ツミの島
Jump to navigation
Jump to search
ツミの島(つみのしま)は、霊界物語に登場する島。テルモン湖の真ん中にある。
概要
- 表記ゆれ:ツミ島(つみじま)
- 第58巻第8章「孤島」#~第10章「報恩」#だけに出る。
- 島全体が岩に包まれ、笹草が少しばかり点々と生えている。
- この島は罪人を流して、食べ物を与えず、死なさせる島である。流された人は貝や蟹を採って命を繋ぎ、骨と皮だけの餓鬼のようになり、死んで行く。[1]
主なエピソード
バラモン教の5人の男が、大黒主からある使命を帯びて、船を漕いで北に向かって進む途中、暴風に遭って暗礁に衝突し、船は木っ葉微塵となった。2人は行方不明となったが、3人はツミの島に漂着した。この3人はハール、ヤッコス、サボールで、バラモン教で名高き荒くれ男のヤンチャ者である。
3人は磯辺で食べ物を探すが見つからない。ツミの島には殺人罪で流された2人の男ダル、メートがいた。3人は岩窟でこの2人の男を見つけると、殺して食糧にしようと襲い掛かる。
そこへ玉国別一行が乗った船が現れた(3人が漂流してから二時ばかり後のこと[2])。玉国別は5人を船に救い、南へと進んで行く。