お福
お福(おふく)は、霊界物語に登場する人物。6人いる。
- 第11巻第7章「露の宿」#に登場するお福は、甲の家人。丁のセリフ中に一度だけ名前が出る。「併し乍ら貴様の家のお福のやうな女だと思つたら、的が外れるぞ」
- 第20巻第5章「親不知」#に登場するお福は、宗彦の元の妻。お勝のセリフ中に名前が一度だけ出る。「どうだ是れから此肉体に先妻のお国に、お光、お福、お三、お四つ、お市、お高が同盟軍を作つて憑依して来るが、それでも其方はまだ未練があるか」
- 第46巻に登場するお福は、竹公の妻[1]。「旭の豊栄昇り姫」の御霊だと思い込んでいる。初出:第46巻第4章「沸騰」#。
- 第52巻第18章「臭風」#に登場するお福は、おなら(実は古鼬が化けた美女)の姑。おならのセリフの中だけに名前が出る。
- 第69巻第12章「悪原眠衆」#に登場するお福は、饂飩屋の娘。かつて松依別(松若彦の息子)が愛していた女。捨子姫のセリフの中に名前が一度だけ出る。「悴の愛してる女は、貴方も御存じの饂飩屋の娘お福と云ふ者、其福の神を貴方は地位が釣合はぬとか云つて、家来を廻し圧迫的に縁をお切りになつたぢやありませぬか」
- 入蒙記第2章「神示の経綸」#に登場する「徳島お福(とくしまおふく)」は、福島久子のこと。一度だけ名前が出る。「源日出雄は神示によつて、明治三十二年聖地に来り、水洗礼の教務を補佐し、大正十年迄神業を続けてゐた。此間殆ど二十四年、高姫の精霊の宿りたる徳島お福、菖蒲のお花、高村高造、四方与多平、鷹巣文助、其他数多の体主霊従派に極力妨害されつつも」 →「福島久子」