トルマン国
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トルマン国(とるまんごく)は、霊界物語に登場する国。月の国七千余国の一つ。
概要
- 初出:第66巻総説#、第66巻第5章「愁雲退散」# (トルマン国の名は出ないが第1章からトルマン国のタライの村が舞台になっている)
- デカタン高原の最高地にあり、地味が最も肥えている。あまり大きな国土ではないが、かなり沢山の人が住んでいる。国民の過半数はウラル教を奉じ、一部分はバラモン教に入っていた。スコブツエン宗の勢いが強く、2~3分はスコブツエン宗に入信した。[1] [2]
- デカタン高野の中心地。[3]
住民
- トルカ王(ガーデン王):国王。(第66巻ではトルカ王だが第70巻ではガーデン王になっている)
第66巻
第70巻
- 千草姫:王妃。
- チウイン:太子。
- チンレイ:王女。
- フーラン:左守。
- モクレン:フーランの妻。
- テイラ:フーランの娘。
- スマンヂー:右守。
- ハリス:スマンヂーの娘。
- レール、マーク:首陀向上運動のリーダー。
- マサ子、カル子:レール、マークの妻。
- タマ、タル:門番。
その他
→「タライの村」「コマの村」「スガの港」「神谷村」の住民はそれぞれのページを見よ
地名
- バルガン城(トルマン城):首府。(第66・67巻では「バルガン城」だが、第70~72巻では「トルマン城」に名が変わっている)
- オーラ山:
- タライの村:
- コマの村:
- スガの港:
- スガ山 (トルマン国):
- 神谷村:
- 大日山:
- 大日の森:
- 荒井ケ嶽:
- 鐘ケ岳:スガの宮の東に聳える。
- 洞ケ丘:
- 大高の峰:
- シノワ谷(狼谷):オーラ山の山続きの谷。
- 山王神社:スガ山にある。
- 山王の森:スガ山の山王神社(の社叢)のこと。
- オーラ河:オーラ山脈から流れ、印度洋に注ぐ。
- 天王の森 (オーラ山):
- 天王の社:天王の森 (オーラ山)にある。
- ハリマの森:
- ハリマの宮:
- 入江村:ハルの湖の沿岸にある。
- クロイの里:マサ子とカル子が住んでいる村。
- スガの里:
- シグレ町:
- ハルの湖:
主なエピソード
- 第66巻~第67巻第10章
- タライの村、オーラ山、ハルの湖、スガの港が舞台となる。照国別一行がタライの村を訪れると、村はバラモン軍とオーラ山の山賊によって荒らされていた。バラモン軍と戦うため国王から義勇軍への動員令が出される。照国別も従軍することにするが、弟子の梅公は一人離れてオーラ山へ向かった。梅公は山賊(ヨリコ姫たち)を言向け和した後、治国別に合流するためハルの湖を渡る船に乗る。途中で、岩で出来た浮島(夜光の岩山)が沈むのを目撃する。また、船長アリーに殺されそうになったダリヤ姫(スガの長者アリスの娘)を救って、スガの港に上陸した。(第11章以降はタラハン国が舞台となる) →詳細は「第66巻」「第67巻」を見よ
- 第70巻
- トルマン城が舞台となる。スコブツエン宗(バラモン教の一派)の教祖キューバーの手引きによってトルマン城はバラモン軍に包囲されるが、チウイン太子が率いる義勇軍によってバラモン軍は敗走した。王妃・千草姫の肉体に高姫の霊が宿り(千種の高姫の誕生)ガーデン王をマインドコントロールして城内は混乱に陥る。しかし梅公(梅公別)が現れ千種の高姫は遁走した。チウイン太子が教王となって政治改革が行われ国家が新生した。 →詳細は「第70巻」を見よ
- 第72巻
- スガの港が舞台となる。スガの長者アリスは財産を全部大神に捧げてスガの宮を造営した。そこにヨリコ姫が宗教問答所を開設するが、千種の高姫と妖幻坊の杢助によって乗っ取られてしまう。しかし梅公別が現れると逃げて行った。 →詳細は「第72巻」を見よ