ゼムの町(ぜむのまち)は、霊界物語に登場する町。ウヅの国にある。
第29巻第16章「波の響」#に1回だけ出る。「船は三日三夜さ海上を逸走し、漸くゼムの港に安着した。高姫一行四人はここに上陸し、ゼムの町を二三里許り隔てたる天祥山の大瀑布に御禊をなすべく、意気揚々として、宣伝歌を歌ひ乍ら山深く進み入りにける」