勝公 (曖昧さ回避)
勝公(かつこう)は、霊界物語に登場する人物。6人いる。
- 第11巻に登場する勝公は、ウラル教の目付。北の森 (新玉原)で東彦・高彦らを襲うが、逆に東彦に霊縛をかけられてしまう[1]。後に、明志の湖を渡る明志丸の船上で三五教に改宗している[2]。黒野ケ原の孔雀姫(松代姫)の館に留まり、松代姫に代わって三五教を宣伝することになる[3]。初出:第11巻第7章「露の宿」#:「又もや群衆の中より頑丈な一人の男、鉄棒を携へ現はれ来たり」。
- 第14巻に登場する勝公は、三五教の宣伝使の勝彦のこと。 →「勝彦 (道彦)」を見よ
- 第19巻に登場する勝公は、来勿止神の関所の門番。やって来た松姫を応対する。初出:第19巻第14章「声の在所」#:「門番の一人甲は、横門を押し開け出で来り」(この甲が勝公。同僚の乙の名前は不明)。
- 第27巻に登場する勝公は、桶伏山の東麓にある高姫の館の門番。同僚に安公がいる。訪れた高山彦や黒姫を応対する。第27巻第1章#と第2章#だけに出る。
- 第37巻に登場する勝公は、上田喜三郎の家の隣に住んでいるデモ侠客で、浄瑠璃友達[4]。たいていは「嘘勝(うそかつ)」という仇名で呼ばれているが、第37巻第5章「松の下」#で1回だけ「勝公」と呼ばれている。本名は上田勝吉[5]。弟に上田長吉がいる。 →「上田勝吉」を見よ
- 第47巻に登場する勝公は、治国別の弟子・竜公の別名。第47巻第3章「寒迎」#で1回だけ「又の名を勝公さまだ」と名乗っている。 →「竜公」を見よ
関連項目
- 勝彦:複数いる。