天州
天州(てんしゅう)は、霊界物語に登場する人物。アルプス教の鷹依姫の部下。
概要
- 「徳公(とくこう)」とも呼ばれる。[1]
- 他人の会話中に「天州」または「徳公」の名前が出るだけで、本人は登場しない。
- 子分に遠州・雲州・甲州・三州・駿州・武州の6人がいる。
主なエピソード
- 高春山のアルプス教の教主・鷹依姫は、天州(徳公)を綾の聖地に潜入させ、黄金の玉(→「三つの玉」)のありかを探らせた。[2]
- 天州は三五教の信者に化けて綾の聖地に入り込み、門掃(かどはき)をしていた。[3] [4]
脚注
- ↑ 使用回数は、天州4回、徳公3回
- ↑ 第22巻第3章「不知火」#:(黒姫のセリフ)「貴女が高春山でアルプス教の教主と云うて威張つて居られた時、徳公を聖地に入り込ませ、玉の在処を考へさして居つたぢやありませぬか。あの徳と云ふ奴は蜈蚣姫に在処を知らした奴だ」
- ↑ 第21巻第4章「砂利喰」#:(遠州のセリフ):「併し乍ら私の大親分に天州と云ふ奴があります。此の天州は今三五教の本山へ、何か結構な玉があるに違ひないといつて、信者に化込んで這入つて居ります。それは徳公と云ふ智慧も力も立派に備はつた大親分です」、(玉治別のセリフ)「あの徳公が貴様の親分と云ふのか。彼奴は聖地で門掃をして居つた奴ぢや」
- ↑ 第22巻第18章「布引の滝」#:(カナンボールが玉能姫に対して)「三五教の裏返り者。貴様は三つの玉を持ち出して隠し場所に困り、狼狽へて居やがると云ふ事は、聖地へ入り込ましてある天州の報告によつて明かなる処だ」
関連項目
- 徳公:4人いる