玉木村
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玉木村(たまきむら)は、霊界物語に登場する村。フサの国の猪倉山の山麓にある[1]。
概要
- 別表記:玉置村(たまきむら)
- 表記ゆれ:玉木の村、玉木の里、玉置の村、玉置の里、玉置郷 [2]
- 初出:第54巻第11章「道晴別」#
- 第54巻と第55巻だけに出る。
- 最初は「玉木」だが第55巻第9章以降「玉置」という表記が主になる。理由は不明。
- シメジ峠を挟んで玉木村とビクの国は隣接している。[3]
住民
- テームス:玉木村の里庄・豪農。
- ベリシナ:テームスの妻。
- スミエル:テームスの娘(長女)。
- スガール:テームスの娘(次女)。
- シーナ:テームスの下僕。
- アーシス:テームスの下僕。
- ビク:テームス家の門番。
主なエピソード
第54巻の一部と、第55巻の大部分で、玉木村の里庄テームスの屋敷が舞台となる。
道晴別(治国別の弟子)はテームスと出会い、二人の娘(スミエル、スガール)が猪倉山のバラモン軍に誘拐されたことを知り、猪倉山へ救出に向かうが、捕まって岩窟に閉じ込められてしまう。治国別一行が救い出し、二人の娘をテームス家に連れ帰る。
万公(治国別の弟子の)はテームスの次女スガールと結婚することになり、すっかりこの家の若主人気取りとなる。
バラモン軍の鬼春別や久米彦らは治国別によって改心したが、テームスはそれを信じることが出来ず、敵愾心を抱き続けていた。鬼春別がバラモンの経典を読経すると、テームスは気絶して地獄界をさまようが、鬼春別の精霊が現れてテームスを救った。テームスは感謝して心を改め神に祈ると無事に蘇生することが出来た。
テームスは鬼春別たちと心から和解し、広大な家を開放して三五教の社殿を造ることにした。また山林田畑を村人の共有として、新しき村を作ることになった。
〔第54巻第12章#、第22章#、第55巻第3章#~第14章#、第17章#~第18章#〕