「霊界物語第6巻の諸本相違点」の版間の差分

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{{RmSyohonSouiten|第6巻}}
{{RmSyohonSouiten|第6巻}}
* 第6巻の御校正本は、昭和7年(1932年)7月15日発行の三版を校正したものである。
* 八幡版「とりて」「あたりて」等の「りて」や「むかひて」の「ひて」、「立ちて」の「ちて」が、愛世版では「つて」になっている場合が多い。また「驚きて」「続きて」などの「きて」が「いて」になる。このような文体の違いがあまりにも多すぎる。いちいち記録するのは面倒なので省略する。
* 八幡版「とりて」「あたりて」等の「りて」や「むかひて」の「ひて」、「立ちて」の「ちて」が、愛世版では「つて」になっている場合が多い。また「驚きて」「続きて」などの「きて」が「いて」になる。このような文体の違いがあまりにも多すぎる。いちいち記録するのは面倒なので省略する。
* [[青雲山]]の八王神「[[吾妻彦]]」の名前について、版によっては「[[吾妻別]]」と書いてある場合があるが、霊界物語ネットでは「吾妻彦」に統一した(ただし時期によっては「吾妻別」にしていた時もある)。詳細は霊界物語ネットの「[https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B200001c001 青雲山の八頭神「吾妻彦」]」を見よ
* [[青雲山]]の八王神「[[吾妻彦]]」の名前について、版によっては「[[吾妻別]]」と書いてある場合があるが、霊界物語ネットでは「吾妻彦」に統一した(ただし時期によっては「吾妻別」にしていた時もある)。詳細は霊界物語ネットの「[https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B200001c001 青雲山の八頭神「吾妻彦」]」を見よ


[[#宣伝神と宣伝使]]
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{| class="rm_syohon_souiten"
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|八||p636下||完成された'''るなり'''。されど宇宙は(中略)至ら'''ざりき'''。これらの(中略)動、静、解、凝、引、弛、'''合、分'''の八力を産出した'''り'''。
|八||p636下||完成された'''るなり'''。されど宇宙は(略)至ら'''ざりき'''。これらの(略)動、静、解、凝、引、弛、'''合、分'''の八力を産出した'''り'''。
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|愛||p11||完成された'''のである'''。されど宇宙は(中略)至ら'''なかつた'''。これらの(中略)動、静、解、凝、引、弛、'''分、合'''の八力を産出した。
|愛||p11||完成された'''のである'''。されど宇宙は(略)至ら'''なかつた'''。これらの(略)動、静、解、凝、引、弛、'''分、合'''の八力を産出した。
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|R|| ||愛世版と同じ
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{| class="rm_syohon_souiten"
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|八||p636下||相互の動、静、解、凝、引、弛、'''合、分'''の八力の各自の活動によ'''り'''て、その地位を(中略)五十六億万年を費した'''り'''。
|八||p636下||相互の動、静、解、凝、引、弛、'''合、分'''の八力の各自の活動によ'''り'''て、その地位を(略)五十六億万年を費した'''り'''。
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|愛||p12||相互の動、静、解、凝、引、弛、'''分、合'''の八力の各自の活動によ'''つ'''て、その地位を(中略)五十六億万年を費した。
|愛||p12||相互の動、静、解、凝、引、弛、'''分、合'''の八力の各自の活動によ'''つ'''て、その地位を(略)五十六億万年を費した。
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|R|| ||愛世版と同じ
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{| class="rm_syohon_souiten"
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|八||p637上||述べた'''る'''ものなり。これより以前の(中略)'''華々'''しき御活動はなく、
|八||p637上||述べた'''る'''ものなり。これより以前の(略)'''華々'''しき御活動はなく、
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|愛||p13||述べたものなり。これより以前の(中略)'''花々'''しき御活動はなく、
|愛||p13||述べたものなり。これより以前の(略)'''花々'''しき御活動はなく、
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|R|| ||愛世版と同じ
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|八||p645上||式を挙げつつあ'''り、'''そして(中略)酌を勤めつつあ'''りたり'''。春日姫は
|八||p645上||式を挙げつつあ'''り、'''そして(略)酌を勤めつつあ'''りたり'''。春日姫は
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|愛||p37||式を挙げつつあ'''つた。'''そして(中略)酌を勤めつつあ'''つた'''。春日姫は
|愛||p37||式を挙げつつあ'''つた。'''そして(略)酌を勤めつつあ'''つた'''。春日姫は
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|R|| ||愛世版と同じ
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|八||p645上||酒を滝のごとく濺'''ぎたり'''。(中略)苦しげに唸'''り'''ゐる。
|八||p645上||酒を滝のごとく濺'''ぎたり'''。(略)苦しげに唸'''り'''ゐる。
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|愛||p37||酒を滝のごとく濺'''いだ'''。(中略)苦しげに唸'''つて'''居る。
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|R|| ||愛世版と同じ
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|八||p664下||天変地妖の襲来した'''る'''も、(中略)自然的の結果'''なり'''。
|八||p664下||天変地妖の襲来した'''る'''も、(略)自然的の結果'''なり'''。
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|愛||p94||天変地妖の襲来した'''の'''も、(中略)自然的の結果'''である'''。
|愛||p94||天変地妖の襲来した'''の'''も、(略)自然的の結果'''である'''。
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|R|| ||愛世版と同じ
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|愛||p115||野立姫'''命'''は、これより別れて、
|愛||p115||野立姫'''命'''は、これより別れて、
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|八||p671上||その西南隅なる地汐('''ちせき''')の世界に
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|愛||p115||その西南隅なる地汐('''ちげき''')の世界に
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|R|| ||愛世版と同じ
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|八||p682上||四魂完全に備はり、(中略)また四魂を為'''せる'''。是らの直霊を
|八||p682上||四魂完全に備はり、(略)また四魂を為'''せる'''。是らの直霊を
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|愛||p148||四魂'''が'''完全に備はり、(中略)また四魂を為'''して居る'''。'''さうして'''是らの直霊を
|愛||p148||四魂'''が'''完全に備はり、(略)また四魂を為'''して居る'''。'''さうして'''是らの直霊を
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|R|| ||愛世版と同じ
|R|| ||愛世版と同じ
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|八||p691下||救'''ひたり'''。されど、その数は千中の一つにも足ら'''ざるほどの比較なり'''。これより(中略)掃蕩せしめむとされた'''り。'''この御神業を
|八||p691下||救'''ひたり'''。されど、その数は千中の一つにも足ら'''ざるほどの比較なり'''。これより(略)掃蕩せしめむとされた'''り。'''この御神業を
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|愛||p181||救'''うた'''。されど、その数は千中の一つにも足ら'''ない位の比較である'''。これより(中略)掃蕩せしめむとされ'''た、'''この御神業を
|愛||p181||救'''うた'''。されど、その数は千中の一つにも足ら'''ない位の比較である'''。これより(略)掃蕩せしめむとされ'''た、'''この御神業を
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|R|| ||愛世版と同じ
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|八||p692下||その影を潜めゐた'''る'''が、(中略)生ずるに'''およびて'''、
|八||p692下||その影を潜めゐた'''る'''が、(略)生ずるに'''およびて'''、
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|愛||p186||その影を潜めゐたが、(中略)生ずるに'''及んで'''、
|愛||p186||その影を潜めゐたが、(略)生ずるに'''及んで'''、
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|R|| ||愛世版と同じ
|R|| ||愛世版と同じ
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|八||p692下||つひには一派の教を立てた'''り'''。これを(中略)中心とする主義'''なり'''。大は一人'''なり'''。(中略)この世界の神'''にして'''、王者'''なり'''、最大権威者'''なり'''、(中略)立て方'''にてありき'''。(中略)誤解するに'''いたりたり'''。
|八||p692下||つひには一派の教を立てた'''り'''。これを(略)中心とする主義'''なり'''。大は一人'''なり'''。(略)この世界の神'''にして'''、王者'''なり'''、最大権威者'''なり'''、(略)立て方'''にてありき'''。(略)誤解するに'''いたりたり'''。
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|愛||p186||つひには一派の教を立てた。これを(中略)中心とする主義'''である'''。大は一人'''である'''。(中略)この世界の神'''であり'''、王者'''であり'''、最大権威者'''である'''、(中略)立て方'''であつた'''。(中略)誤解するに'''致つたのである'''。
|愛||p186||つひには一派の教を立てた。これを(略)中心とする主義'''である'''。大は一人'''である'''。(略)この世界の神'''であり'''、王者'''であり'''、最大権威者'''である'''、(略)立て方'''であつた'''。(略)誤解するに'''致つたのである'''。
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|R|| ||愛世版と同じ
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|八||p697下||と'''いふ'''。そのうちに(中略)会釈をした'''り'''。
|八||p697下||と'''いふ'''。そのうちに(略)会釈をした'''り'''。
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|愛||p199||と'''いつた'''。そのうちに(中略)会釈をした。
|愛||p199||と'''いつた'''。そのうちに(略)会釈をした。
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|R|| ||愛世版と同じ
|R|| ||愛世版と同じ
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|R|| ||愛世版と同じ
|R|| ||愛世版と同じ
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== 地月・地汐・汐球 ==
 →「[[霊界物語第4巻の諸本相違点#地月・地汐・汐球]]」
== 宣伝神と宣伝使 ==
* 「初」は初版、「三」は三版、「御」は[[聖師御校正本]]、「校」は[[校定版]]、「愛」は[[愛善世界社版]]。
* ルビは全て「宣伝神」は「せんでんしん」、「宣伝使」は「せんでんし」。
* ★は愛善世界社版が校定版と異なっている箇所。愛善世界社版は御校正本に忠実だが、しかし訂正漏れ(御校正本で本来訂正すべき文字が訂正されていないミス)の可能性もある。校定版は合理的解釈で修正している。
* [[宣伝神#宣伝神と宣伝使]]
* [[霊界物語第6巻の諸本相違点#宣伝神と宣伝使]]
* [[霊界物語第41巻の諸本相違点#宣伝神と宣伝使]]
{{rm09|6|0003|総説}}:①'''宣伝使'''を天下に派遣さるる事となつたのである|大難を免れしめむとして、②'''宣伝使神'''を任命し|さうして③'''宣伝使神'''の任にあたる神は多芸多能にして|④'''宣伝使'''を任じて世界を覚醒し|その⑤'''宣伝使'''もまた|現今の各教各宗の⑥'''宣教師'''の|総て神の福音を述べ伝ふる⑦'''宣伝使'''の聖職に在るものは、神代の⑧'''宣伝使神'''の心を以て心とし|⑨'''宣伝使'''の必要を招来するに至つたのであります。
* 初(5頁~):①宣伝神|②宣伝神|③宣伝神|④宣伝使|⑤宣伝使|⑥宣伝使|⑦宣伝使|⑧宣伝神|⑨宣伝使
* 三(4頁~):(初版と同じ)
* 御、愛:①宣伝神★|②宣伝使神★|③宣伝使神★|④宣伝使|⑤宣伝使|⑥宣教使★|⑦宣伝使|⑧宣伝使神★|⑨宣伝使
* 校(5頁~):①宣伝使|②宣伝使|③宣伝使|④宣伝使|⑤宣伝使|⑥宣教師|⑦宣伝使|⑧宣伝使|⑨宣伝使
{{rm|6|2|瀑布の涙}}:9ヶ所
* 初:宣伝神
* 三、御、校、愛:宣伝使
{{rm|6|3|頓智奇珍}}:17ヶ所
* 初:①~⑧宣伝神⑨なし⑩~⑰宣伝神
* 三、御、校、愛:宣伝使
{{rm|6|4|立春到達}}:2ヶ所
* 初:宣伝神
* 三、御、校、愛:宣伝使
{{rm|6|5|抔盤狼藉}}:2ヶ所
* 初:①宣伝使②宣伝神
* 三、御、校、愛:宣伝使
{{rm|6|6|暗雲消散}}:2ヶ所
* 初:宣伝神
* 三、御、校、愛:宣伝使
{{rm|6|7|旭光照波}}:5ヶ所
* 初:①②宣伝神③なし④宣伝者⑤宣伝神
* 三、御、愛:①~③宣伝使④宣伝者★⑤宣伝使
* 校:①~⑤宣伝使
{{rm|6|8|春の海面}}:5ヶ所
* 初:①宣伝神②宣伝使③なし④⑤宣伝使
* 三:①②宣伝使③なし④⑤宣伝使
* 御、校、愛:①~⑤宣伝使
{{rm|6|9|埠頭の名残}}:6ヶ所
* 初:①宣伝神②宣伝使③④宣伝神⑤宣伝使⑥なし
* 三:①~⑤宣伝使⑥なし
* 御、校、愛:①~⑥宣伝使
{{rm|6|10|四鳥の別れ}}:2ヶ所
* 初:①②宣伝神
* 三:①宣伝使②宣伝神
* 御、校、愛:①②宣伝使
{{rm|6|11|山中の邂逅}}:5ヶ所
* 初:①~⑤宣伝神
* 三、御、校、愛:①~⑤宣伝使
{{rm|6|12|起死回生}}:6ヶ所
* 初:①~⑥宣伝神
* 三、御、校、愛:①~⑥宣伝使
{{rm|6|13|谷間の囁}}:2ヶ所
* 初:①②宣伝神
* 三、御、校、愛:①②宣伝使
{{rm|6|14|黒竜赤竜}}:4ヶ所
* 初:①~④宣伝神
* 三、御、校、愛:①~④宣伝使
{{rm|6|15|大洪水(一)}}:3ヶ所
* 初:①~③宣伝神
* 三:①宣伝神②③宣伝使
* 御、校、愛:①~③宣伝使
{{rm|6|31|襤褸の錦}}:1ヶ所
* 初、三、御、校、愛:宣伝使
{{rm|6|32|瓔珞の河越}}:3ヶ所
* 初、三、御、校、愛:宣伝使
{{rm|6|33|五大教}}:17ヶ所
* 初:①宣伝使②~⑤宣伝神⑥宣伝使⑦~⑰宣伝神
* 三:①~⑫宣伝使⑬宣伝神⑭~⑰宣伝使
* 御、校、愛:①~⑰宣伝使
{{rm|6|34|三大教}}:16ヶ所
* 初:宣伝神
* 三、御、校、愛:宣伝使
{{rm|6|35|北光開眼}}:7ヶ所
* 初:①~⑥宣伝神⑦なし
* 三(248頁~):①宣伝神②~⑥宣伝使⑦なし
* 御、愛(212頁~):①宣伝神★②~⑦宣伝使
* 校(212頁~):①~⑦宣伝使
{{rm|6|36|三五教}}:12ヶ所
* 初:①~⑫宣伝神
* 三、御、校、愛:①~⑫宣伝使
第37章以降は未調査


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[[Category:霊界物語の諸本相違点]]
[[Category:霊界物語の諸本相違点]]