お勝
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概要
主なエピソード
宗彦と妻・お勝は、バラモン教の修験者となって巡礼の旅をしていた。赤児が死んでしまい、その冥福を祈るため、三年前に旅に出たのだった[1]。宇都山村で松鷹彦と出会い、改心する。2人は武志の宮(松鷹彦が神主)で神に仕えることになる。
松鷹彦には息子2人と娘1人がいたが、昔、悪人に誘拐され、生き別れになっていた。それが天の真浦・宗彦・お勝の3人だと判明する。娘のお梅には臍の上に三角形に並んだ三つの黒子があったが、お勝にもそれがあったのだ。
宗彦とお勝は血がつながった兄妹であるが、それを知らずに夫婦になっていた。宗彦は「素より兄妹と知つて天則を犯したのでもなし、知らず識らずの反則であるから神様も赦して下さるだらう。何うぞ心配してくれな、併し兄妹と分つた以上は、お前の望み通り暇を上げませう」と言って2人は離縁する。お勝は田吾作(玉治別)の妻となった。〔以上、第20巻第5~7章〕
玉治別と妻のお勝は、高姫の病気を見舞いに、綾の聖地の高姫の館へ行く。〔第22巻第6章「見舞客」#〕
これ以降は、話中にお勝の名前が出るだけで、舞台には登場しない。
脚注
関連人物
- お梅:複数いる。