月の国
(印度の国から転送)
月の国(つきのくに)は、霊界物語に登場する国。
本項では現代のインドである月の国について解説する。
概要
- 別名・表記ゆれ:印度の国(つきのくに、いんどのくに)、印度国(いんどこく、いんどのくに、つきのくに)、月氏国(げっしこく)、月の神国(つきのかみくに、つきのみくに)、ツキの国 [2]
- 初出:第1巻第2章「業の意義」#(印度国)、第6巻第23章「諸教同根」#(月氏国)、第15巻凡例#(印度の国、月の国)、第15巻第19章「第一天国」#(月の国)、第39巻第8章「母と娘」#(月の神国)
国々
月の国には七千余の国々があるとされ、そのうち次の国が登場する。(登場の早い順)
- デカタン国 … 初出:第1巻第45章「黄玉の行衛」# →デカタン高原のこと
- シロの国(シロの島) … 初出:第16巻第1章「天橋立」#
- ハルナの国(ハルナの都) … 初出:第39巻第8章「母と娘」#
- ガランダ国 … 初出:第39巻第9章「九死一生」#
- サワラ (月の国) … 初出:第39巻第12章「種明志」#
- カルマタ国 … 初出:第40巻第1章「大雲山」#
- イルナの国 … 初出:第40巻第20章「入那の森」#
- テルマン国 … 初出:第41巻第2章「入那城」#
- カビライ国 … 初出:第44巻第3章「守衛の囁」#
- コーラン国 … 初出:第51巻第12章「初花姫」#
- ビクの国 … 初出:第53巻第2章「蜉蝣」#
- イヅミの国 … 初出:第58巻第12章「素破抜」#
- 木国 … 初出:第58巻第13章「兎耳」#
- トルマン国 … 初出:第66巻第5章「愁雲退散」#
- タラハン国 … 初出:第67巻第11章「暗狐苦」#
主な地理
各国の地理に納まらないもの(月の国のどの国にあるか不明なものや、広域にわたるもの)のみを掲載する。その他の地理は各国の地理の項に掲載する。
次は第1巻から出る。
次は第6巻から出る。
- 霊鷲山:印度と西蔵の境に屹立する高山。
次は第7巻から出る。
次は第15巻から出る。
- フルの港:
次は第24巻から出る。
次は第39巻から出る。
次は第56巻から出る。
- エルシナ谷:テルモン山の山続きの谷。
次は第57巻から出る。
- キヨの湖(テルモン湖):月の国の北端にある。
次は第58巻から出る。
次は第63巻から出る。
次は第65巻から出る。
次は第67巻から出る。
次は第72巻から出る。
主なエピソード
月の国は、霊界物語の中で一番登場場面が多い。
第1巻
第7巻
日の出神が白雪郷で、大中教に捕まった酋長夫妻と祝姫を救出する。→詳細は「白雪郷」を見よ
第24巻
小糸姫と友彦がシロの島に駆け落ちするが、小糸姫は友彦に愛想を尽かして小舟で海に出る。→詳細は「シロの島」を見よ
第36巻
シロの島はサガレン王が治めていたが、妖僧・竜雲が国を乗っ取ってしまう。→詳細は「シロの島」「第36巻」を見よ
第39巻以降
月の国はバラモン教の大教主・大黒主が圧政を敷いて人々を苦しめていたが、神素盞嗚大神は大黒主を言向け和すため、フサの国ウブスナ山の斎苑館に宣伝使を集め、言霊隊を選抜し、5隊6名の宣伝使を月の国ハルナの都へ向けて派遣した(→大黒主調伏相談会)。そのため第39巻から第72巻まではフサの国と月の国が主な舞台となる。
- 第41~42巻
- 黄金姫と清照姫の母娘が、イルナの国の国難を救う。→詳細は「イルナの国」を見よ
- 第41巻第8~9章
- テルマン国が舞台となる。→詳細は「テルマン国」を見よ
- 第53~55巻
- ビクの国が舞台となる。→詳細は「ビクの国」を見よ
- 第58~60巻
- イヅミの国が舞台となる。→詳細は「イヅミの国」を見よ
- 第66~67巻第10章、第70巻、第72巻
- トルマン国が舞台となる。→詳細は「トルマン国」を見よ
- 第67巻第11章~第68巻、第71巻
- タラハン国が舞台となる。→詳細は「タラハン国」を見よ
現実の月の国
現在のインドに該当する。19世紀半ばからイギリスの植民地となり、昭和22年(1947年)に独立した。現在のパキスタンやバングラデシュも、当時はインドの一部である。
脚注
外部リンク
- <wp>インド</wp>
- インド - コトバンク