の神司・竜雲がケールス姫を籠絡し、シロの国を支配しようといたのである。天の目一つの神(北光彦)や君子姫(八人乙女)らの活躍により竜雲はシロの島から放逐された。
第39巻以降は、バラモン教の軍隊が三五教とウラル教を攻撃するため出陣し、それを三五教の宣伝使が言向け和しに向かう物語である。月の国ハルナの都に拠点を構えるバラモン教の大教主・大黒主が、勢力を拡大しつつある三五教とウラル教を撃退することを命じ、フサの国ウブスナ山のイソ館の三五教の拠点と、デカタン高原のカルマタ国のウラル教の拠点に向かってバラモン軍が出陣する[42]。
ウラル彦の落胤である常暗彦は、月の国デカタン高原のカルマタ国に拠点を構え、勢力を拡大させ、軍をハルナの都に進めてバラモン教を帰順させようとしていた。ウラル彦が最初に開いた宗教がウラル教で、バラモン教はその次に開いた宗教なので、ウラル教が本家でバラモン教が分家に当たるため、どうしてもウラル教はバラモン教を従えなくてはいけないという考えである。[43] [44]
第53巻・第54巻では、ウラル教国家・ビクの国が舞台となる。そこへ鬼春別・久米彦両将軍が率いるバラモン軍が侵攻するが、三五教の治国別(旧名・亀彦=元半ダース宣伝使の一員)一行が現れると、バラモン軍は逃げ去った。
第65巻では、ウラル教の村・仙聖郷を舞台に、三五教の宣伝使(三千彦)が悪党を改心させる。〔第65巻第18~23章〕
第67巻・第68巻では、ウラル教国家・タラハン国が舞台となる。悪党の右守ガンヂーが国を支配するが、スダルマン太子が国王となり国政を改革する。〔第67巻第11章~第68巻〕
第70巻では、ウラル教国家・トルマン国が舞台となる。スコブツエン宗(バラモン教の一派)の教祖キューバーが国を支配しようとたくらむが、チウイン太子が国王となり政治改革を実行する。
主な人物
- ウラル彦(常世彦二世):ウラル教の教祖。
- 盤古大神塩長彦(盤古神王):ウラル教の奉斎主神。
- 健寅彦:大中教の宣伝使。第7巻で月氏国の白雪郷に現れる。
- 蚊取別:大洪水前は大自在天大国彦の部下だったが、大洪水後の第7巻では大中教の宣伝使としてイホの都に現れる。後に三五教の宣伝使となる。
- 駒山彦、猿世彦:大中教の宣伝使。後に三五教の宣伝使になる。第8巻以降に登場。
- 大自在天大国彦(常世神王):ウラル教を国教にして常世の国を支配する。第10巻に登場。
- 鷹取別:大国彦の部下。第10巻に登場。
- 大気津姫(ウラル姫):ウラル彦の妻。第11巻に登場。
- 半ダース宣伝使:ウラル教の6人の宣伝使。第13巻以降に登場。日出別神に感化されて三五教の宣伝使になる。
- 鷹掴の源五郎:ウラル教の大目付役。第13巻・第14巻に登場。
- 勝公:ウラル教の宣伝使だったが、孔雀姫に出会って改心し三五教の宣伝使となる[45]。表面はウラル教に復帰して捕手となった。第14巻に登場する。
- テルヂー、コロンボ:ウラル教の宣伝使。常世の国から自転倒島へやって来た。第19巻に登場。
- ブール:ヒルの国の日暮シ山に拠点を構えるウラル教の教主。第30巻・第31巻に登場。
- ケールス姫:シロの国のサガレン王の妃。サガレン王はバラモン教だが、ケールス姫はウラル教を奉じていた。第36巻に登場。
- 竜雲:ウラル教の神司。ケールス姫を籠絡する。第36巻に登場。
- ビクトリヤ王:ウラル教を信じるビクの国の国王。第53巻に登場。
- タルマン:ウラル教の宣伝使。第53巻に登場。
- 常暗彦(とこやみひこ):ウラル彦の落胤。初出:第40巻第1章「大雲山」#。月の国のカルマタ国でウラル教を再興させる。
主な地域
- ウラル教の三つの拠点
- 間の国:常世神王(大国彦)の部下・鷹取別が支配しており、ウラル教を国教にしていた。第9巻に登場。
- 常世の国:常世神王(大国彦)が支配する。ウラル教を国教にしていた。第10巻に登場(黄泉比良坂の戦い)。
- イホの都:住民の8割がウラル教。第12巻に登場。[46]
- 日暮シ山:第30巻に登場。
- カルマタ国:第41巻に登場。
- ビクの国:第53巻・第54巻に登場。
- 仙聖郷:第65巻第21章「仙聖郷」#に登場。
- タラハン国:第67巻に登場。[47]
- トルマン国:第70巻に登場。[48]
関連項目
- 目付役、捕手(とりて):ウラル教で用いられている役職。
- バラモン教:大国別(大自在天大国彦の子)がイホの都で創始した宗教。「第二のウラル教」と呼ばれる[49]。
- ウラナイ教:教祖は高姫(ウラル姫の娘)。ウラル教と三五教を合わせた宗教[50] [51]。
その他
第67巻第6章「浮島の怪猫」#:梅公のセリフ「茲十年以内には、世界的、又々大戦争が勃発するでせう。今日ウラル教とバラモン教との戦争が始まらむとして居りますが」…戦争の予言か? ウラル教はキリスト教世界、バラモン教はイスラム教世界と解することが出来る。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 第5巻第15章「石搗歌」#:「ここに盤古大神は、ウラル山の中腹の極めて平坦の地を選び、宮殿を造営せむとし」「これより八王大神指揮の下に、神人らは四方八方に手分けをなし山の尾の上や谷の底、大木や小木を探ねつつ、本と末とは山口神に捧げて、中津御木を伐り採り、エイヤエイヤと日ごと夜ごとにウラル山の山腹めがけて運び上ぐるのであつた」
- ↑ 第5巻総説#:「聖地を捨て、アーメニヤに神都を遷し、天下の諸神人を率ゐて世を治めむとした」
- ↑ 第12巻第27章「航空船」#:「ウラル彦命、ウラル姫命は自ら盤古神王と称し、ウラル山、アーメニヤの二箇所に根拠を構へ、第二の策源地としてコーカス山に都を開き」
- ↑ 第10巻第32章「土竜」#:「ウラルの山の麓なる アーメニヤの野に都を構へ」、第12巻第27章「航空船」#:「アーメニヤに近きコーカス山に」
- ↑ 5.0 5.1 第30巻第17章「出陣」#:「ロツキー山の本山と相応じて」
- ↑ 第2巻総説#:「八王大神常世彦は、盤古大神の水火より出生したる神にして」
- ↑ 第1巻第18章「霊界の情勢」#:「支那に生まれたまうた盤古大神は、葦原中津国に来たりたまひて国祖の後を襲ひたまふた上、八王大神といふ直属の番頭神を御使ひになつて、地の世界の諸国を統轄せしめられた」
- ↑ 第2巻総説#:「盤古大神塩長彦は(略)温厚無比の正神である」
- ↑ 第5巻第2章「松竹梅」#:「八王大神常世彦は表面盤古大神を奉戴し、神政総攬の権を握つてゐた。されど温厚篤実にして威風備はり、かつ至誠至実の盤古大神の奥殿に坐しますは、なんとなく気がねであつた。 そこで八王大神は盤古大神にたいし敬遠主義を取ることになり、エデンの園に宮殿を造り、これに転居を乞ひ、神務神政のことに関しては表面指揮を仰ぐことにした。されど八王大神としては、もはや盤古大神夫婦は眼中になかりしのみならず、却つて迷惑に感じたくらゐである。盤古大神は常世彦の心中を洞察し、何事も見ざる、言はざる、聞かざるの三猿主義を取つてゐた」
- ↑ 第41巻第7章「忍術使」#:「八岐の大蛇や醜狐の邪神は、正神界の経綸に極力対抗せむと、常世彦、常世姫の子なるウラル彦、ウラル姫に憑依し、三五教の神柱国治立命に対抗せむと盤古神王塩長彦を担ぎ上げ、茲にウラル教を開設し、天下を攪乱しつつありしが」
- ↑ 11.0 11.1 第5巻第47章「改言改過」#:「ウラル彦、ウラル姫は、一時地上の神界を意の如くに掌握し、権勢並ぶものなく、遂に盤古神王を排斥して自らその地位になほり、茲に盤古神王と自称するに致つた」、第6巻第31章「襤褸の錦」#:「彼のウラル山およびアーメニヤの野に神都を開き、体主霊従的神政を天下に流布し、つひには温順にして、かつ厳粛なる盤古神王を追放し、自ら偽盤古神王となり、大蛇の霊魂に使嗾されて、一時は暴威を揮ひたりし所謂盤古神王は」、第7巻第1章「日出山上」#:日の出神のセリフ「アーメニヤの野に神都を開く、偽盤古神王ウラル彦神の」、第12巻第1章「正神邪霊」#:「常世彦の後身なるウラル彦は、八岐大蛇の霊に憑依されて、自ら盤古神王と詐りウラル山に立籠り」
- ↑ 第30巻第17章「出陣」#:「此岩窟を日暮シ山の聖場と称へてゐた。此処にはブールを教主とし、ユーズ、アナンの両宣伝使はブールを助け、数多の宣伝使を四方に派し、大いにウラル教宣伝に力を尽しつつあつた」
- ↑ 第15巻第3章「十六花」#:鬼雲彦のセリフ「三五教は予て聞く霊主体従の正教にして、ウラル教の如き体主霊従の邪教にあらず、バラモン教は茲に鑑る所あり、ウラル教を改造して、真正の霊主体従教を樹立せしもの」
- ↑ 第3巻第0002章「凡例」#:「さうして盤古大神は体主霊従(われよし)で、国常立尊は霊主体従(ひのもと)であります。しかし本書には神名を国治立命と申し上げてあります。 つぎに大自在天は、力主体霊(つよいものがち)であつて」
- ↑ 第6巻第31章「襤褸の錦」#:「盤古神王は、大蛇の霊魂に身魂を左右され、つひには一派の教を立てた。これを大中教といふ。この教の意味は、要するに極端なる個人主義の教理にして、己一人を中心とする主義である(略)実に最も忌む可き利己主義の行り方」
- ↑ 第13巻第5章「同志打」#:鷹彦のセリフ「同志打ちの先生、盲先生、今の世の中は丁度ソンナものだよ。互に味方同士、兄弟同士、親類同士、同士打ちをやつて居る。貴様等もウラル教の精神を遺憾なく発揮して満足だらう」…個人主義ということか?
- ↑ 第11巻第14章「鏡丸」#:乙のセリフ「その大気津姫はコーカス山の山奥に、立派な宮殿を造り、沢山の家来を従れて、何でも人民の膏を搾つて、自分等の眷属ばかりが栄耀栄華に暮して居るさうです」、第11巻第23章「保食神」#:「殊にコーカス山には荘厳美麗なる金殿玉楼を数多建て列べ、ウラル彦の幕下の神々は、茲に各根拠を造り、酒池肉林の快楽に耽り、贅沢の限りを尽し、天下を我物顔に振舞ふ我利々々亡者の隠処となつてしまつた。かかる衣食住に贅を尽す体主霊従人種を称して、大気津姫命と云ふなり」
- ↑ 第67巻第6章「浮島の怪猫」#:甲のセリフ「私はウラル教の信者で厶いますが、第一、教主様からして、……神を信ずるのは科学的でなくては可かない。神秘だとか奇蹟だとかを以て信仰を維持してゐたのは、太古未開の時代の事だ。日進月歩、開明の今日は、そんなゴマカシは世人が受入れない……と言つてゐらつしやるのですもの、丸切り神様を科学扱ひにし、御神体を分析解剖して、色々の批評を下すといふ極悪世界ですもの」
- ↑ 第5巻第19章「旭日出暗」#:「体主霊従の大蛇と金狐に魅せられたるウラル彦、ウラル姫は、この神王の行為にたいし不快を感じ、さかんに神人らに対して自暴自棄となり、日夜酒宴を張り、豊熟なる果実を飽食せしめ、無神説を唱へ」
- ↑ 第40巻第6章「仁愛の真相」#:照国別のセリフ「ウラル教は理智を主とし、バラモン教は理性を主とする教だ。それだから如何しても一般人を救ふ事は出来ないのだ。三五教は感情教であるから」
- ↑ 第30巻第16章「荒しの森」#:「軽生重死の教理を説きぬ」「ウラル教は霊を偏重し 天に堕落し、神に苦む」、第30巻第18章「日暮シの河」#:「ウラルの道の宣伝使 数多引つれ出で来り 軽生重死の教を説く」、第31巻第1章「主一無適」#:地の文「軽生重死のウラル教が 無道極まる迷信を」
- ↑ バラモン教が「軽生重死」だと記されている例 第15巻第1章「破羅門」#:「婆羅門の教は(略)難行苦行を以て神の心に叶ふものとなし、霊主体従の本義を誤解し、肉体を軽視し、霊魂を尊重する事最も甚しき教なり(略)此教に魅せられたる信徒は、生を軽んじ、死を重んじ、無限絶対なる無始無終の歓楽を受くる天国に救はれむ事を、唯一の楽みとなし居るなり」、第44巻第8章「光と熱」#:「世人を救ひ守らむと 計りて立てるバラモンの 教は元より悪からず さは去り乍ら現幽の 真理を知らず徒に 軽生重死の道を説き 有言不実行に陥入りて」
- ↑ 第10巻総説歌#:「常世の国の自在天 高く輝く城頭の 三ツ葉葵の紋所」、第10巻第2章「天地暗澹」#:「常世の城は雲表に 御空を摩して遠近の 樹の間を透しキラキラと 三葉葵の紋所」、第30巻第18章「日暮シの河」#:「幾十旒とも知れぬ白旗に、三葉葵の紋を赤く染め抜いて、夜風に靡かせつつ(略)これぞアナン、ユーズの引率せるウラル教の宣伝使、信徒の一団がヒルの都に向つて攻め行く途中である」、第30巻第20章「雉と町」#:「思ひがけなきウラル教 ユーズ、アナンの宣伝使 剣抜き持ち太刀槍を 林の如く立て並べ 三葉葵の白旗を 風に靡かせ堂々と」
- ↑ 第43巻第13章「軍談」#:「最後の本隊は鬼春別将軍、全軍を指揮し、秋風に三つ葉葵の旗を林の如く翻し乍ら」、第53巻第20章「背進」#:甲のセリフ「旗印を見れば、どれもこれも三葉葵の紋所を染めなし居りますれば、正しくバラモン教の軍隊かと存じます」
- ↑ 第14巻第14章「一途川」#:弥次彦の婆(一途川の婆)に対するセリフ「オイ貴様はウラル教の悪神の乾児だな。道理で星の紋の付いた布団を着たり、羽織まで星の紋を着けてゐよるワイ」、婆(一途川の婆)のセリフ「ほしいワほしいワ、欲しい印に星の紋が附けてあるのも知らぬかい。星の紋は米の紋ぢやぞ」
- ↑ 第4巻第39章「常世の暗」#で、父・常世彦(常世彦一世)の帰幽後に、息子の高月彦が天使長に選ばれている。第4巻第41章「悪盛勝天」#で「常世彦」を襲名した。
- ↑ 第5巻第1章「栄華の夢」#:「聖地の八王大神にして、かくのごとく律法を無視し、神を涜し、放縦不軌の神政をおこなひ、悪逆日々に増長して、聖地は昼夜の区別なく奇怪なることのみ続出した」
- ↑ 第5巻第2章「松竹梅」#
- ↑ 第5巻第17章「勢力二分」#
- ↑ 第8巻第18章「巴留の関守」#:高彦のセリフ「この巴留の国は鷹取別の御領地で」、第8巻第28章「玉詩異」#:ハルの都の入口で、淤縢山津見のセリフ「此処は大自在天、今は常世神王の領分、鷹取別が管掌するところだから」、第9巻第28章「窟の邂逅」#:夏姫(間の国の酋長・春山彦の妻)のセリフ「此処は高砂の島から常世の国へ渡る喉首、常世神王の宰相司鷹取別の権力強く」、第9巻第34章「森林の囁」#:「勿体なくも常世神王の御領分、鷹取別が管掌の下に、ウラル教を以て教を樹つる間の国」、他多数。
- ↑ 第10巻第4章「鬼鼻団子」#:常世神王(広国別が化けた影武者)のセリフ「ウラル教の最も盛んなる常世の国に(略)常世の国はウラル教の教を以て国是となす」、松代姫のセリフ「常世神王の奉じ給ふウラル教に」
- ↑ 第11巻第23章「保食神」#:「黄泉比良坂の戦に、常世の国の総大将大国彦命、大国姫命その他の神々は残らず日の出神の神言に言向和され、悔い改めて神の御業に仕へ奉ることとなつた。其為め八岐の大蛇や、金毛九尾の悪狐、邪鬼、醜女、探女の曲神は暴威を逞しうする根拠地なるウラル山に駆け集まり、ウラル彦、ウラル姫を始め、部下に憑依して其心魂を益々悪化混濁せしめ体主霊従、我利一遍の行動を益々盛んに行はしめつつあつたのである。悪蛇、悪鬼、悪狐等の曲津神はウラル山・コーカス山・アーメニヤの三ケ所に本城を構へ」
- ↑ 第11巻第21章「俄改心」#:牛公のセリフ「当山の大気津姫と言ふのはその実はウラル姫命、昔は常世姫命と謂つた神であります。夫のウラル彦は今はアーメニヤに居りますが、夫婦手分けをして万々一、日の出神とやらがやつて来てアーメニヤが保てなくなつた時は、このコーカス山の隠処へ逃れる積りで数多の家来衆を引寄せ、各自に立派な屋敷を造り、第二のアーメニヤの都を開かして居るのです。それ故この山は大秘密郷であつてウラル姫命の系統の者でなければ、一人も登られないと厳しく見張つて居る山です」
- ↑ 第15巻第1章「破羅門」#:「八頭八尾の大蛇、悪狐の邪霊は、コーカス山の都を奪はれ、随つてウラル山、アーメニヤ危険に瀕したれば、ウラル彦、ウラル姫は、遠く常世国に逃れ、茲に大自在天大国彦の末裔大国別、醜国姫の夫婦をして、埃及のイホの都に現はれ、第二のウラル教たる婆羅門教を開設し」
- ↑ 第41巻第7章「忍術使」#:「八岐の大蛇や醜狐の邪神は、正神界の経綸に極力対抗せむと、常世彦、常世姫の子なるウラル彦、ウラル姫に憑依し、三五教の神柱国治立命に対抗せむと盤古神王塩長彦を担ぎ上げ、茲にウラル教を開設し、天下を攪乱しつつありしが、三五教の宣伝神の常住不断の舎身的活動に敵し得ず、ウラル山、コーカス山、アーメニヤを棄てて常世の国に渡り、ロツキー山、常世城等にて今度は大自在天大国彦命及び大国別命を神柱とし、再びバラモン教を開設して、三五教を殲滅せむと計画し」
- ↑ 三五教ではなく、バラモン教に攻撃されてウラル彦夫婦は常世の国へ逃げたとも書いてある。第44巻第2章「月の影」#:松公(治国別の弟)のセリフ「兄上様がアーメニヤの神都より宣伝使となつて竜宮の一つ島へ渡られた後、バラモン教の一派に襲はれ刹帝利、浄行を始め毘舎、首陀の四族は四方に散乱し目も当てられぬ大惨事が突発しました。大宜津姫様がコーカス山から敗亡の体で逃げ帰つて来られてから間もない疲弊の瘡の癒え切らない所だから、忽ち神都は防禦力を失ひ常世の国へウラル彦、ウラル姫様一族は其姿を隠し玉ひ諸司百官庶民の住宅は焼き亡ぼされ、ウラル河の辺りに武士の館が少し許り残されたのみ」
- ↑ 第44巻第7章「山口の森」#:松公の歌「ウラルの神のこもりたる その名も高きアーメニヤ 大気津姫の一族が コーカス山の神人に 追はれて常世へ逃げしより バラモン教は虚に乗じ 数多の兵士引率れて 城の周りに火を放ち 焼き尽したる悲しさに」
- ↑ 第12巻第2章「直会宴」#:酋長(夏山彦)のセリフ「此のイホの人間は八分までウラル教だから」
- ↑ ただし6人のうち鷹彦だけはもともと三五教の宣伝使で、ウラル教の悪計を探るためにウラル教の宣伝使になりすましていた。第13巻第6章「逆転」#:鷹彦のセリフ「われは元来は三五教の宣伝使鷹彦と申すもの、ウラル教の宣伝使となりすまし、彼等が悪計の秘密を探り、此処まで帰り来りしもの」
- ↑ 第15巻第8章「ウラナイ教」#
- ↑ 第31巻第13章「姉妹教」#:「ブールは心の底より改心の意を表し、国依別の裁決に依つて、エスを教主となし、エリナは内事一切の司に任じ、紅井姫は暫く賓客として、日暮シ山の花と謳はれ、遂に三五教を樹て、ブールの妻となり、ヒルの神館と相提携して、ヒル、カル両国に亘り、大勢力を拡充し、万民を救ひ助け芳名を轟かしける」
- ↑ 第39巻第15章「焼糞」#:「清春山の岩窟には大将の大足別が数百人の武卒を率ゐ、大黒主の命によつてデカタン高原に蟠居せるウラル教の集団を勦滅せむと出陣した後であつた」、第40巻第1章「大雲山」#:石生能姫のセリフ「イソの館へは左守鬼春別殿、部下の軍卒を引連れ出発さるべし。又大足別は軍勢を引率して、カルマタ国のウラル教が本城へ向つて攻め寄せらるべし」
- ↑ 第40巻第1章「大雲山」#:「時しもあれやウラル彦 ウラルの姫の御教を 宣伝しゆく神司 常暗彦は月の国 デカタン高原に現はれて 教の旗をひらめかし これ又左手にコーランを 捧げつ右手に剣持ち バラモン教の向ふ張り 勢やうやう加はりて バラモン教の根底は 危殆に瀕し来りけり」「カルマタ国に割拠する 常暗彦は日に月に 猛虎の勢加はりつ 数多の軍勢を引率し 山野をわたりはるばると 月の都に攻めよせて 一挙に城を覆へし バラモン教を根底より 絶滅せむと計りゐる」
- ↑ 第41巻第7章「忍術使」#:「ウラル彦、ウラル姫の初発に開きたる盤古神王を主斎神とするウラル教の教徒は、四方八方より何時となく集まり来りて、ウラル彦の落胤なる常暗彦を推戴し、デカタン高原の東北方にあたるカルマタ国に、ウラル教の本城を構へ、本家分家の説を主張し、ウラル教は常暗彦の父ウラル彦の最初に開き給ひし教であり、バラモン教は常世国に於て、第二回目に開かれし教なれば、教祖は同神である。只主斎神が違つてゐるのみだ。ウラル教は如何してもバラモン教を従へねば神慮に叶はない。先づバラモン教を帰順せしめ、一団となつて神力を四方に発揮し、次いで三五教を殲滅せむものと、ウラル教の幹部は息まきつつあつたのである」
- ↑ 第14巻第6章「楽隠居」#:「俺は元はウラル教の信者であつたが石凝姥の宣伝使がコーカス山へ往く時に、孔雀姫の館に巡り会ふて、それから改心を致し三五教になつたのだが、神様に対して一つの功もよう立てないので、ナントカ御用に立たねばならぬと、また元のウラル教へ表面復帰して捕手の役に加はつて居つたのだ」
- ↑ 第12巻第2章「直会宴」#:酋長(夏山彦)のセリフ「此のイホの人間は八分までウラル教だから秘して居つたが」
- ↑ 第67巻第11章「暗狐苦」#:「国王はカラピン王と云ひ、国の中心地点なるタラハン市に宏大なる城廓を構へ、ウラル教を信じて十数代を継続した」
- ↑ 第70巻第1章「信人権」#:「トルマン国の王の名はガーデンと云ふ。ガーデンはウラル教を信ずるでもなく、又排斥するでもなく、祖先伝来の宗教として、弔ひの儀式にのみ用ふる位の観念を持つて居た。然るに国民の過半数はウラル教を奉じ、一部分はバラモン教に入り、二三分通りはスコブツエン宗に新に入信する事となり」
- ↑ 第15巻第1章「破羅門」#:「埃及のイホの都に現はれ、第二のウラル教たる婆羅門教を開設し」
- ↑ 第15巻第8章「ウラナイ教」#:安彦のセリフ「ヤア此奴は、ウラル教と三五教を合併した変則的神教の本山と見える哩」
- ↑ 第18巻第10章「赤面黒面」#:黒姫のセリフ「結構な結構なウラル教の「ウラ」の二字を取り、アナナイ教の「ナイ」の二字をとつて、表ばつかり、裏鬼門金神の変性女子の教は一寸も無いと云ふ、生粋の日本魂のウラナイ教ぢや」