鶍の嘴
「鶍の嘴」ということわざがある。イスカという鳥のクチバシは上下食い違っているところから、物事が食い違って思うようにならないことの譬えである。
この章の物語では、ウラナイ教の黒姫・高山彦が、青彦・紫姫を信頼して、玉照姫を連れ帰るよう命じたが、青彦らが三五教に寝返ったことが判明する。高姫は怒ってフサの国へ帰ってしまい、黒姫らは失敗を挽回するため自ら玉照姫を奪い取りに出かける。
「鶍の嘴」という章題は、黒姫・高山彦の思惑がうまく行かなかったことを現していると思われる。
関連項目
外部リンク
- 【鶍の嘴の食い違い】の意味と使い方の例文 - ことわざ・慣用句の百科事典
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