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'''竜の宮居'''(たつのみやい)は、[[霊界物語]]に登場する宮。[[竜宮島 (豪大陸)|竜宮島]]の諏訪の湖にある、玉依姫命の館のこと。
== 概要 ==
* 別称:竜宮、竜宮城<ref>{{rm|25|15|改心の実}}:「地恩城を後に数百里、山路を越えて玉野原の諏訪の湖の'''竜宮城'''に進むこととなつた」、{{rm|26|2|真心の花(一)}}:「朱欄碧瓦の'''竜宮城''' 玉依姫の御館」、など</ref>
* 初出:{{rm|24|15|諏訪湖}}<ref>{{rm|24|15|諏訪湖}}:(玉依姫命のセリフ)「妾はこれにて暫く'''竜の宮居'''に帰り時を待たむ」</ref>
* 岸から船で行くと、[[女島]]、[[男島]](雄島)などの浮島があり、その先に竜の宮居がある。<ref>{{rm|25|9|信仰の実}}~{{rms|25|10|開悟の花}}</ref>
* 朱欄碧瓦の楼門が雲を圧して聳え立っている<ref>{{rm|25|16|真如の玉}}</ref>。
== 主なエピソード ==
* [[モンキー]]は竜宮(竜の宮居)に上陸し、金色に光る砂浜を歩き、金銀色に光り輝く岩窟の中を進んで行くと、青、赤、紫、白、黄の五つの玉が目も眩むばかりの光を放射し出した。紫の玉には[[初稚姫]]の、赤い玉には[[玉能姫]]の、青い玉には[[玉治別]]の、白い玉には[[久助]]の、黄色の玉には[[お民]]の顔がありありと映っていた。モンキーはこれを見るとたちまちその場に倒れてしまった。〔{{rm|25|10|開悟の花}}〕
* [[黄竜姫]]、[[梅子姫]]、[[友彦]]、[[テールス姫]]、[[蜈蚣姫]]の五人は、[[諏訪の湖]]の岸辺から、[[清公]]、[[チャンキー]]、[[モンキー]]、[[アイル]]、[[テーナ]]の五人が漕ぐ神船に乗り、数多の浮島を越え、竜宮(竜の宮居)に上陸した。朱欄碧瓦の楼門を入り、奥の殿内に入ると、[[初稚姫]]、[[玉能姫]]、[[玉治別]]、[[久助]]、[[お民]]の五人がいる。そこで[[玉依姫命]]から五つの[[麻邇宝珠]]の玉を受け取る。五人の侍女が運んで来た天火水地結の五色の玉を、玉依姫命は手に取り、紫の玉は初稚姫に渡し、初稚姫はそれを梅子姫に渡す。赤色の玉は玉能姫を経由して蜈蚣姫に、青色の玉は玉治別を経由して黄竜姫に、白色の玉は久助を経由して友彦に、黄色の玉はお民を経由してテールス姫に渡した。無言のまま行われ、玉依姫命は奥殿に姿を隠した。梅子姫ら15人は竜宮を去り、諏訪の湖の岸辺に着く。(そこから[[八咫烏]]に乗り由良の港へ帰還する) 〔{{rm|25|16|真如の玉}}〕
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:たつのみやいこうたいりく}}
[[Category:霊界物語の宮]]
'''竜の宮居'''(たつのみやい)は、[[霊界物語]]に登場する宮。[[竜宮島 (豪大陸)|竜宮島]]の諏訪の湖にある、玉依姫命の館のこと。
== 概要 ==
* 別称:竜宮、竜宮城<ref>{{rm|25|15|改心の実}}:「地恩城を後に数百里、山路を越えて玉野原の諏訪の湖の'''竜宮城'''に進むこととなつた」、{{rm|26|2|真心の花(一)}}:「朱欄碧瓦の'''竜宮城''' 玉依姫の御館」、など</ref>
* 初出:{{rm|24|15|諏訪湖}}<ref>{{rm|24|15|諏訪湖}}:(玉依姫命のセリフ)「妾はこれにて暫く'''竜の宮居'''に帰り時を待たむ」</ref>
* 岸から船で行くと、[[女島]]、[[男島]](雄島)などの浮島があり、その先に竜の宮居がある。<ref>{{rm|25|9|信仰の実}}~{{rms|25|10|開悟の花}}</ref>
* 朱欄碧瓦の楼門が雲を圧して聳え立っている<ref>{{rm|25|16|真如の玉}}</ref>。
== 主なエピソード ==
* [[モンキー]]は竜宮(竜の宮居)に上陸し、金色に光る砂浜を歩き、金銀色に光り輝く岩窟の中を進んで行くと、青、赤、紫、白、黄の五つの玉が目も眩むばかりの光を放射し出した。紫の玉には[[初稚姫]]の、赤い玉には[[玉能姫]]の、青い玉には[[玉治別]]の、白い玉には[[久助]]の、黄色の玉には[[お民]]の顔がありありと映っていた。モンキーはこれを見るとたちまちその場に倒れてしまった。〔{{rm|25|10|開悟の花}}〕
* [[黄竜姫]]、[[梅子姫]]、[[友彦]]、[[テールス姫]]、[[蜈蚣姫]]の五人は、[[諏訪の湖]]の岸辺から、[[清公]]、[[チャンキー]]、[[モンキー]]、[[アイル]]、[[テーナ]]の五人が漕ぐ神船に乗り、数多の浮島を越え、竜宮(竜の宮居)に上陸した。朱欄碧瓦の楼門を入り、奥の殿内に入ると、[[初稚姫]]、[[玉能姫]]、[[玉治別]]、[[久助]]、[[お民]]の五人がいる。そこで[[玉依姫命]]から五つの[[麻邇宝珠]]の玉を受け取る。五人の侍女が運んで来た天火水地結の五色の玉を、玉依姫命は手に取り、紫の玉は初稚姫に渡し、初稚姫はそれを梅子姫に渡す。赤色の玉は玉能姫を経由して蜈蚣姫に、青色の玉は玉治別を経由して黄竜姫に、白色の玉は久助を経由して友彦に、黄色の玉はお民を経由してテールス姫に渡した。無言のまま行われ、玉依姫命は奥殿に姿を隠した。梅子姫ら15人は竜宮を去り、諏訪の湖の岸辺に着く。(そこから[[八咫烏]]に乗り由良の港へ帰還する) 〔{{rm|25|16|真如の玉}}〕
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:たつのみやいこうたいりく}}
[[Category:霊界物語の宮]]