「ウヅの館」の版間の差分
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− | * 表記ゆれ:ウヅの神館、[[珍の館]]、珍の神館、宇都の館 <ref>使用回数は、ウヅの館22回、ウヅの神館1回、珍の館24回、珍の神館1回、宇都の館1回だが、そのうち「[[珍の館]] | + | * 表記ゆれ:ウヅの神館、[[珍の館]]、珍の神館、宇都の館 <ref>使用回数は、ウヅの館22回、ウヅの神館1回、珍の館24回、珍の神館1回、宇都の館1回だが、そのうち「[[珍の館]]」は普通名詞としても多数使われているので、「ウヅの館」を本項の代表表記とする。</ref> |
* 初出:{{rm|9|9|鴛鴦の衾}}:「珍の都の主宰神 桃上彦の掌る 珍の館に着きにけり」<ref>それより早く{{rm|9|1|都落}}に「珍の館」と出て来るが、そちらは普通名詞としての使われている。</ref> | * 初出:{{rm|9|9|鴛鴦の衾}}:「珍の都の主宰神 桃上彦の掌る 珍の館に着きにけり」<ref>それより早く{{rm|9|1|都落}}に「珍の館」と出て来るが、そちらは普通名詞としての使われている。</ref> | ||
* 片仮名で「ウヅの館」と表記されるのは第32、33巻だけ。 | * 片仮名で「ウヅの館」と表記されるのは第32、33巻だけ。 | ||
− | * 第8、9巻では[[ウヅの国]]の守護職・[[正鹿山津見]](旧名・[[桃上彦]] | + | * 第8、9巻では[[ウヅの国]]の守護職・[[正鹿山津見]](旧名・[[桃上彦]])の館として登場する。第8巻(第37、38章)では「正鹿山津見の館」と呼ばれている。 |
* 第30~33巻では、ウヅの国の神司・[[松若彦]]<ref>松若彦は国司ではない。父・[[国彦]]の代から、[[国依別]]が[[末子姫]]と結婚して国司となるまでの間、国を守るように[[正鹿山津見]]から命じられていた。{{rm|32|22|橋架}} ちなみに正鹿山津見はこの後エルサレムに帰還した。{{rm|32|15|万歳楽}}</ref>の館として登場する。 | * 第30~33巻では、ウヅの国の神司・[[松若彦]]<ref>松若彦は国司ではない。父・[[国彦]]の代から、[[国依別]]が[[末子姫]]と結婚して国司となるまでの間、国を守るように[[正鹿山津見]]から命じられていた。{{rm|32|22|橋架}} ちなみに正鹿山津見はこの後エルサレムに帰還した。{{rm|32|15|万歳楽}}</ref>の館として登場する。 | ||
− | 第69巻でもウヅの国が舞台となるが、国司・[[国依別]]の館は「[[高砂城]]」と呼ばれている。→「[[高砂城]]」を見よ | + | * 第69巻でもウヅの国が舞台となるが、国司・[[国依別]]の館は「[[高砂城]]」と呼ばれている。→「[[高砂城]]」を見よ |
== 主なエピソード == | == 主なエピソード == |
2018年12月11日 (火) 23:01時点における最新版
ウヅの館(うづのやかた)は、霊界物語に登場する館。ウヅの国の都(ウヅの都)にある神司の館のこと。
概要
- 表記ゆれ:ウヅの神館、珍の館、珍の神館、宇都の館 [1]
- 初出:第9巻第9章「鴛鴦の衾」#:「珍の都の主宰神 桃上彦の掌る 珍の館に着きにけり」[2]
- 片仮名で「ウヅの館」と表記されるのは第32、33巻だけ。
- 第8、9巻ではウヅの国の守護職・正鹿山津見(旧名・桃上彦)の館として登場する。第8巻(第37、38章)では「正鹿山津見の館」と呼ばれている。
- 第30~33巻では、ウヅの国の神司・松若彦[3]の館として登場する。
- 第69巻でもウヅの国が舞台となるが、国司・国依別の館は「高砂城」と呼ばれている。→「高砂城」を見よ
主なエピソード
第8~9巻
- 正鹿山津見の三人の娘(松代姫、竹野姫、梅ケ香姫)が聖地エルサレムから父を尋ねて海を渡り、ウヅの館に現れて、父と再会を遂げた。正鹿山津見は五月姫と婚礼の式を終えた直後だった。松竹梅の三人は宣伝使となり淤縢山津見にお供をして館を旅立った。〔第8巻第37章「珍山彦」#~第9巻第12章「鹿島立」#〕
第30~33巻
- 松若彦は末子姫(八人乙女の第八女)をウヅの国の女王として奉迎し、ウヅの館に迎え入れた。〔第30巻第13章「都入」#〕(ここでは「城」と記されている)
- 言依別命一行はアマゾンから凱旋し、ウヅの館に帰還した。神素盞嗚大神が来臨しており、末子姫と国依別の結婚が決まる。しかし高姫はそれを妨害しようとする。高姫のしぶしぶの同意を得て、二人の結婚式が行われた。〔第32巻第15章「万歳楽」#~第33巻第12章「袂別」#〕