お玉の方
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この項目では、玉照姫の生母のお玉について説明しています。その他のお玉については「お玉 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
お玉の方(おたまのかた)は、霊界物語に登場する人物。錦の宮の神柱・玉照姫の生母。於与岐の里の豊彦の一人娘。
概要
- 初出:第18巻序#・第18巻第2章「厳の花」#(お玉)、第18巻第4章「四尾山」#(お玉の方)
- 表記ゆれ:通常は「お玉」と呼ばれるが、玉照姫の出産後は「お玉の方」と呼ばれる場合もある。本項では他の「お玉」と区別するため「お玉の方」を項目名とした。
- 玉照姫を出産した時の年齢は18歳。[1]
関連人物
主なエピソード
第18巻
- お玉は18ヶ月前に見た夢の中で、白髪異様の老人に五つの玉を呑ませられ、「七人の女の随一、厳の御霊の誕生」[3]だと告げられた。父の豊彦も同じ夢を見た。以降、お玉の腹は膨れて行った。三五教の宣伝使・悦子姫が豊彦の家を訪れ、産婆となり、お玉は女児を産んだ。悦子姫によって「玉照姫」と命名された。〔第18巻第1章「春野の旅」#~第2章「厳の花」#〕
- ウラナイ教の高姫・黒姫が玉照姫を手に入れようと策略する。黒姫は青彦と紫姫(二人は三五教の宣伝使だが、ウラナイ教に寝返ったフリをして黒姫の部下になっている)に、於与岐の里の豊彦の家に行き、玉照姫を手に入れてくるよう命じた。しかし青彦・紫姫は玉照姫と母のお玉を、悦子姫の館(三五教の拠点)へ連れて行った。〔第18巻第16章「返り討」#~第17章「玉照姫」#〕
第20巻
- お玉はバラモン教の蜈蚣姫の部下に攫われ、三国ケ岳の大岩窟の前にある村に軟禁されていた。玉照姫を奪い取るために、まず生母のお玉を捕まえたのである。そこへ三五教の宗彦の一行が現れた。一行は蜈蚣姫が奪った黄金の玉と、お玉を取り返して、山を下り綾の聖地へ帰った。〔第20巻第11章「鬼婆」#〕