竜の宮居 (豪大陸)

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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この項目では、竜宮島(現代のオーストラリア大陸)にある竜の宮居について説明しています。その他については「竜の宮居 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

竜の宮居(たつのみやい)は、霊界物語に登場する宮。竜宮島諏訪の湖にある、玉依姫命の館のこと。

概要

  • 別称:竜宮、竜宮城[1]
  • 初出:第24巻第15章諏訪湖#[2]
  • 岸から船で行くと、女島男島(雄島)などの浮島があり、その先に竜の宮居がある。[3]
  • 朱欄碧瓦の楼門が雲を圧して聳え立っている[4]

主なエピソード

  • モンキーは竜宮(竜の宮居)に上陸し、金色に光る砂浜を歩き、金銀色に光り輝く岩窟の中を進んで行くと、青、赤、紫、白、黄の五つの玉が目も眩むばかりの光を放射し出した。紫の玉には初稚姫の、赤い玉には玉能姫の、青い玉には玉治別の、白い玉には久助の、黄色の玉にはお民の顔がありありと映っていた。モンキーはこれを見るとたちまちその場に倒れてしまった。〔第25巻第10章開悟の花#
  • 黄竜姫梅子姫友彦テールス姫蜈蚣姫の五人は、諏訪の湖の岸辺から、清公チャンキーモンキーアイルテーナの五人が漕ぐ神船に乗り、数多の浮島を越え、竜宮(竜の宮居)に上陸した。朱欄碧瓦の楼門を入り、奥の殿内に入ると、初稚姫玉能姫玉治別久助お民の五人がいる。そこで玉依姫命から五つの麻邇宝珠の玉を受け取る。五人の侍女が運んで来た天火水地結の五色の玉を、玉依姫命は手に取り、紫の玉は初稚姫に渡し、初稚姫はそれを梅子姫に渡す。赤色の玉は玉能姫を経由して蜈蚣姫に、青色の玉は玉治別を経由して黄竜姫に、白色の玉は久助を経由して友彦に、黄色の玉はお民を経由してテールス姫に渡した。無言のまま行われ、玉依姫命は奥殿に姿を隠した。梅子姫ら15人は竜宮を去り、諏訪の湖の岸辺に着く。(そこから八咫烏に乗り由良の港へ帰還する) 〔第25巻第16章真如の玉#

脚注

  1. 第25巻第15章改心の実#:「地恩城を後に数百里、山路を越えて玉野原の諏訪の湖の竜宮城に進むこととなつた」、第26巻第2章真心の花(一)#:「朱欄碧瓦の竜宮城 玉依姫の御館」、など
  2. 第24巻第15章諏訪湖#:(玉依姫命のセリフ)「妾はこれにて暫く竜の宮居に帰り時を待たむ」
  3. 第25巻第9章信仰の実#第10章開悟の花#
  4. 第25巻第16章真如の玉#