竹生島
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竹生島(ちくぶしま、ちくぶじま)は、
本項では琵琶湖の竹生島について解説する。
概要
- 表記ゆれ:竹生の島
- 別称:竹の島
- 初出:第12巻第29章「子生の誓」#
- 霊界物語の時代(太古の神代)には琵琶湖のほとんど中央に松の島、竹の島、梅の島の三つの島が並んでいた。この時代の竹生島とは竹の島のことである。[1] →「琵琶湖#三つの島」を参照
主なエピソード
竹生島が舞台となるのは第26巻第13~15章だけである。
- 竹生島には神素盞嗚大神が隠れ給う仮館[2]があり、英子姫(八人乙女の一人)は亀彦を伴い、竹生島に渡った。また悦子姫も音彦を伴い竹生島に渡った。[3] [4] [5]
- 竹生島から亀彦が、神素盞嗚大神・英子姫の直使として、世継王山の山麓の悦子姫の館に出向き、紫姫・若彦(青彦)に対し、玉照姫の件で、処分を申し伝えた。〔第19巻第4章「善か悪か」#〕
- 生田の森の杢助館で国依別は、高姫・黒姫・高山彦の三人に、偽の神懸かりをして再度山の大天狗だと名乗り、竹生島の社殿の下に玉を隠したとウソを教えた。高姫には金剛不壊の如意宝珠、黒姫には黄金の玉、高山彦には紫の玉だと言って、それぞれ同じ場所を教えた。三人はそれを信じて玉を掘りに行く。〔第25巻第18章「玉の所在」#~第19章「竹生島」#〕
- 三人はそれぞれ一人で竹生島(竹の島)に渡った。それぞれ自分一人しかいないと思って闇の中、社殿の下を掘り進めて行く。それに気づいた亀彦(英子姫と亀彦はこの社に仕えている)は白衣を頭から被り、自分は木花姫神だと名乗り、三人の前にソッと現れる。そして──いくら掘っても玉はない、天狗に騙されたのだ、今日は九月九日、五個の麻邇宝珠が綾の聖地に納まる日だから早く拝みに行け──と教える。三人は国依別に騙されたことを覚り、互いに相手に八つ当たりする。舟で帰る途中、木花姫神(本物)が現れ、三人の玉への執着心を戒める。そして、偽神懸かりで騙されたのではなく、三人に改心を促す神の尊い仕組であるから、悔い改めよと諭した。一方、竹生島の神素盞嗚大神の仮館を守る英子姫と亀彦は、舟に乗って綾の聖地に向かった。〔第26巻第13章「三つ巴」#~第15章「諭詩の歌」#〕
現実の竹生島
琵琶湖の北部にある島で、市杵島比売命を祭る竹生島神社(都久夫須麻神社)がある。
言霊隊
大正8年(1919年)9月30日、王仁三郎は役員・信者を率いて綾部の四尾山に登り言霊の実習を行い、これを言霊踏査隊の第一隊とした。第二隊は10月2日に伊吹山から、第三隊は10月4日に大台ケ原から、第四隊は11月9日に竹生島から、第五隊は同じ日に大津市の坂本から、言霊の実習を行った。[6]
人類の始祖の出生地
肉体を具備した神(人類の始祖)、琵琶湖の竹生島で三女神が、蒲生で五男神が生まれのが最初である。→詳細は「琵琶湖#人類の始祖の出生地」を見よ
脚注
外部リンク
- 竹生島 - ウィキペディア
- 都久夫須麻神社 - ウィキペディア
- 竹生島神社(公式サイト):祭神は市杵島比売命(弁才天)。