丹波の国
丹波の国(たんばのくに)は、霊界物語に登場する国。自転倒島にある。
概要
- 表記ゆれ:丹波国(たんばのくに)
- 単に「丹波」と表記される場合も多い。
- 丹波の古称である「田庭(たんば、たには)」と表記される場合もある。
- 王仁三郎は、丹波は元は「田場(たば)」と書いていたと述べている。[1]
- 初出:第1巻発端#(丹波)、第13巻モノログ#(丹波の国)
丹波と丹後
一般に丹波とは、京都府の中央部(東は亀岡から西は兵庫県篠山まで)の地域のことである。古代は、丹波・丹後・但馬を含む全域が丹波で、その後(7~8世紀)三ヶ国に分割された。
霊界物語における丹波は、三国分割後の丹波と同じ地域であるが、一部不明瞭な部分がある。
「丹波村」は現在の京丹後市峰山町丹波と思われ、そこは一般には丹後の国であるが、霊界物語では丹後の国と明示されてはおらず、丹波村という名称から一見、丹波の国に所属しているように思える。(「丹後の国の丹波村」という表現では違和感があるので明示していないのか?)
また「大江山」は霊界物語では丹波の国にあるかのように書いてある[2] [3]。一般に大江山は丹後の国に所属するが、丹後と丹波の国境付近にあるため、「丹波の大江山」と呼ばれる場合もある。
地理
太古の神代の物語に登場するものだけで、自叙伝に登場するものは除く。
次は第1巻から出る。
次は第6巻から出る。
- 桶伏山:
次は第16巻から出る。
次は第17巻から出る。
次は第18巻から出る。
次は第19巻から出る。
次は第20巻から出る。
次は第21巻から出る。
次は第26巻から出る。
次は第27巻から出る。
主なエピソード
第16巻から第33巻まで、丹波の国と丹後の国が舞台となる。ただし途中で何度か海外に舞台が移るため、実際に舞台となるのは主に次の巻である。
- 第16巻第1~19章
- 大江山や由良、冠島沓島など丹後の国が舞台となる。 →「第16巻」
- 第16巻第20~21章
- 丹波村の平助一家の物語。 →「第16巻」
- 第17巻
- 丹波村、真名井ケ岳、鬼ケ城山などが舞台となる。 →「第17巻」
- 第18巻
- 弥仙山、世継王山などが舞台となる。 →「第18巻」
- 第19巻
- 世継王山など綾の聖地が舞台となる。 →「第19巻」
- 第20巻
- 綾の聖地の錦の宮、三国ケ岳などが舞台となる。 →「第20巻」
- 第26巻第1~12章
- 由良(丹後)や錦の宮(丹波)が舞台となる。 →「第26巻」
- 第27巻第1~7章
- 錦の宮が舞台となる。 →「第27巻」
- 第33巻第17~24章
- 錦の宮が舞台となる。 →「第33巻」
第37巻・第38巻の自叙伝では現代の丹波の国である京都府亀岡や綾部が舞台となる。