春公

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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春公(はるこう)は、霊界物語に登場する人物。7人いる。

  1. 第11巻第13章転腹#に登場する春公は、黒野ケ原孔雀姫松代姫)の館を襲ったウラル教捕手5人(松公梅公竹公春公秋公)の中の1人。セリフやアクションは特にない。
  2. 第12巻第35巻に登場する春公は、イホの都の富豪。第12巻では、飢饉で食べ物がなく困っている群集に、倉を開けて町中の者に食べ物を与えよと要求される。初出:第12巻第2章直会宴#。正式な名は「春彦」[1]。妻は「お常(おつね)」[2]熊襲の国の「大蛇の三公」は春公の息子。第35巻第9章分担#で三公が自分の出自を語っている。それによると春公は三五教の宣伝使となり、初陣として白瀬川の上流にある「スッポンの湖」の大蛇を言向け和しに夫婦で向かった。だが大蛇に呑まれて死んでしまった。三公たちが大蛇を言向け和しに向かうが、その関係で第35巻にも何度か春公の名が出る。
  3. 第21巻第2章夢の懸橋#に登場する春公は、亀山梅照彦梅照姫の召使い[3]
  4. 第28~29巻に登場する春公は、高姫の部下の春彦のこと。同僚に常公常彦)がおり、たいていコンビで登場する。 →「常彦・春彦」を見よ
  5. 第30巻・第32巻に登場する春公は、ウヅの都の松若彦の部下。同僚に幾公鷹公がいる。「公」を省いて「春」「幾」「鷹」と呼ばれている場合も多い。正純彦カール石熊と共にアマゾンの森林の言霊戦に参加するため出向いた。初出:第30巻第7章提燈の光#[4] [5]
  6. 第39巻第12章種明志#に登場する春公は、タールの若い頃の名前。国公の弟。 →「タール」を見よ
  7. 第39巻第18章関所守#及び第40巻第70巻に登場する春公は、テームス峠バラモン教の関所の関守5人(春公清公道公紅葉雪公)のうちの1人。岩彦半ダース宣伝使)の弟[6]照国別の弟子となる[7]
  8. 第46巻第7章妻難#に登場する春公は、小北山の信者。お福を「旭の豊栄昇り姫」だと信じている。

脚注

  1. 第12巻第9章正夢#に2回だけ「春彦」の名が出る。
  2. お常は第12巻には出ない。第35巻第9章分担#の三公の話の中に名前が出る。
  3. 第21巻第2章夢の懸橋#:「此処には梅照彦、梅照姫の二人、言依別命の命を奉じ、小やかな館を建て、教を遠近に伝へて居た」「梅照姫は召使の春公を招き」
  4. 第30巻第7章提燈の光#:「向うの方より十曜の紋の印の入つた丸提灯をブラつかせ乍ら、二三人の話声刻々と近寄つて来る」、カールのセリフ「ハハー、来よつたなア。ウヅの都から松若彦のお使として末子姫、捨子姫様を御迎への為、出張したのらしい」、「お前は春に、幾に鷹の三人ぢやないか」
  5. 第32巻第14章山上の祝#:「時雨の森の北の森林に向ひたる正純彦、カール、石熊、春公の一隊は」
  6. 第40巻第16章春駒#:「私の兄は岩彦と申しまして」
  7. 第40巻第16章春駒#:「春公は宣伝使に重病を助けられ、命の恩人と感謝し、茲に全く三五の神徳に帰順して、一行に従ひ月の都へ道案内として進み行くことになつた」

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