アンナヒエールの里
アンナヒエールの里(あんなひえーるのさと)は、霊界物語に登場する村。竜宮島 (豪大陸)にある。
概要
- 表記ゆれ:アンナヒエールの郷、アンナヒエールのタールス郷
- 第24巻第14章「タールス教」#と第15章「諏訪湖」#だけに出る。
- 竜宮島の、ネルソン山より西側にある[1]。ジャンナの郷のはるか西北にある高山の、山腹の平坦な場所にある。[2]
住民
主なエピソード
ジャンナの郷で玉治別は白狐に従い、山林の中を2~3里ばかり西北へ進む。谷川で大蛇に出会うが、鎮魂を施すと大蛇は涙を流して姿を隠した。そして猩々の群に出会い、彼らに背負われて谷を幾つも越え、ある高山の山腹のやや平坦な地点についた。
森林から文身(入れ墨)をした男(チルテルたち)が14~5人現れ、玉治別の身体を担ぎ上げて、岩窟の奥へ進んで行く。そこに文身をしていないタールスという男(タールス教の教主)がいて、玉治別を救世主と仰ぐ。ここはアンナヒエールという里であった。
玉能姫と初稚姫もアンナヒエールの里に進んで来た。玉治別はこの里の言葉をすっかり覚え、三五教の教理を説き諭し、里人を一人も残らず帰順させ、タールスとチルテルを神司とした。2~3ヶ月滞在した後、3人はこの里を出て西北さして進んで行った。(次に場面は「イルナの郷」に移る)〔以上、第24巻第14章「タールス教」#〕