「シメジ峠」の版間の差分
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+ | * シメジ峠を挟んで[[フサの国]]の[[玉木村]]と[[ビクの国]]は隣接している。<ref>{{rm|54|11|道晴別}}で、[[道晴別]]が[[ビクの国]]の[[ビクトル山]]を右手に見て通り過ぎ、[[シメジ峠]]の登り口で、[[玉木村]]からビクトル山に向かう三人の男(玉木村の豪農[[テームス]]の僕[[シーナ]]たち)と出会い、頂上で二人のバラモン兵([[フエル]]、[[ベット]])と出会い、坂を下って玉木村に着いているので、シメジ峠を挟んでビクの国と玉木村は隣接していると言える。</ref> | ||
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− | * [[バラモン軍]]の[[鬼春別]]、[[久米彦]] | + | * [[バラモン軍]]の[[鬼春別]]、[[久米彦]]両将軍と共に、馬でビクトリヤの都を立ち去った[[ヒルナ姫]]、[[カルナ姫]]は、シメジ峠の麓に着いた。ここから先は徒歩でないと登れないため両将軍を始め全兵士は馬から降りるが、そのすきにヒルナ姫とカルナ姫は馬に乗って逃げ出した。〔{{rm|53|22|天祐}}〕 |
* [[道晴別]]は師匠の[[治国別]]の後を追い、シメジ峠の登り口までやって来た。そこでフサの国の[[玉木村]]<ref>{{rm|54|17}}:「私はフサの国、玉木村のテームスの娘スミエルと申します」</ref>の豪農の僕だという三人の男と出会う。主人[[テームス]]の娘二人([[スミエル]]、[[スガール]])が[[猪倉山]]の鬼春別の部下に誘拐されてしまい、助けて欲しいというので、村に向かうため一緒に峠を登る。すると山頂で二人のバラモン兵([[ベット]]、[[フエル]])と遭遇する。誘拐犯の一味である。道晴別は二人に霊縛をかけて一緒に峠を下り、玉木村のテームスの屋敷まで連れて行く。〔{{rm|54|11|道晴別}}〕 | * [[道晴別]]は師匠の[[治国別]]の後を追い、シメジ峠の登り口までやって来た。そこでフサの国の[[玉木村]]<ref>{{rm|54|17}}:「私はフサの国、玉木村のテームスの娘スミエルと申します」</ref>の豪農の僕だという三人の男と出会う。主人[[テームス]]の娘二人([[スミエル]]、[[スガール]])が[[猪倉山]]の鬼春別の部下に誘拐されてしまい、助けて欲しいというので、村に向かうため一緒に峠を登る。すると山頂で二人のバラモン兵([[ベット]]、[[フエル]])と遭遇する。誘拐犯の一味である。道晴別は二人に霊縛をかけて一緒に峠を下り、玉木村のテームスの屋敷まで連れて行く。〔{{rm|54|11|道晴別}}〕 | ||
* [[治国別]]一行4人(他は[[松彦]]、[[竜彦]]、[[万公]])はシメジ峠の急坂を越えて、[[玉木の里]]の里庄[[テームス]]の館へ向かう。〔{{rm|54|21|鼻向}}〕 | * [[治国別]]一行4人(他は[[松彦]]、[[竜彦]]、[[万公]])はシメジ峠の急坂を越えて、[[玉木の里]]の里庄[[テームス]]の館へ向かう。〔{{rm|54|21|鼻向}}〕 |
2019年5月18日 (土) 05:57時点における最新版
シメジ峠(しめじとうげ)は、霊界物語に登場する峠。ビクの国(月の国の中の一国)とフサの国玉木村の境にある。
概要
主なエピソード
- バラモン軍の鬼春別、久米彦両将軍と共に、馬でビクトリヤの都を立ち去ったヒルナ姫、カルナ姫は、シメジ峠の麓に着いた。ここから先は徒歩でないと登れないため両将軍を始め全兵士は馬から降りるが、そのすきにヒルナ姫とカルナ姫は馬に乗って逃げ出した。〔第53巻第22章「天祐」#〕
- 道晴別は師匠の治国別の後を追い、シメジ峠の登り口までやって来た。そこでフサの国の玉木村[3]の豪農の僕だという三人の男と出会う。主人テームスの娘二人(スミエル、スガール)が猪倉山の鬼春別の部下に誘拐されてしまい、助けて欲しいというので、村に向かうため一緒に峠を登る。すると山頂で二人のバラモン兵(ベット、フエル)と遭遇する。誘拐犯の一味である。道晴別は二人に霊縛をかけて一緒に峠を下り、玉木村のテームスの屋敷まで連れて行く。〔第54巻第11章「道晴別」#〕
- 治国別一行4人(他は松彦、竜彦、万公)はシメジ峠の急坂を越えて、玉木の里の里庄テームスの館へ向かう。〔第54巻第21章「鼻向」#〕
- 玉置の村から歩いて来た治道居士(鬼春別が改名)の一行4人の比丘(他は道貫居士、素道居士、求道居士)は、シメジ峠の南麓に着いた。峠を乗り越えて、ビクの国へは立ち寄らずに照国山の谷間の清めの滝に向かって(山伏の修業をするため)進んで行く。〔第55巻第16章「幽貝」#〕