中矢田農園
(大本農園から転送)
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中矢田農園(なかやだのうえん)は、亀岡市中矢田町にあった大本の農園。
第二次大本事件で拘留されていた王仁三郎は昭和17年8月に保釈された後、中矢田農園内に住み(→熊野館)、昭和21年12月に天恩郷に事務所等が完成するまでは、活動の拠点となっていた。
現在はほとんど宅地になっており、王仁三郎の子孫が多数住んでいる。
略年表
- 昭和2年(1927年)1月15日、中矢田農園を買収。
- 同年2月26日、「大本理想社農園」と命名。
- 昭和10年(1935年)12月13日、当局に天恩郷から中矢田農園へ移転を命じられ、八重野、尚江、住之江の三世帯が同居。
- 昭和17年(1942年)4月18日、出口日出麿は京大附属病院精神科を退院し、中矢田農園に帰る。
- 同年8月7日、王仁三郎、澄子、宇知麿の三人は大阪拘置所を保釈。中矢田農園に帰る。
- 昭和21年(1946年)2月14日、愛善苑会則を決定。本部を中矢田農園に置く。
- 同年12月5日、王仁三郎は中矢田農園から天恩郷の瑞祥館へ移転。
- 同年12月6日(16日?)、愛善苑本部事務所を天恩郷に移転。
〔この項は特記ある場合を除き「大本年表」をもとに作成した〕
脚注