若彦館

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

若彦館(わかひこやかた)は、霊界物語に登場する館。紀の国普陀落山の麓にあり、若彦が住んでいる。[1]

概要

主なエピソード

若彦館を高姫の部下の魔我彦竹彦が訪ねて来た。二人は言依別命玉能姫(若彦の妻)と不倫をしているなどと嘘を告げて若彦を離反させようとするが、若彦は取り合わない。〔第23巻第2章副守囁#

そこへ今度は杢助国依別玉治別の三人が訪ねて来た。国依別と玉治別は青山峠で魔我彦と竹彦に谷底に突き落とされて殺されかけたことを若彦に打ち明ける。竹彦に八岐大蛇の眷族が懸かり、松の木の上から飛び降りろと命じられ二人は庭の松から飛び降りて人事不省となる。国依別と玉治別が二人を介抱すると息を吹き返した。杢助は若彦・国依別・玉治別の三人に三国ケ岳の探検を命じ、自分は魔我彦と竹彦を連れて綾の聖地に帰ることになった。〔第23巻第3章松上の苦悶#

脚注

  1. 第23巻第2章副守囁#:「罪も穢れも那智の滝、洗ひ流した若彦は、心もすがすがしく三五教の教理を遠近に伝ふべく、普陀落山の麓に館を造り、教を四方に布きつつあつた」