間の国
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間の国(はざまのくに)は、霊界物語に登場する国。高砂島と常世の国の間にある[1]。
概要
- 表記ゆれ:はざまの国、ハザマの国、はざまの地峡国(ちきょうこく)
- 別称:間の郷(はざまのさと)、間の里
- 初出:第9巻凡例#(間の国)、第9巻第27章「月光照梅」#(はざまの国)
- 「地峡」とは「二つの陸地を結びつける、くびれて細くなっている陸地部」〔広辞苑〕の意。海の「海峡」に対応する言葉。
- 間の国は常世神王大国彦の宰相・鷹取別の支配地域で、ウラル教が盛んである。[2] [3]
住民
地理
主なエピソード
第9巻第5篇「百花爛漫」(第27~37章)で舞台となる。
間の国の酋長・春山彦の館で、松竹梅の宣伝使を匿っていたことが発覚し、常世神王(ウラル教)の手下の捕り手が捕まえにやって来るが、鬼武彦の部下の白狐が身代わりになったので助かった。春山彦の娘の秋月姫、深雪姫、橘姫の三姉妹(月雪花の宣伝使)は、松竹梅の宣伝使に感化され、一緒に宣伝の旅に出る。
現実の間の国
中米のパナマ[4]。
脚注
- ↑ 第9巻第27章「月光照梅」#:「太平洋の波高く 大西洋に包まれし 高砂島と常世国 陸地と陸地、海と海 つなぐはざまの地峡国」
- ↑ 第9巻第27章「月光照梅」#:丙(春山彦)のセリフ「この国はウラル彦の教の盛んな所で、三五教のアの字を言つても、酷い成敗に遇はねばならぬ危い所でございます」
- ↑ 第9巻第34章「森林の囁」#:「勿体なくも常世神王の御領分、鷹取別が管掌の下に、ウラル教を以て教を樹つる間の国」
- ↑ 第9巻凡例#:「巻中テルの国とは智利、ヒルの国とは秘露、ハルの国とは伯刺西爾、カルの国とは哥倫比亜、ウヅの国とは亜爾然丁、目の国とは北米の墨西哥国、間の国とは同じく巴奈馬国(パナマこく)を指したものであります」