高姫
この項目はまだ書きかけです。内容が不十分だったり不明瞭だったりします。
概要
家族
- ウラル彦、ウラル姫(常世彦二世、常世姫二世):高姫の父母。[1]
- 常世彦(一世)、常世姫(一世):祖父母。
- 珍山彦(別名・蚊々虎、常照彦):伯父あるいは叔父。祖母の常世姫(一世)の〈内証の子〉[2]なので父は常世彦(一世)でなく、不倫の子のようである。
- 兄弟姉妹は何人いるのか不明だが、判明している者に次の3人がいる。いずれも高姫より年上か年下か不明。
- 建国別(たけくにわけ):幼名・金太郎。高姫の息子。東助との間に生まれた。しかし東助が高姫を捨てて家を出て行ってしまったため、失意した高姫は息子を捨ててしまう。金太郎は誰かに拾われ成長し、建国別と名を変え、熊襲国で神司となった。高姫は35年前に捨てた息子が建国別だと知る〔第34巻〕。
- 東助(とうすけ):元・夫。本名・東野別(あずまのわけ)。筑紫国の国司・高照彦の息子。高姫が10代の終わり頃、東助に一目惚れして同棲したが、東助は高姫を捨てて家を出て行ってしまった。その後、東助は淡路島の洲本の司となった。高姫は東助と再会〔第23巻〕し、よりを戻そうとするが、すでに結婚していた東助は高姫の求愛を断固拒否する〔第33巻〕。
- 美山別(みやまわけ):現在の夫。高姫は男を尻に敷くタイプで、美山別も〈人形のような男〉[5]だとバカにしている。
関連項目
脚注
- ↑ 第15巻第9章「薯蕷汁」#:〈ウラル彦やウラル姫の、又もや体に宿りつつ〉。第33巻第22章「高宮姫」#:(高姫の歌)〈厳の御霊の系統で 日の出神の生宮と 今まで固執して来たが 思へば思へば恐ろしい 誠の素性を明すれば コーカス山に現れませる ウラルの彦やウラル姫 二人の中に生れたる 吾は高宮姫命〉
- ↑ 第8巻第16章「霊縛」#:〈蚊々虎さまと綽名をつけられ(略)稚桜姫の神の御子の常世姫が内証の子と生れた常照彦〉
- ↑ 第5巻第1章「栄華の夢」#:〈常世彦、常世姫二神の間に常治彦が生れた。つぎに玉春姫といふ妹神が生れた。(略)愛児常治彦は長ずるにおよんで前頭部に牛のごとき角が二本生えた。神々はこれを常治彦といはず鬼治彦と密かに綽名してゐた。〉
- ↑ 第41巻第7章「忍術使」#:〈ウラル彦の落胤なる常暗彦を推戴し〉
- ↑ 第23巻第16章「蜈蚣の涙」#