月日明神
月日明神(つきひみょうじん)は、霊界物語に登場する人物。鬼武彦の眷族である白狐[1] [2]。
概要
主なエピソード
【第5巻】:言触神(宣伝使)の一人として宣伝の旅に出る。〔第5巻第18章「宣伝使」#〕
【第16巻】:鬼武彦や他の白狐と共に、鬼雲彦の四天王に化け、大江山の鬼雲彦の前に現れる。月日明神は石熊に化けた。〔第16巻第10章「白狐の出現」#〕
【第24巻】:竜宮島で、玉能姫・初稚姫を探している玉治別の前に現れ、「アンナヒエールの里」へ道案内する(そこへ後から玉能姫・初稚姫がやって来た)。〔第24巻第14章「タールス教」#〕
【第31巻】:ブラジル山の山麓で、国依別・安彦・宗彦の一行が木の上で休んでいると、秋山別・モリスが木の下にやって来た。そこへ紅井姫・エリナが現れて、秋山別・モリスを恋で誘惑して連れて行く。この紅井姫・エリナは実は旭明神と月日明神が化けた偽者だった[5]。4人の男女はシーズン河の辺まで行くが、そこで紅井姫は秋山別に暴言を吐いて川に飛び込んでしまう[6]。エリナもモリスと秋山別に暴言を吐き、二人を川に投げ込み、自分も煙となって消えてしまった。〔第31巻第16章「天狂坊」#~第18章「シーズンの流」#〕
【第44巻】:野中の森で、バラモン教の捕手たちが一人の女を虐待していた。治国別一行が通りがかるが、何故か治国別は助けようとしない。女は白狐となって消え去った。その正体は月日明神で、楓を探していたバラモン教の捕手を引き留めていたのだった。それを治国別は知っていたのだった[7]。〔第44巻第15章「変化」#〕
→鬼武彦と白狐たちの活動の全体は「鬼武彦#主なエピソード」を見よ
脚注
- ↑ 第44巻第15章「変化」#:治国別のセリフ「あの御方は三五教の御守護神、鬼武彦の御眷族、月日明神さまだよ」
- ↑ 第16巻第10章「白狐の出現」#:石熊に化けた月日明神のセリフ「吾こそは月日明神と名を頂きし常夜の国の大江山に現はれたる白狐なるぞ」
- ↑ 第5巻第18章「宣伝使」#:「高倉、旭の二神合体して月日明神」
- ↑ 第31巻第16章「天狂坊」#:国依別のセリフ「あの御方は旭明神、月日明神と云ふ御二方だよ。吾々の迷惑をお助け下さつた結構な白狐さまだよ」
- ↑ 第31巻第16章「天狂坊」#:国依別のセリフ「あの御方は旭明神、月日明神と云ふ御二方だよ。吾々の迷惑をお助け下さつた結構な白狐さまだよ」
- ↑ 第31巻第17章「新しき女」#:「と云ひ乍ら、身を躍らしてザンブと計り、シーズン河の激流に飛び込み、パツと立つ水煙と共に後白波と消えにける」
- ↑ 第44巻第15章「変化」#:治国別のセリフ「あの御方は三五教の御守護神、鬼武彦の御眷族、月日明神さまだよ。バラモン教の捕手が山口の森に隠れて厶つた楓さまを召捕らうと大蛇の窟迄覗きに行き居つたのだから、月日さまが楓さまの親子対面が出来る迄、あゝして身代りになつてゐて下さつたのだ。而して吾々に御守護あつた事を示すために今迄待つてゐて下さつたのだよ」