生代姫命

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

生代姫命(いくよひめのみこと)は、霊界物語に登場する人物。太白星の精霊[1]で、「太白星の十二個の玉」を与えた。

概要

第2巻第39章太白星の玉#第40章山上の神示#だけに出る。

主なエピソード

黄金水の十二個の玉のうち赤い玉を保管していた鶴若は、竹熊一派に玉を奪われ、無念の嘆きのあまり精霊が凝って丹頂の鶴と化した〔第1巻第43章丹頂の鶴#〕。

鶴若は空を駆け巡って啼き叫び、その声が太白星に伝わった。太白星の精霊・生代姫命は啼いている理由を尋ね、同情し、「黄金水の宝に優れる貴重なる国玉」を鶴若に与えた。12羽の白鳥が現れ、降下すると白い光と化し、それが赤や白など十二色の玉となった。鶴若はそれを追い、腹の中に呑み込んだ。〔第2巻第39章太白星の玉#〕 →詳細は「太白星の十二個の玉」を見よ

大八洲彦命シオン山の山頂に十六の宮を造り(→十六社)、十二の宮には太白星の十二個の玉を一個ずつ祭り「十二社」と称えた。他の四つの宮には鶴野姫大森別生代姫命姫古曽の神を鎮祭した。〔第2巻第40章山上の神示#

同音異字の人物

脚注

  1. 第2巻第39章太白星の玉#:「太白星の精霊生代姫命はこの声を聞き」