日暮シ山

日暮シ山（ひぐらしやま）は、霊界物語に登場する山。第30巻・第31巻にのみ登場する。ただし第29巻端書#に1回だけ「日暮山」と書かれている。高砂島（南米）にあり、ウラル教が霊場を開いている。

初出：第30巻第17章「出陣」#

• ヒルの国とカルの国との間に聳える。

目次

主なエピソード

ヒルの国側の山腹に、ウラル教が広大な岩窟を掘り、霊場を作り、ハルの国の西北部よりヒルの国全体にその勢力を拡大している。この岩窟を「日暮シ山の聖場」と呼び、ブールが教主となり、ユーズとアナンの2人がブールを助けていた。

ブールは、三五教が勢力を拡大しているため、拠点となっているヒルの都の楓別命の館を襲撃して一気に三五教を殲滅することにする。

ユーズとアナンは部下を引き連れて出陣するが、途中で出会った国依別一行のキジとマチに投げ飛ばさ、退却する。

キジとマチは日暮シ山の聖場に侵入するが、落とし穴に落とされてしまう。

国依別は2人の女の弟子（紅井姫とエリナ）を従えて日暮シ山に入り、キジとマチを落とし穴から救い出し、ウラル教の教主ブールを言向け和す。そしてエス（エリナの父）を教主として日暮シ山に三五教を樹て、ヒルの神館と相提携して、ヒル・カル両国に亘り三五教を広めた。

現実の日暮シ山

アンデス山脈に相応する。

ただし高照山もアンデス山脈に相応すると記されている。

アンデス山脈は南米大陸を南北に縦断しているため、霊界物語に登場する高砂島の全ての国に接している。

関連項目

• 日暮シ河
• 日暮の森

外部リンク

• アンデス山脈 - ウィキペディア