「霊界物語第1巻」の版間の差分

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* 口述日:第12章までは大正10年2月・3月に発表された「[[回顧録]]」を加筆訂正したもの。第13章以降は同10年10月18日~26日に口述。
* 口述日:第12章までは大正10年2月・3月に発表された「[[回顧録]]」を加筆訂正したもの。第13章以降は同10年10月18日~26日に口述。
* 口述地:[[松雲閣]](綾部)
* 口述地:[[松雲閣]](綾部)
* 筆録者:[[外山豊二]][[加藤明子]][[桜井重雄]][[谷口正治]]
* 筆録者:[[外山豊二]]、加藤新子([[加藤明子]])、[[桜井重雄]]、谷口清治([[谷口雅春]])の4人
* 発行日・校正日 →「[[霊界物語の戦前発行各版の発行日と校正日]]」
* 発行日・校正日 →「[[霊界物語の戦前発行各版の発行日と校正日]]」


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* {{rms09|1|9901|附記 霊界物語について}}
* {{rms09|1|9901|附記 霊界物語について}}


== 諸本 ==
== 初版 ==
初版
[[ファイル:霊界物語第1巻初版の表紙.jpg|thumb|200px|第1巻初版の表紙]]
 
[[霊界物語第1巻の諸本相違点]]


== 初版 ==
第1巻の初版は大正10年(1921年)12月30日に発行された。その後の版と比較し、次のようないくつかの特徴がある。
第1巻の初版は大正10年(1921年)12月30日に発行された。その後の版と比較し、次のようないくつかの特徴がある。


* 第24巻までは「巻」ではなく「篇」と呼ばれていた。→詳細は「[[霊界物語の輯巻篇章#階層構造の名称変更]]」
* 名称は「第一巻」ではなく「'''第一篇'''」である。第24巻までは「巻」ではなく「篇」と呼ばれていた。→詳細は「[[霊界物語の輯巻篇章#階層構造の名称変更]]」
* [[大本神諭]]の抜粋が掲載されていた。第13章以降(第12章までは「回顧録」を加筆訂正したもの)の章題の直後に、本文より小さい活字で数行、その章に関係ありそうな大本神諭の一部が抜粋され掲載されていた。その理由は「凡例」に〈筆録者が仮に「表の神諭」と対照するに便なるやうにした〉と記されている。何版まで掲載されていたのかは不明だが、六版(大正14年2月発行)には掲載されていない。
* '''神諭の抜粋が掲載されていた'''。第13章以降(第12章までは「[[回顧録]]」を加筆訂正したもの)の章題の直後や、章末、または本文の間に、本文より小さい活字で数行、その章に関係ありそうな[[大本神諭]]・[[伊都能売神諭]]の一部が抜粋され掲載されていた。その理由は「凡例」に〈筆録者が仮に「表の神諭」と対照するに便なるやうにした〉と記されている。何版まで掲載されていたのかは不明だが、六版(大正14年2月発行)には掲載されていない。
* 「[[基本宣伝歌]]」は初版には掲載されていない。何版から掲載されるようになったのかは不明だが、六版(大正14年2月発行)には掲載されている。
* '''「[[基本宣伝歌]]」は初版には掲載されていない'''。何版から掲載されるようになったのかは不明だが、六版(大正14年2月発行)には掲載されている。
* 巻末の'''「附記 霊界物語に就て」は初版には掲載されていない'''。何版から掲載されるようになったのかは不明だが、六版(大正14年2月発行)には掲載されている。


[[ファイル:霊界物語第1巻初版の表紙.jpg|thumb|第1巻初版]]
== 諸本 ==


{{pid|914220|霊界物語 第1篇(初版)}}
[[霊界物語第1巻の諸本相違点]]


== 備考 ==
== 備考 ==
== 外部リンク ==
* 第1篇 初版 {{ndldl|914220}}
* 第1巻 六版 {{ndldl|924494}}
* {{obc|rm01|第1巻}} - 霊界物語ネット


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2025年3月9日 (日) 09:42時点における最新版

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霊界物語第1巻(れいかいものがたり だい1かん)は、出口王仁三郎の著書。霊界物語の1番目、霊主体従の1番目の巻。別名・霊主体従子の巻

概要

あらすじ

前半は出口王仁三郎が明治31年に高熊山で一週間の霊的修行を行い、幽界・神界を探検した時に目撃した出来事。後半は太古の地上神界で邪神が「玉」を手に入れるための闘争のドラマ。

第1~19章
上田喜三郎(王仁三郎の幼名)は木花咲耶姫の使者・松岡芙蓉仙人に導かれ霊界へ。幽庁の大王と面会。幽界(地獄界)と神界(天界)を探検旅行する。
第20~21章
天地の剖判を目撃し、日地月の発生、大地の修理固成の様子を見た後、地上神界のドラマへと移る。
第22~36章
地上神界で、竜宮城を占領して「麻邇の珠」(潮満の珠、潮干の珠)を手に入れるため邪神が闘争を起こし、神軍と魔軍の大戦争となる。その後「真澄の珠」と合わせて三個の宝珠をめぐる争奪戦になる。
第37~50章
黄金水の十二個の玉を、邪神の竹熊一派が奪い取ろうとする。奸侫邪智を尽くして10個を手に入れるが、戦闘の末、竹熊は死んでしまう。

主な登場人物

第19章までに登場

第20章以降に登場

【邪神】

黄金水の十二個の玉を保管した竜宮城の従臣12人】

  • 田依彦:白色の玉(第39章で奪われる)
  • 玉彦:黒色の玉(第40章で奪われる)
  • 芳彦:紫色の玉(第41~42章で奪われる)
  • 神彦:黄色の玉(第41~42章で奪われる)
  • 鶴若:赤色の玉(第43章で奪われる)
  • 亀若:緑色の玉(第44章で奪われる)
  • 倉高(高倉):色不明(第41~42章で奪われる)
  • 杉生彦:色不明(第41~42章で奪われる)
  • 高杉別:瑠璃光色の玉(奪われるのを危惧し第46章で地中海の一つ島に隠す)
  • 森鷹彦(森高彦):色不明(奪われるのを危惧し第46章で大八洲彦命に献上)
  • 猿彦:色不明(第41~42章で奪われる)
  • 時彦:黄金の玉(第45章で奪われる)

篇章

初版

第1巻初版の表紙

第1巻の初版は大正10年(1921年)12月30日に発行された。その後の版と比較し、次のようないくつかの特徴がある。

  • 名称は「第一巻」ではなく「第一篇」である。第24巻までは「巻」ではなく「篇」と呼ばれていた。→詳細は「霊界物語の輯巻篇章#階層構造の名称変更
  • 神諭の抜粋が掲載されていた。第13章以降(第12章までは「回顧録」を加筆訂正したもの)の章題の直後や、章末、または本文の間に、本文より小さい活字で数行、その章に関係ありそうな大本神諭伊都能売神諭の一部が抜粋され掲載されていた。その理由は「凡例」に〈筆録者が仮に「表の神諭」と対照するに便なるやうにした〉と記されている。何版まで掲載されていたのかは不明だが、六版(大正14年2月発行)には掲載されていない。
  • 基本宣伝歌」は初版には掲載されていない。何版から掲載されるようになったのかは不明だが、六版(大正14年2月発行)には掲載されている。
  • 巻末の「附記 霊界物語に就て」は初版には掲載されていない。何版から掲載されるようになったのかは不明だが、六版(大正14年2月発行)には掲載されている。

諸本

霊界物語第1巻の諸本相違点

備考

外部リンク

脚注