琉球の島
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この項目では、霊界物語に登場する太古の琉球について説明しています。現代の琉球(沖縄)については「琉球」をご覧ください。
琉球の島(りゅうきゅうのしま)は、霊界物語に登場する島。北の「琉の島(りゅうのしま)」と南の「球の島(きゅうのしま)」の二つの島から成る[1]。
目次
概要
- 表記ゆれ:琉球島(りゅうきゅうじま)、琉球
- 琉の島は「北の島」、球の島は「南の島」「八重山島(やえやまとう)」とも呼ぶ。
- 初出:第24巻第7章「メラの滝」#(琉球島)
- 太古の琉球は広大な島であったが、現代は海中に陥没してしまい十分の一の面積しか残っていない。[2]
- 今の八重山諸島は、球の島の一部が残っている。[3]
- 琉球を竜宮と言うのは、竜宮島 (豪大陸)の胞衣として造られたからである。しかし大神はこれを葦舟に乗せて流し捨て、新たに一身四面の四国の島を胞衣として造られた。[4]
主なエピソード
第27巻第8~18章で北の「琉の島」[5]が、第28巻第12~14章で南の「球の島」が舞台となる。
第27巻・琉の島
言依別命と国依別は船に乗り高砂島に向かった。二人はハワイへ向かって船を漕いでいたが、知らず知らずのうちに琉球に辿り着き、上陸した[6]。竜神の大竜別と大竜姫から「琉の玉」と「球の玉」を受け取り、その玉の精霊を二人で吸い取ると、玉を若彦に渡して、この玉を自転倒島の玉照姫に献じるよう命じる。
熊野から琉球に渡ってきた常楠は、琉球の守護神となり、その息子の清彦・照彦はそれぞれ琉球の琉の島・球の島の王となる。
言依別命と国依別は琉球を去って、高砂島に向かった。
→詳細は「第27巻」を見よ
第28巻・球の島
台湾島の日楯・月鉾兄弟は神示によって、琉球の「球の島」へ渡り、常楠仙人から台湾を救うための神宝を授かる。
→詳細は「第28巻」を見よ
住民
第27巻・琉の島
第28巻・球の島
地名
第27巻・琉の島
第28巻・球の島
脚注
- ↑ 琉球は二つの島から成ることは第27巻第17章「沼の女神」#に初めて出て来るので、それまでは「琉球の島」という一つの島が舞台だと思ってしまう。
- ↑ 第27巻第8章「琉と球」#
- ↑ 第27巻第17章「沼の女神」#
- ↑ 第35巻第1章「言の架橋」#
- ↑ 第27巻第17章「沼の女神」#:「是より清彦、清子姫の二人は此沼を中心として、さしもに広き琉の島の守り神となり、子孫永遠に栄へて、神の如くに敬はれ、数多の土人は其徳に悦服し、世は太平に治まつたのである。次に照彦は照子姫と共に、南の島に渡り」と書いてあるので、それまでの物語の舞台が北の琉の島だということが解る。
- ↑ 第27巻第8章「琉と球」#:国依別のセリフ「布哇(ハワイ)へさして行く考へだつたのが、知らず識らずにこんな方へやつて来ましたのは」