大黒主調伏相談会
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大黒主調伏相談会(おおくろぬし ちょうふく そうだんかい)とは、霊界物語において、神素盞嗚大神が大黒主を言向け和すために三五教の宣伝使たちを斎苑の館に集合させて開いた大会議である。第39巻第1章「大黒主」#に記されている。
バラモン教の大教主・大黒主は、月の国(インド)のハルナの都に本拠を構え、月の国の七千余の国々を支配していた。
神素盞嗚大神は自転倒島(日本)を始め、フサの国(イラン)、竜宮島(オーストラリア)、高砂島(台湾、南米)、筑紫島(アフリカ)などには神教を宣伝し三五教化していたが、何故か月の国には宣伝を行なわずに放置していた。
そのため大黒主(鬼雲彦)はますます増長し、三五教の本拠である黄金山や、コーカス山、ウブスナ山の神館をも支配下に置こうと着々と準備を進めていた。
神素盞嗚大神は斎苑の館に数多の神司(かむづかさ)を集めて、大黒主調伏の相談会を開いた。
そのメンバーは、
- 日出別神(吾勝命)、八島主神(熊野樟日命)、東野別命(東助)、時置師神(杢助)、玉治別、初稚姫、五十子姫、玉国別(音彦)、幾代姫、照国別(梅彦)、菊子姫、治国別(亀彦)、浅子姫、岩子姫、今子姫、悦子姫、黄竜姫、蜈蚣姫
コーカス山からは、
など数多の神司が集まって、大黒主神を言向け和すため協議を行なった。その結果、
備考
- この相談会には今までに登場した有名宣伝使がオールスターで登場する。三五教が総力を挙げて取り組んだといえる。
- 「調伏」はもともと仏教用語で、怨敵・魔障を降伏させることをいう。「ちょうぶく」または「じょうぶく」と読むが、霊界物語には「てうふく」(現代仮名遣いだと「ちょうふく」)とルビが振ってある。