玉の湖 (ウヅの国)

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この項目では、ウヅの国にある玉の湖について説明しています。その他の用法については「玉の湖」をご覧ください。

玉の湖(たまのみずうみ)は、霊界物語に登場する湖。高砂島ウヅの国の大原野・櫟ケ原(くぬぎがはら)にある。

概要

  • 初出:第29巻第14章カーリン丸#
  • 第29巻だけに出る。
  • 第13章愛流川#に「原野の中の大湖水」が登場するが、それが玉の湖である。ただし「玉の湖」という名前は出ない。
  • 東西50里、南北35里ぐらいの大湖水。瓢箪を縦に割って半分を仰向けにしたような形をしている。[1]

主なエピソード

高姫日の出姫の神示[2]によってアマゾンに行くことになった。

アルの港から舟に乗るため、常彦春彦と共にアルゼンチン(ウヅの国)の大原野の櫟ケ原を東へ進んで行く。大湖水(玉の湖)に行き当たり、左へ回って進むことにする。一里ほど進むと椰子樹の森があり、そこで一夜を明かした。

翌朝、そこに神の姿をした石が立っていることに気づく。その石像の裏には、鷹依姫竜国別テーリスタンカーリンスの一行4人が改心した記念にこの石像を刻んだことが記してあった。高姫は罪滅ぼしのために(高姫が、鷹依姫たちに黄金の玉を探すよう命じた)この石像を鷹依姫たちだと思って背負って行くことにする。「これが家々に、小さき地蔵を造り、屋敷の隅に、石を畳み、其上に祀ることとなつた濫觴である」。

高姫は石像を背負い、湖畔を東へと進んで行く。湖に、美しい五色の縦筋や横筋の入った魚がいた。玉の湖の錦魚(にしきうお)、別名・金魚と呼ぶ。高姫はこの魚を見て神様の御経綸を思い、経糸はジッとしていればよいのに、緯糸以上に藻掻くものだから、さっぱりワヤになってしまったのだ、と自分の行いを反省する。〔第29巻第14章カーリン丸#

脚注