玉藻山
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玉藻山(たまもやま)は、
- 霊界物語に登場する山。
- 霊界物語の章題。
本ページでは台湾島の玉藻山について説明する。
概要
主なエピソード
第28巻は、台湾島の泰安の都と玉藻山の聖地を中心に物語が展開して行く。
- 台湾島はもともと三五教だったが、バラモン教が上陸してからアークス王は三五教を棄ててバラモン教に帰順していた。宰相サアルボースの弟ホーロケースは、玉藻山の聖地へ兵を送り占領し、真道彦命は行方不明になってしまう。息子の日楯・月鉾の兄弟は日月潭で三五教の二人の宣伝使(言依別命、国依別)から琉の玉と球の玉の力を授かる。日楯・月鉾は身体から五色の光を放射しながら玉藻山の聖地に現れると、ホーロケースは部下と共に逃げ去り、玉藻山の聖地は再び三五教の手に戻った。[2]
- 行方不明だった真道彦命が玉藻山の聖地に帰ってきた。日月潭(玉藻湖)の東端の「天嶺」という山に日楯を、西端の「泰嶺」という山に月鉾を配置して、玉藻山より東を「日潭の聖地」、西を「月潭の霊地」と称した。真道彦命は中央の玉藻山の聖地に在り、オリオン座の三ツ星のように三座並んで、三五教の神業に奉仕した。[3]
現実の玉藻山
玉藻山は、台湾の治茆山(ちぼうざん)に相応する。[4] →「治茆山」
脚注
- ↑ 第28巻第1章「カールス王」#:「清鮮の波を湛へし日月潭の 湖面を見下ろす玉藻山」、第3章#、第5章#:「玉藻の湖水は東西十五里、南北八里、山中にては可なり大なる湖水なり。玉藻山の霊地は殆ど其中心に位し」
- ↑ 第28巻第3章「玉藻山」#
- ↑ 第28巻第5章「難有迷惑」#
- ↑ 『真如の光』昭和3年(1928年)11月15日号掲載、河津雄「台湾より」p74:「日月潭は前に巒大山(一万余尺)治茆山(九千余尺)水社大山(八千余尺)の三山を控へ海抜二千尺の高地に千古の碧潭を湛へて雄大と幽雅と閑寂とを兼ね備へ」「治茆(ぢぼ)山は珠母(じゅぼ)山で「玉藻山」と霊界物語に出てゐる山はこの山であると聖師様が仰せられたとのことであります。