半ダース宣伝使

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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半ダース宣伝使(はんだーす せんでんし)とは、霊界物語第13巻以降に登場する、ウラル教から三五教に改宗した次の6人の宣伝使のことである。


岩彦(いわひこ)
ヤッコスと名乗り清春山の岩窟に潜入。獅子に乗った文珠菩薩として変幻出没する。
梅彦(うめひこ)
後に照国別と改名。素尊の二女・幾代姫と結婚する。クルスの森で弟子たちに「仁愛の真相」を開示する。
音彦(おとひこ)
後に玉国別と改名。素尊の三女・五十子姫と結婚する。フサの国懐谷で猿に目をかきむしられて失明してしまう。
亀彦(かめひこ)
後に治国別と改名。素尊の六女・菊子姫と結婚する。言依別命の案内で天国を巡覧する。
駒彦(こまひこ)
言依別命の命でハルマンと名乗ってイルナの国に潜入する。
鷹彦(たかひこ)
半鳥半人のエンゼル。もともと三五教の宣伝使で、ウラル教に潜入し、他の5人を三五教に導いた。


  • 鷹彦以外の5人は名を変えながら頻繁に登場し、13巻以降72巻までのストーリー展開に重要な役割を果たしている。
  • 神命によりウラル教に潜入していた三五教の鷹彦が、5人を改心に導き、その5人が三五教の宣伝使として成長して、世界各地で三五教を弘めていくという構造になっている。
  • 「半ダース宣伝使」という呼称は、霊界物語中で用いられている言葉である。
「梅彦に岩彦、鷹彦、音彦、駒彦、そこへ俺の先生の亀彦様と六人連れだ。半ダース宣伝使と云つて随分名高いものだつたらしいぞ」(第43巻第14章、五三公のセリフ)
  • 「半ダース」は漢字で「半打」と表記される場合もある。(第13巻第2章など)
  • 岩彦は「宣伝使長」と呼ばれる場合もある。
「然し岩彦の宣伝使長は、お化物の舌の上に乗せられて居つて」(第13巻第5章、亀彦のセリフ)
「それだから此方が、ウラル教の宣伝使長に選ばれたのだ」(第13巻第7章、岩彦のセリフ)