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松鷹彦
,'''松鷹彦'''(まつたかひこ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。[[宇都山村]]の[[武志の宮]]の神司。
== 概要 ==
[[ファイル:霊界物語熊野・琉球にまつわる主な人物系図.jpg|thumb|霊界物語における熊野と琉球にまつわる主な人物の系図]]
* 初出:{{rm|20|1|武志の宮}}
* [[熊野]]の生まれ。男子2人・女子1人の子供がいたが、[[素盞嗚尊]]が高天原を追放され世が暗闇になった時、悪魔が横行して3人の子供を誘拐されてしまった。15~6年前に[[宇都山村]]に来て、宮守をして余生を送っている。<ref name="rm2006">{{rm|20|6|梅花の痣}}:「私は元は紀の国で生れたものだが、素盞嗚尊様が高天原を神追ひに追はれて遠い国へ御出ましになつた其時に、世の中は一旦は常暗の夜になつた事がある。其の時だつた、悪魔が横行して男二人、女一人の三人の子供を何者にか攫はれて了ひ、女房と二人が泣きの涙で、十五六年前に此処へ出て来て村人の情に依つて、此の宮守をさして貰ひ余生を送つて居るのだ」、「私は熊野の生れだ」</ref>
== 関係の深い人物 ==
* [[お竹]]:妻。
* [[天の真浦]]:長男。幼名は「松」。
* [[お春]]:天の真浦の妻。
* [[宗彦]]:二男。幼名は「竹」。後に[[国依別]]に改名。[[末子姫]]と結婚し、[[ウヅの国]]の国司になる。
* [[お勝]]:娘。幼名は「梅」。
* [[田吾作]]:お勝の夫。後に[[玉治別]]に改名。[[黒姫]]が捨てた子。
== 主なエピソード ==
* 松鷹彦は[[武志の宮]]で[[天の真浦]]・[[秋彦・駒彦]]の三人と出会う。頼まれて[[バラモン教]]の[[友彦]]の館へ案内するが、途中で秋彦・駒彦が天の真浦を崖から突き落としたので驚く。これは宣伝使としての試験だった。松鷹彦は天の真浦を家に滞在させ、妻の[[お竹]]と共に天の真浦に「[[不言実行]]」を教える。〔{{rm|20|1|武志の宮}}〕
* [[宇都山川]]で釣りをしていると、バラモン教の修験者の[[宗彦]]・[[お勝]]の夫婦と出会う。松鷹彦は二人を諫め、また宗彦も松鷹彦の殺生(魚釣り)を諫めた。松鷹彦は川漁を止めて、武志の宮に居を移し、宗彦・お勝と共に神に仕えた。ある時、天の真浦・宗彦・お勝の三人が、松鷹彦と[[お竹]]<ref>お竹は{{rm|20|5|親不知}}で誤って川で死んでしまった。「婆アは川に誤つて 寂滅為楽となりました」</ref>の生き別れた子供たちだと判明する。悪人に誘拐されて行方不明になっていたのだった<ref name="rm2006" />。〔{{rm|20|5|親不知}}~{{rms|20|7|再生の歓}}〕
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:まつたかひこ}}
[[Category:霊界物語の人物]]
== 概要 ==
[[ファイル:霊界物語熊野・琉球にまつわる主な人物系図.jpg|thumb|霊界物語における熊野と琉球にまつわる主な人物の系図]]
* 初出:{{rm|20|1|武志の宮}}
* [[熊野]]の生まれ。男子2人・女子1人の子供がいたが、[[素盞嗚尊]]が高天原を追放され世が暗闇になった時、悪魔が横行して3人の子供を誘拐されてしまった。15~6年前に[[宇都山村]]に来て、宮守をして余生を送っている。<ref name="rm2006">{{rm|20|6|梅花の痣}}:「私は元は紀の国で生れたものだが、素盞嗚尊様が高天原を神追ひに追はれて遠い国へ御出ましになつた其時に、世の中は一旦は常暗の夜になつた事がある。其の時だつた、悪魔が横行して男二人、女一人の三人の子供を何者にか攫はれて了ひ、女房と二人が泣きの涙で、十五六年前に此処へ出て来て村人の情に依つて、此の宮守をさして貰ひ余生を送つて居るのだ」、「私は熊野の生れだ」</ref>
== 関係の深い人物 ==
* [[お竹]]:妻。
* [[天の真浦]]:長男。幼名は「松」。
* [[お春]]:天の真浦の妻。
* [[宗彦]]:二男。幼名は「竹」。後に[[国依別]]に改名。[[末子姫]]と結婚し、[[ウヅの国]]の国司になる。
* [[お勝]]:娘。幼名は「梅」。
* [[田吾作]]:お勝の夫。後に[[玉治別]]に改名。[[黒姫]]が捨てた子。
== 主なエピソード ==
* 松鷹彦は[[武志の宮]]で[[天の真浦]]・[[秋彦・駒彦]]の三人と出会う。頼まれて[[バラモン教]]の[[友彦]]の館へ案内するが、途中で秋彦・駒彦が天の真浦を崖から突き落としたので驚く。これは宣伝使としての試験だった。松鷹彦は天の真浦を家に滞在させ、妻の[[お竹]]と共に天の真浦に「[[不言実行]]」を教える。〔{{rm|20|1|武志の宮}}〕
* [[宇都山川]]で釣りをしていると、バラモン教の修験者の[[宗彦]]・[[お勝]]の夫婦と出会う。松鷹彦は二人を諫め、また宗彦も松鷹彦の殺生(魚釣り)を諫めた。松鷹彦は川漁を止めて、武志の宮に居を移し、宗彦・お勝と共に神に仕えた。ある時、天の真浦・宗彦・お勝の三人が、松鷹彦と[[お竹]]<ref>お竹は{{rm|20|5|親不知}}で誤って川で死んでしまった。「婆アは川に誤つて 寂滅為楽となりました」</ref>の生き別れた子供たちだと判明する。悪人に誘拐されて行方不明になっていたのだった<ref name="rm2006" />。〔{{rm|20|5|親不知}}~{{rms|20|7|再生の歓}}〕
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:まつたかひこ}}
[[Category:霊界物語の人物]]