巴留の国
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巴留の国(はるのくに)は、
本項では国としての巴留の国について解説する。
概要
地理
次は第8巻から登場。
次は第9巻から登場。
次は第29巻から登場。
次は第31巻から登場。
次は第32巻から登場。
主なエピソード
- 第8巻第15~29章
- ブラジル峠、滝の村、闇山津見の館、巴留の都が舞台となる。淤縢山津見(醜国別)は蚊々虎を連れてブラジル峠を越えると、巴留の国の関所の荒熊(巴留の国を治める鷹取別の部下)たちが、他国の者は入れさせないと襲いかかってくる。淤縢山津見は荒熊(高彦)を和して巴留の都へ道案内させる。滝の村で三五教を宣伝した後、五月姫(巴留の国の東半分を治める闇山津見の娘)と出会い、三人は闇山津見の館へ入った。そこへ駒山彦もやって来て、五月姫を加えて五人で巴留の都に向かう。鷹取別の城下に近づくと、巨大な火の玉(日の出神)が現れて鷹取別らは天の磐船に乗って逃げて行った。淤縢山津見は高彦(荒熊)を巴留の国の守護神(巴留の国の西部の守護職)[2]に任じ、原山津見と命名する。→詳細は「第8巻」を見よ
- 第8巻第31章
- 正鹿山津見が巴留の国で宣伝するために珍山峠を越えたところ、数百の駱駝隊が現れて槍で突き刺された…という回想話が、正鹿山津見のセリフの中に出て来る。〔第8巻第31章「谷間の温泉」#〕
- 第29巻第17~19章
- 天祥山が舞台となる。高姫一行が天祥山を乗り越えて、玉の森(時雨の森)の鷹依姫一行を救いに向かう。→詳細は「天祥山」「第29巻」を見よ
- 第31巻第14~18、21~25章
- ブラジル峠、シーズン河、帽子ケ岳が舞台となる。国依別一行はブラジル峠の山麓で、秋山彦とモリスに命を狙われる。しかし国依別はシーズン河で溺れた二人の命を救うと、二人は改心して国依別の弟子となった。一行は帽子ケ岳に登り、ウヅの国から登って来た言依別命と合流する。一同はここを基地としてアマゾンの魔神・モールバンドとエルバンドに対して言霊戦を開始することとなる。(第19~20章は中有界が舞台) →詳細は「第31巻」を見よ
- 第32巻第1~14章
- 時雨の森、兎の都、帽子ケ岳が舞台となる。時雨の森には兎の一族が神代から住んでいたが、モールバンドとエルバンドという怪獣に捕食されて絶滅の危機に瀕していた。兎の一族は三五教の鷹依姫の一行に救いを求め、鷹依姫は兎の都の王となる。モールバンドらは兎が安全地帯に集まったため捕食出来ずに困っていた。そこで猛獣の獅子王に対し「兎を捕まえて献上せよ、さもないと獅子をはじめ猛獣たちを捕食するぞ」と脅す。獅子王は仕方なく、兎を捕まえるため猛獣連合軍を編成して兎の都に進軍するが、帽子ケ岳の山頂から言依別命と国依別が発射する琉球の玉の霊光に照らされて、猛獣連合軍は命からがら退却した。
- 鷹依姫一行を助けるためアマゾン河に進んで来た高姫は、シクシク原で狐に化かされ、玉への執着心を心の底から捨て去った。高姫一行は鷹依姫一行と合流し、ここに総勢12人は天地に向かって祝詞を一週間、間断なく奏上し続け、すべての猛獣を言向け和した。そして猛獣に対して律法を定めて、これを固く守らせた。またモールバンドとエルバンドは言霊に悦服し、竜体となって天に昇って行った。その後この12人は、後方で支援していた言依別命一行と合流し、18人となって、ウヅの都に凱旋する。→詳細は「第32巻」を見よ
脚注
関連項目
- ハルの湖:月の国にある湖。巴留の国とは無関係。