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'''醜の岩窟'''(しこのいわや)は、[[霊界物語]]に登場する岩窟。フサの国のフル野ケ原にある。
固有名詞というよりは、魔が棲む岩窟というような意味の普通名詞のようである。
== 概要 ==
* 表記ゆれ:醜の巌窟、醜の窟(しこのいわや)
* 初出:{{rm|13|8|醜の窟}}
* 6つの入口(穴)がある。<ref>{{rm|13|8|醜の窟}}:「醜の窟には六個の入口がある」、{{rm|13|11|怪しの女}}:「醜の巌窟の六つの穴」</ref>
== 主なエピソード ==
第13巻第8~21章で醜の岩窟が舞台となる。[[半ダース宣伝使]]が岩窟を出たり(幻覚)また戻ったりしながら、身魂磨きの旅を続け、最後には六人の[[本守護神]]が現れる。
* [[フサの都]]へ向かう[[半ダース宣伝使]]は、醜の岩窟に入って進んで行く。小さな部屋があり、美人の女宣伝使がいたが、妖怪変化であった。さらに進んで行くと、大きな広場があり、空が見えた。[[天の鳥船]]が降りて来て、[[日の出別命]]と女宣伝使と[[鷹彦]]が乗っていた。他の五人を乗せると鳥船は空に姿を隠した。〔{{rm|13|8|醜の窟}}~{{rms|13|13|上天丸}}〕
* しかし[[音彦]]、[[亀彦]]、[[駒彦]]の三人は気がつくと[[フル野ケ原]]にいた。歩いて行くと巨大な蛙([[蟒の野呂公]])と出会う。荒野を進んで行くが、気がつくと三人は醜の岩窟の中をさまよっていた。〔{{rm|13|14|蛙船}}~{{rms|13|15|蓮花開}}〕
* 三人は[[弥次彦]]・[[与太彦]]と出会い、[[臥竜姫]]という美人の館へ案内される。館に入ると上空が開け、日の出別命が乗った天の鳥船が見えた。一同は野原にいた。そこへ[[出雲姫]]という三五教の宣伝使が現れ、日の出別命の元へ案内される。[[タカオ山脈]]の[[コシの峠]]の麓の岩石の上で、[[日の出別命]]、[[鷹彦]]、[[岩彦]]、[[梅彦]]が待っていた。だが気がつくと三人([[音彦]]、[[亀彦]]、[[駒彦]])は、岩窟の中の臥竜姫の館の中にいた。〔{{rm|13|16|玉遊}}~{{rms|13|19|馳走の幕}}〕
* 三人はようやく心の岩戸が開けた。ここは岩窟の中心地点であり、この岩窟は[[木花咲耶姫命]]の経綸の聖場であって、[[高照姫神]]が鎮まる御舎であった。三人は心を改めて岩窟の探険を続ける。すると岩彦、梅彦、鷹彦の三人と出会う。そこへ火光が落下して爆発した。〔{{rm|13|20|宣替}}〕
* 火弾は女神([[木花姫]]の和魂)の姿となり、五人の御魂が開けたことを告げる。しかし岩彦はまだ開けていない。闇の中に五柱の女神([[本守護神]])と一柱の鬼([[副守護神]])が現れた。それぞれ名札がついており、女神には五人の名が、鬼には岩彦の名がついていた。岩彦は自分の副守護神の姿を見て思い知らされ、ようやく岩彦の本守護神も現れた。一行は醜の岩窟を出て、[[コシの峠]]へ進んで行く。〔{{rm|13|21|本霊}}〕
{{デフォルトソート:しこのいわやふるのかはら}}
[[Category:霊界物語の地名]]
'''醜の岩窟'''(しこのいわや)は、[[霊界物語]]に登場する岩窟。フサの国のフル野ケ原にある。
固有名詞というよりは、魔が棲む岩窟というような意味の普通名詞のようである。
== 概要 ==
* 表記ゆれ:醜の巌窟、醜の窟(しこのいわや)
* 初出:{{rm|13|8|醜の窟}}
* 6つの入口(穴)がある。<ref>{{rm|13|8|醜の窟}}:「醜の窟には六個の入口がある」、{{rm|13|11|怪しの女}}:「醜の巌窟の六つの穴」</ref>
== 主なエピソード ==
第13巻第8~21章で醜の岩窟が舞台となる。[[半ダース宣伝使]]が岩窟を出たり(幻覚)また戻ったりしながら、身魂磨きの旅を続け、最後には六人の[[本守護神]]が現れる。
* [[フサの都]]へ向かう[[半ダース宣伝使]]は、醜の岩窟に入って進んで行く。小さな部屋があり、美人の女宣伝使がいたが、妖怪変化であった。さらに進んで行くと、大きな広場があり、空が見えた。[[天の鳥船]]が降りて来て、[[日の出別命]]と女宣伝使と[[鷹彦]]が乗っていた。他の五人を乗せると鳥船は空に姿を隠した。〔{{rm|13|8|醜の窟}}~{{rms|13|13|上天丸}}〕
* しかし[[音彦]]、[[亀彦]]、[[駒彦]]の三人は気がつくと[[フル野ケ原]]にいた。歩いて行くと巨大な蛙([[蟒の野呂公]])と出会う。荒野を進んで行くが、気がつくと三人は醜の岩窟の中をさまよっていた。〔{{rm|13|14|蛙船}}~{{rms|13|15|蓮花開}}〕
* 三人は[[弥次彦]]・[[与太彦]]と出会い、[[臥竜姫]]という美人の館へ案内される。館に入ると上空が開け、日の出別命が乗った天の鳥船が見えた。一同は野原にいた。そこへ[[出雲姫]]という三五教の宣伝使が現れ、日の出別命の元へ案内される。[[タカオ山脈]]の[[コシの峠]]の麓の岩石の上で、[[日の出別命]]、[[鷹彦]]、[[岩彦]]、[[梅彦]]が待っていた。だが気がつくと三人([[音彦]]、[[亀彦]]、[[駒彦]])は、岩窟の中の臥竜姫の館の中にいた。〔{{rm|13|16|玉遊}}~{{rms|13|19|馳走の幕}}〕
* 三人はようやく心の岩戸が開けた。ここは岩窟の中心地点であり、この岩窟は[[木花咲耶姫命]]の経綸の聖場であって、[[高照姫神]]が鎮まる御舎であった。三人は心を改めて岩窟の探険を続ける。すると岩彦、梅彦、鷹彦の三人と出会う。そこへ火光が落下して爆発した。〔{{rm|13|20|宣替}}〕
* 火弾は女神([[木花姫]]の和魂)の姿となり、五人の御魂が開けたことを告げる。しかし岩彦はまだ開けていない。闇の中に五柱の女神([[本守護神]])と一柱の鬼([[副守護神]])が現れた。それぞれ名札がついており、女神には五人の名が、鬼には岩彦の名がついていた。岩彦は自分の副守護神の姿を見て思い知らされ、ようやく岩彦の本守護神も現れた。一行は醜の岩窟を出て、[[コシの峠]]へ進んで行く。〔{{rm|13|21|本霊}}〕
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[[Category:霊界物語の地名]]