勝彦 (道彦)

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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この項目では、後に道彦と改名した勝彦について説明しています。その他の勝彦については「勝彦 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

勝彦(かつひこ)は、霊界物語の登場人物。第11巻では勝公(かつこう)という名でウラル教目付として登場する。第14~15巻では三五教宣伝使として登場する。第15巻で道彦(みちひこ)と改名する。

概要

主なエピソード

  • ウラル教に捕まり小鹿峠の岩窟の中に幽閉されていたところを、弥次彦与太彦らに救出される。〔第14巻第6章楽隠居#
    • 岩窟の中で勝彦は、弥次彦との会話の中で自分の経歴を次のように説明している。──元はウラル教の信者だったが、黒野ケ原で孔雀姫に巡り会い、改心して三五教になった。神様の御用に立ちたいため、元のウラル教にいったん復帰して、捕手となった。三五教の宣伝使が二人の供を連れて関所に迷い込んで来たとき、同僚が出刃包丁で猪を料理しており、宣伝使を荒料理してやろうか(つまり刺してやろうか)と言うので、宣伝使に目配せしたら、逃げ去った(これは第13巻第24章大活躍」/a497-a515#で、音彦が弥次彦・与太彦を連れて、ウラル教の捕手たちから逃げている途中、「大きな館」に逃げ込み、一人の男が目配せしたので、板戸を押して逃げ去ったエピソードを指している)。三五教に味方をしたため、仲間に怪しまれ、懲らしめのためにここに昨日から無期限で押し込められた。
  • 弥次彦とともに暴風に吹き上げられ、幽界旅行をする。〔第14巻第7章#第8章#
  • 弥次彦与太彦、勝彦はそれぞれ安彦国彦道彦と改名し、太玉命の従者となる[3]。太玉命一行はバラモン教の鬼雲彦が支配する顕恩郷に乗り込むが、3人はエデン河を渡る際、バラモン教に攻撃され、濁流に呑まれて行方不明になってしまう。〔第15巻第1章破羅門#第15巻第2章途上の変#
  • 安彦、国彦、道彦の3人に田加彦百舌彦を加えた計5人は、幽界旅行し、一途の川で2人の婆と会う。妙音菩薩に救われ、現界に戻る。〔第15巻第5章五天狗#第7章釣瓶攻#
  • 5人は北山のウラナイ教の本部で、高姫黒姫に遭遇する。出刃包丁を持った2人に追いかけられ、床に散ったとろろ汁に足を滑らせる。〔第15巻第8章ウラナイ教#第9章薯蕷汁#

脚注

  1. 第11巻第7章露の宿#:「又もや群衆の中より頑丈な一人の男、鉄棒を携へ現はれ来たり」
  2. 第14巻第6章楽隠居#:「どうやら斯うやら数へ年の三十だよ」
  3. 第15巻第1章破羅門#:「この安彦と云ふは弥次彦の改名、国彦は与太彦の改名、道彦勝彦の改名せし者なり。」

関連項目