家島

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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家島(えじま)は、霊界物語に登場する島。瀬戸の海 (瀬戸内海)にある。

概要

主なエピソード

第23巻の第12~13章で家島が舞台となる。高姫は玉を探しに家島に行き、次に小豆島蜈蚣姫と出会い、竜宮島へ向かう。

高姫玉能姫が家島に玉を隠したと思い込み、玉能丸(玉能姫の舟)を盗み、4人の供(貫州鶴公清公武公)を伴い、家島に向かう。しかし途中で颶風に遭い、舟は暗礁に乗り上げて難破してしまう。高姫ら5人は淡路島に打ち上げられ、後を追って来た玉能姫に救われる。命の恩人の玉能姫に悪態をつく高姫に4人の部下は呆れ果て愛想を尽かす。高姫は、そこにやって来た漁舟(東助の舟)に乗って家島に向かった。〔第23巻第10章家宅侵入#第11章難破舟#

家島へ行く途中、神島(玉能姫が玉を隠した島)に気づくが、スルーしてしまう。家島の岸に着くと高姫は玉を探しに山林の中に入って行った。そこへ玉能姫と、高姫の4人の部下が後を追ってやって来た。貫州たちは玉能姫を山に登らせた。実は高姫と示し合わせて玉能姫をここにおびき寄せたのだった。玉能姫は逃げると、高姫が現れ行く手を遮る。玉能姫は木花姫命に祈願を凝らすと辺りは濃い霧に包まれ無事に逃げることが出来た。磯端に着くと虻公蜂公が助けに来ていた。玉能姫は東助の舟の綱を解いて流してしまい、自分が乗って来た舟で虻公、蜂公と共に島を離れて帰ってしまった。〔第23巻第12章家島探#

高姫らは船着場にやって来るが舟がないのに気づく。高姫は東助に当たり散らして山の上に行ってしまった。そこへ東助の舟が流されて岸に戻って来た。貫州は高姫に知らせに行くが、その間に東助と他の3人は舟に乗って島を出てしまう。高姫は貫州に当たり散らし、二人はケンカとなる。すると磯端に、玉能姫の贈り物として舟が横付けになっていた。高姫は、竜神が玉を持って行ったと玉能姫が言っていたのは、竜宮島に玉が隠してあるのだと思い込み、舟に果物を積むと、貫州と共に竜宮島を目指して西へ漕ぎ出した。〔第23巻第13章捨小舟#

第15章婆と婆#第18章波濤万里#小豆島が舞台となる。高姫はそこで蜈蚣姫と出会い、竜宮島へ向かう)

現実の家島

播磨灘の家島(いえしま、えじま)のこと。家島諸島の真ん中あたりにある大きな島。家島諸島の東端には上島(神島)がある。

脚注

  1. 「絵島」は第25巻第17章#に1回だけ出る。

外部リンク