「ウラナイ教」の版間の差分
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== 特徴 == | == 特徴 == | ||
* 〈ウラナイ教は広い大八洲国に於て直接に信徒を集めたるもの唯一人もなく、唯々三五教に帰順したる未熟の信者に対し、巧言令色をもつて誘引し、且つ変性男子の系統より出でたる高姫を唯一の看板となし世を欺くのみにして、根底の弱き事、砂上に建てたる楼閣の如く、其剥脱し易き事炭団に着せたる金箔の如く、豆腐の如く、一つの要もなく唯弁に任し表面を糊塗するのみ、其説く所恰も売薬屋の効能書の如く、名のみあつて其実なく、有名無実、有害無益の贅物とは、所謂ウラナイ教の代名詞であらうと迄取沙汰されけり。〉〔{{rm|17|8|蚯蚓の囁}}〕 | * 〈ウラナイ教は広い大八洲国に於て直接に信徒を集めたるもの唯一人もなく、唯々三五教に帰順したる未熟の信者に対し、巧言令色をもつて誘引し、且つ変性男子の系統より出でたる高姫を唯一の看板となし世を欺くのみにして、根底の弱き事、砂上に建てたる楼閣の如く、其剥脱し易き事炭団に着せたる金箔の如く、豆腐の如く、一つの要もなく唯弁に任し表面を糊塗するのみ、其説く所恰も売薬屋の効能書の如く、名のみあつて其実なく、有名無実、有害無益の贅物とは、所謂ウラナイ教の代名詞であらうと迄取沙汰されけり。〉〔{{rm|17|8|蚯蚓の囁}}〕 | ||
* 高姫は[[変性男子]](国祖)の教えを遵守しているように主張しているが、実際には独善的な解釈をして、支離滅裂な教えになっている。 | |||
** 〈日の出神の生宮と 信じ切つたる高姫は 如何なる尊き御教も 吾魂に添はざれば 一々これを排斥し 変性男子の生御霊 書かせ給へる御教を 所まんだら撰り出し 自が曇りし心より 勝手次第に解釈し〉〔{{rm|56|7|高鳴}}〕 | |||
== 主なエピソード == | == 主なエピソード == | ||