「黄金山」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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(現実の黄金山 / 橄欖という名の由来)
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オリーブと橄欖は別の植物であるが、見かけや利用法(種子から油を採る)が似ているため、明治初期にオリーブが橄欖と誤って訳され、オリーブ山が橄欖山と呼ばれるようになった。
 
オリーブと橄欖は別の植物であるが、見かけや利用法(種子から油を採る)が似ているため、明治初期にオリーブが橄欖と誤って訳され、オリーブ山が橄欖山と呼ばれるようになった。
  
大本においては山桃が橄欖と呼ばれる場合がある。エルサレムのオリーブ山は綾部の[[本宮山]]に相応し、本宮山には山桃が沢山生えていたため、オリーブ=橄欖=山桃になったと思われる。たとえば次の王仁三郎の歌に詠まれている橄欖樹はオリーブでもなければカンランでもなく、山桃である。
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大本においては山桃が橄欖と呼ばれる場合がある。エルサレムのオリーブ山は綾部の[[本宮山]]に相応し、本宮山には山桃が沢山生えていたため、オリーブ→橄欖→山桃になったと思われる。たとえば次の王仁三郎の歌に詠まれている橄欖樹はオリーブでもなければカンランでもなく、山桃である。
  
 
* 「'''橄欖樹'''(かんらんじゅ)ところどころに生ひにけり 鶴山神の御手にかへりて」〔{{rm09|72|8801|余白歌}}〕
 
* 「'''橄欖樹'''(かんらんじゅ)ところどころに生ひにけり 鶴山神の御手にかへりて」〔{{rm09|72|8801|余白歌}}〕

2018年10月30日 (火) 06:13時点における版

黄金山(おうごんざん)は、霊界物語に登場する山。聖地エルサレムの傍らに聳え立つ橄欖山の別名[1]三五教の発祥の地。本拠地[2]

主に第1~5巻と第64巻上下では「橄欖山」、それ以外では「黄金山」と呼ばれている。

概要

現実の黄金山 / 橄欖という名の由来

現実の橄欖山は、エルサレム旧市街の東にあるオリーブ山である。標高825mだがエルサレムの街自体が標高700mくらいの高地にあるため、麓からの高さはわずか数十メートルの小高い丘のような感じの山である。

昔からオリーブ畑になっていたため、オリーブ山と呼ばれるようになった。

旧約聖書や新約聖書にたびたび出て来る。キリスト教ではイエス・キリストが再臨する場所とされる重要な山である。

オリーブと橄欖は別の植物であるが、見かけや利用法(種子から油を採る)が似ているため、明治初期にオリーブが橄欖と誤って訳され、オリーブ山が橄欖山と呼ばれるようになった。

大本においては山桃が橄欖と呼ばれる場合がある。エルサレムのオリーブ山は綾部の本宮山に相応し、本宮山には山桃が沢山生えていたため、オリーブ→橄欖→山桃になったと思われる。たとえば次の王仁三郎の歌に詠まれている橄欖樹はオリーブでもなければカンランでもなく、山桃である。

  • 橄欖樹(かんらんじゅ)ところどころに生ひにけり 鶴山神の御手にかへりて」〔第72巻余白歌#
  • 橄欖樹常磐木(ときはぎ)しげる円山(まるやま)は日の神います第一天国」〔『愛善の道』〕

綾部の本宮山の別名

本宮山四尾山が「橄欖山」と呼ばれることがごくたまにある。たとえば次の文中の「橄欖山」は本宮山か四尾山のことだと思われる。

  • 「椢は国の木とかいて、亜細亜の国々のどこにもある木である。橄欖山には橄欖と椢とが沢山ある」〔水鏡「椢」#
  • 「橄欖山は橄欖樹があるからである」〔新月の光0629「萩、さつき、山吹、桜、橄欖樹と橄欖山」〕

脚注

  1. 第6巻第34章三大教#:「黄金山は聖地ヱルサレムの傍に聳え立つ橄欖山の別名なり」、第12巻第1章正神邪霊#:「エルサレムの旧都に在る橄欖山(一名黄金山)下に」
  2. 第39巻第1章#:「三五教の本拠たる黄金山」
  3. 第5巻第1章栄華の夢#
  4. 第6巻第34章三大教#、{rms|6|36|三五教}}
  5. 例 第7巻第7章#:「此は黄金山の三五教を天下に宣伝する」、他

関連項目

外部リンク