遷宅婆
遷宅婆(せんたくばば)は、霊界物語第16巻第18章#の章題。
「洗濯婆」のもじり。
三五教の悦子姫一行は、魔窟ケ原の衣懸松の麓の藁小屋(高姫の隠れ家)で、ウラナイ教の黒姫と出会う。口論となり、青彦(ウラナイ教から三五教に改心した)は黒姫に〈人生は僅か五十年、五十の坂を越えよつて白粉をつけて俏した処で地獄の鬼は惚れては呉れはせぬぞ、三途川の鬼婆の姉妹と取り違へられて、冥土に行つても又大々的排斥をせらるるのは判を捺した様なものだ、本当に困つた婆だな〉と罵る。
「三途川の鬼婆」とは、「洗濯婆」(脱衣婆とも呼ぶ)のことである。
この小屋は以前に焼けてしまい〔第16巻第8章「衣懸松」#参照〕また同じ場所に新たに小屋を建てた[1]。つまり「宅を遷った婆」なので「遷宅婆」。