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怪志の森

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'''怪志の森'''(あやしのもり)は、[[霊界物語]]に登場する森。[[フサの国]]にある。

== 概要 ==
* 初出:{{rm|46|19|怪しの森}}
* 表記ゆれ:怪しの森、怪シの森 <ref>使用回数は怪志の森14回、怪しの森18回、怪シの森1回。「怪しの森」が一番多いが、「怪しい森」という意味の普通名詞としても使われているため「怪志の森」を代表名とした。</ref>
* 第46~48巻では「怪しの森」、第51~52巻では「怪志の森」、第71~72巻では「怪しの森」と表記されている。
* [[小北山]]から行って、[[河鹿川]]を渡り、[[浮木の森]]の3里ばかり手前にある小さな森で、[[河鹿峠]]の本街道と間道とが分かれる所にある。<ref>{{rm|46|19|怪しの森}}:「浮木の森の三里ばかり手前に一寸した小さき森がある。ここは河鹿峠の本街道と間道との別れ道である」</ref>
* この森には絶えず不思議があり、森に入った者は無事で帰れないと言われている。誰かに追われた時はこの森に隠れれば追っ手もそれ以上追ってこないので、「難除けの森」とも呼ばれている。<ref>{{rm|46|19|怪しの森}}</ref>
* 「野中の森」を「怪しの森」と呼んでいる場面があるが、固有名詞の「[[野中の森]]」ではなく、「野の中にある森」という意味の普通名詞として使われているものと思われる。<ref>{{rm|46|23|黄金華}}:(お寅のセリフ)「あの向方にスンと立つて見える'''野中の森'''は、'''怪しの森'''といつて、此頃はランチ将軍の部下が見張をしてゐるさうです。あの森の角から左へとれば本街道、今此道は間道となつてゐるのですから、あの人字街頭に往来の人を、どうせ査べてゐるに違ひありませぬ」</ref>

== 主なエピソード ==

=== 第46巻 ===
[[小北山]]から逃げて来た[[お民]]は、怪志の森を警護していた[[バラモン軍]]の目付5人に呼び止められるが、お民は3人([[コー]]、[[ワク]]、[[エム]])を投げてしまう。そこへ、お民を追いかけてきた[[蠑螈別]]が走ってくるが、この様子を見て腰を抜かしてしまう。蠑螈別は持っていた9千両のうち4千両を5人の目付に渡して買収した。そこへ大目付の[[エキス]]がやってくる。蠑螈別は残りの5千両をエキスに賄賂として渡し、その代わりランチ将軍の家来になれるよう取り計らって欲しいと頼む。エキスは承諾して、蠑螈別とお民を[[ランチ将軍]]の陣営([[浮木の森]])に送り届けることにする<ref>エキス・蠑螈別・お民が浮木の森に到着するシーンは{{rm|47|5|逆襲}}</ref>。〔{{rm|46|19|怪しの森}}~{{rms|46|20|金の力}}〕

バラモン軍の目付(エムら)が再び怪志の森の警護に戻ると、小北山からやって来た[[松彦]]一行(他に[[万公]]、[[五三公]]、[[お寅]]、[[アク]]、[[テク]]ら)が現れる。[[蠑螈別]]からもらったお金は元々はお寅のお金だった。エムたちはお金を返そうとするが、お金の執着を断った[[お寅]]は、受け取るのを拒否する。〔{{rm|46|21|民の虎声}}、{{rms|46|23|黄金華}}〕 (松彦一行の話の続きは{{rm|48|16|途上の変}}へ)

=== 第51巻 ===
[[小北山]]から逃げ出した[[高姫]]と[[妖幻坊の杢助]]は、一本橋を渡り、怪志の森へ逃げ込んだ。妖幻坊は変装術に必要な[[曲輪の玉]]を落としたことに気づき、[[初]]と[[徳]]に、小北山に行って玉を取ってくるよう命じる。二人が玉を持って帰ってくると、高姫と妖幻坊は怪志の森を抜け出して[[浮木の里]]を指して駆け出した。〔{{rm|51|7|曲輪玉}}〕

== 脚注 ==
<references/>

[[Category:霊界物語の森林|あやしのもり]]

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